神奈川県厚木市の地ビールメーカー、サンクトガーレンがバレンタイン向けのチョコレート風味ビール、通称“チョコビール”を4種の味で2017年1月7日(土)から一斉発売開始!
お菓子のチョコレートを使った甘いビールではなく、ビールの原料だけでチョコレート風味を引き出しているものです。
通常のビールに使うベース麦芽は約85度で焙煎されているところを、チョコビールに使う麦芽は約160度の高温で焙煎されています。そのチョコレート麦芽からダークな色や、カカオのような香ばしい香り、ビターチョコやコーヒーを思わせるほろ苦さを引き出しており、甘いものが苦手な方にオススメのビールです。
4種の味を一斉発売。発売12年目となる「インペリアルチョコレートスタウト」をはじめ、1本に1万粒の黒ごまを使用した「セサミチョコレートスタウト」、マーマレードに使われる橙(だいだい)オレンジを使用した「オレンジチョコレートスタウト」、パプアニューギニア産バニラで甘い香りをとけこませた「スイートバニラスタウト」4種の味で発売です。
「セサミチョコレートスタウト」は、4種の中で唯一の2017年限定商品です。1回の仕込みに約200kgの黒ごまを使用されており、ボトル(330ml)1本あたり約1万粒のごまを使っている計算です。ごま特有の香ばしい風味を活かすため仕込み直前にすって、麦汁をつくる際のマッシュイン時、麦汁の煮沸時、二次発酵時と3段階に分けて投入されています。
チョコビール醸造風景
PRODUCT INFORMATION
インペリアルチョコレートスタウト
2006年より毎年バレンタインシーズンに限定販売している“チョコビール”の代名詞的商品。累計販売本数は23万本を超えます。通常の黒ビールの2.5倍以上の原料を使用しているにもかかわらず、1回の仕込みで通常ビールの半分程度しか量が出来ない、超特濃ビール。泡はシェイクのように固く真っ黒で、フルボディの赤ワインに負けない飲み応えがあります。アルコールが9%あり、ワインのように2年間熟成が可能です。
セサミチョコレートスタウト
1回の仕込みに200kgの黒ごまを使用(330mlボトル換算で1万粒のごまを使っている計算)。ごまは特有の香ばしい香りを最大限に活かすため、醸造の直前にすっています。すった黒ごまは、麦汁をつくるマッシュイン時、麦汁煮沸時、二次発酵時の3回に分けて投入。泡はまるで黒ごまチョコムースのようにもっちり濃厚です。黒ごまの香ばしく濃厚な風味はチョコビールとも相性抜群。初めての和テイストのチョコビールです。
オレンジチョコレートスタウト
マーマレードに使われる“橙(だいだい)”というオレンジを皮ごと細かく刻み、ジャムをつくるように長時間煮込んで風味を凝縮。それをビールになる前の麦ジュース、麦汁(ばくじゅう)に合わせて発酵させました。オレンジの皮も実も丸ごと使用しているため、飲んだ後にはマーマレードのような皮の苦味が残ります。オレンジピールにチョコレートをコーティングしたお菓子“オランジェ”をイメージしたビールです。
スイートバニラスタウト
エスプレッソのように濃厚な黒ビールにバニラの香りを溶け込ませました。エッセンスなどの人工物は添加せず、一流パティシエも使用するパプアニューギニア産のAグレードバニラを使用。飲み口は甘くまったりで、後口はバニラチョコのようです。