「大人でもなく子供でもない。じゃあ私たちは何者なんだろう。」
人生の分岐点といわれる25歳
その節目に何を感じているのだろうか?
写真家・Ryoskrr(リョウスケ)が
25人の25歳に「いまの答え」をインタビューし
写真に記録する連載シリーズ。
第四回目となる今回登場するのは、フォトグラファーのSAEKA SHIMADA。
25’s view
SAEKA SHIMADA / フォトグラファー
――自己紹介をお願いします。
SAEKA SHIMADA。25歳。フォトグラファーです。
――25歳の今どんなことを感じていますか?
歳を重ねることに喜びを感じられる人生にしたいですね。
自分がそういう動きをしていれば、そうなると思うので。
だから、私は年齢という点においては
何か特別に感じていることはないですかね。
それよりも、私の場合、音楽やファッションが好き!という気持ちが強くて、
でも何をしたらいいか分からない。。という中で
勢いで上京した20代前半がすごく大変だったので、、
むしろ、「あぁやっと25歳か。25歳でやっとお仕事が貰えて、出来ているのが幸せ。」
という気持ちです。
――あなたがいま持っている、生きていく上での覚悟を教えて下さい。
”平和”に生きていくってことですね!
それは、自分も、みんなも。
例えば、仕事でいうと、撮影の現場で私はみんなを笑顔にしたいし、
「撮影は楽しい!」って私がフォトグラファーで参加する現場の人達には思って欲しいんです。
自分も楽しく、周りも楽しくハッピーにさせられたらいいなあ。
――座右の銘は?
「我が道を行く」ですかね。
とにかく自分のやりたいことをやる!って感じです。
直近のことでいうと、社員だったDroptokyoを辞めて
フリーになった時もすっごく不安だったし、
プライドもあったけど、
その時もあえて先のことは考えないようにしました。
それも、自分の道を切り開いて進んで行くためですね。
――最後に、5年後の自分へ一言お願います。
写真に関して言うと、自分の頭の中で作り上げている
「こういう写真を撮りたい!」という写真を、
現実のものにしていて欲しいですね。
あとは、プライベートで言うと、30歳までに結婚したいですね!
30歳の後半では、田舎で自給自足の生活をするのが夢で。
でもそれは、写真にも共通してくる部分があって、
自分の本当に撮りたい写真って何か?っていう問いの答えって、
「作り込んでないリアルなものを撮る」なんです。
私がこれまで撮ってきたストリートスナップも、もちろんそう。
だからこそ、「自給自足の生活をして、その自然を撮る」というのは、
自分の撮りたい写真にもつながってくるんです。
その自分の撮った写真で、何かを伝えらえたら嬉しいですね。
もちろん、どこへ行ってもいくつになっても、写真は一生撮りますよ!
SAEKA SHIMADA
25歳、フォトグラファー。
熊本出身、1993年生まれ。
幼少期よりHIP HOPやR&Bといった音楽を通してブラックカルチャーに大きく影響を受けてきた。
20歳で上京し写真を撮りはじめる。2015年よりウェブメディアDroptokyoにフォトグラファーとして参画。ストリートスナップやパーティーフォトを精力的に撮影し続け、東京のストリートシーンの第一線で活躍してきた。
これまでにVOGUE girlやNYLON JAPAN、ELLE girl、SHEL’TTER、Ollieといったファッション誌をはじめ、数々のブランドのルックブックやカタログ、E-girlsのオフィシャルライブフォトや会報誌、ドラマ『HiGH&LOW』のスチール撮影などを手がけるなど、その活動は多岐にわたる。
2018年7月よりフリーランスとして活動をスタート。
2019年よりLos Angelesへと拠点を移し活動予定。
Ryoskrr(リョウスケ)
1992年生まれ。
ストリートカルチャーへのアプローチと新たな表現を求めて、NYやLA、イタリアでのスナップからフォトグラファーとしてのキャリアを開始。その他、アーティトや俳優のポートレート、ファッションフォトなど幅広い分野で活動中。渋谷西武×HIDDEN CHAMPION主催の”POP&STREET展 -AN ANNUAL- 2018″に選出されるなど、写真作家としての活動も行なっている。