キャンプの醍醐味のひとつといえば、アウトドア料理。気の置けない仲間たちとワイワイしながら食材を選んだり、慣れないクッキングギアに苦戦したりするのも楽しい時間ですが、普段はキッチンに立つことが少ないパパにとっても、またとない腕の見せどころ。カンタンな料理でも驚くほど美味しく感じるのは、アウトドアという“非日常”がもたらす魔法とも言えるでしょう。
そこで今回は、東京・水道橋に位置する「BASE CAMP(ベースキャンプ)」の店長 A-sukeさんに、寒い季節の定番料理でもある“鍋”を主役に、冬キャンプにおすすめしたいレシピ3品と、便利なアウトドア・クッキングギアをご紹介いただきました。
冬の“キャンプめし”を成功させる秘訣は、時短とツール選びにあり!
A-sukeさんは、東京・水道橋のアウトドアカフェ&バー『ベースキャンプ(BASE CAMP)』のオーナーにして料理人。ブッシュクラフト(※持ち物を可能な限りコンパクトにし、自然にあるものだけを利用して過ごすこと)的な焚き火料理やダッチオーブン料理、そして燻製といった“男前”な料理を得意としており、休日はフライフィッシング、ハンティング、キノコ狩りや山菜採りに繰り出すなど、アウトドアと食を結ぶ遊びに精通した“キャンプめし”のプロとして、多くのアウトドア・ファンやメディアから信頼されています。
冬キャンプにおすすめ! 使用ツールのご紹介
冬場は気を抜くとあっという間に料理が冷めてしまうため、時短とツール選びが成功の秘訣。今回はカラダを温めてくれる“鍋”が主役ということで、実際の冬キャンプを想定し、ダッチオーブン料理を予熱で調理&保温する話題の『エミール(eMEAL)』と『ステンレスダッチオーブン』を使用しました。
ダッチオーブン専用の保温・保冷調理器。予熱で調理するから時間を有効に使えて、食材を焦がしたり煮崩れさせてしまう心配がありません。また、保冷剤を使えば冷たいデザート作りも可能ですし、トランクルームに積みっぱなしでもジャマにならないサイズ感もポイント。往路ではクーラーボックス代わりに使えば、よりスペースが節約できそう!
「煮る」「炒める」「蒸す」「焼く」の4つの調理方法をこなせるダッチオーブン。オールステンレス製だから使いはじめに行う慣らし作業(シーズニング)が不要で、アウトドアはもちろん家庭のキッチンでも使えるだけでなく、耐久性も折り紙つき。『エミール』と併用する場合は、10インチ以下のサイズを選んでください。
では、最新の“男前キャンプめし”レシピをご覧ください!
★レシピ①:手軽に味付けも決まる、ブロッコリーと半熟卵の温サラダ
★レシピ②:ゴロゴロ具入りの濃厚ブイヤベース
★レシピ③:甘い香りがクセになる、リンゴとクリームチーズのホットサンド
text by UK
photo by 大石隼土