“always by our side(いつも私たちのそばに)”をコンセプトに、Canonから生まれたスポットライト型スピーカー「albos Light&Speaker」。360°全方位から体感できるクリアなサウンドと様々な角度から対象を照らせるライトにより、日常に彩りを加えてくれる。そんな「albos」とのコラボ企画として、私たちの生活に寄り添い、ライフスタイルを豊かにしてくれる様々なショップを紹介していく本連載

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albos Light&Speaker

今回は、群馬県・桐生市にて“旅、フィールドワークをもっと日常生活へ”をテーマにキュレーションするコンセプトショップ「Purveyors(パーヴェイヤーズ)」をフィーチャー。独自の感性でセレクトされたアウトドアグッズやアパレルなどが、元鉄工所跡地という広大な店内に所狭しと並ぶ国内有数のユニークなショップだ。そのオーナーである小林宏明さんへ、ショップのこだわりや大切にしている価値観などについて話を聞いた。本記事とは別に、「Purveyors」での空間作りや「albos」の使い方の提案などに関してフォーカスした記事も掲載されるので、そちらも併せてチェックしてみて欲しい。

群馬県の東部に位置する桐生市。その町の一角にて、2017年からお店を構える「Purveyors」。東京都内からだと車で2時間程度かかる場所であるにも関わらず、都心から訪れるお客さまも絶えない。桐生には、「Purveyors」がある。そう思わせてくれる求心力がこの店にはあるのだ。

神奈川県で生まれ育ったオーナーの小林さんは、お店を作るまで桐生には全く縁もゆかりもなかったという。「知り合いに会うために初めて桐生へ訪れたとき、川の向こうに山脈が見えて、なんとなく町のサイズ感が分かったんです。京都のように中心街が川と山に挟まれ小さくまとまっていて、町自体をデザインしやすそうという印象があった。それに町として廃れてしまいそうな雰囲気もあったから、今後ハブになるようなお店ができれば、また町のお店もどんどんと復活してくるんじゃないかという考えもありました」。そう小林さんが話す通り、「Purveyors」がこの町にオープンして以降、お店も増え徐々に活気を取り戻しているように思える。

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オーナーの小林宏明さん
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オープンして以降、独自の視点によるインディペンデントで個性的なセレクトショップへと急成長していった「Purveyors」。そもそも店舗名である“Purveyors(パーヴェイヤーズ)”は、調達人や御用達の意。そこには、スタッフ自身が調達人として旅をしながらセレクトした商品が、お客さまの御用達になってくれたらという思いが込められている。

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キャンプ用品が並ぶ「Purveyors」2階
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アパレル用品が並ぶ「Purveyors」3階

「僕はやっぱり旅が大好きなので、旅で着たい、持って行きたいなど、“旅に出たい”という思いを誘発してくれる物や空間でありたいと思っています。例えば、アパレルに関して言えば『Porter Classic』は、まさに旅先で着ることを意識しているし、そんなにゴツゴツとしたデザインをしてないのに着心地がいい。銀座のショップに行くと、僕も旅したくなるんです。今こうやって取扱をさせてもらっていることは有り難いことですし、すごく影響を受ける部分がありますね」。

他にも最近の「Purveyors」にて、小林さんが思い出深かったエピソードについても教えてくれた。「一昨年ぐらいから細野朝士さんという作家の万華鏡をセレクトし始めたのですが、全て一点物で、ネットでは販売できない物なんですけど。それを買ったお客さまが旅に持っていき、旅先で見るんですと言ってくれて。なんて素敵なんだろうと。あと、近所の中学生ぐらいの男の子が、1日中その万華鏡を見て悩んでいたんです。高い物だと1個3万円ぐらいする物もある。その子が家に帰ってから、お年玉か貯金なのか持って自分でまた買いに来た。大人でも躊躇する値段だというのに、それには結構感動してしまいました。単純に物を売っているのではなく、ストーリーを売っている感じがして、店をやっていてよかったなと思います。そこからまたその子と僕たちの人生がドライブしていく、そういう店でありたいなと思います」。

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“always by our side(いつも私たちのそばに)”をコンセプトにしているライト&スピーカーの「albos」も、使う人々の生活に寄り添うことで、様々な物語を紡いでいく。そういうきっかけ作りの一つになる物が、「Purveyors」には溢れている。「僕は自分からやりたい、成し遂げたいなどとあまり思ったことがないんです。自分がというより自分と関わることで、その人の人生が進んでいく、そういう様を見る方が僕は好きな気がしますね。でも、普段はそういうことを意識してはいないかな。周りにいる人を大切に生きているだけな気もします」と、自身の価値観について話をしてくれた。

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2022年には2店舗目となる「Purveyors Nasu Branch」をオープン。翌年には、桐生市の利平茶屋森林公園にキャンプ場をオープン。現在は、北海道で釣り客向けの宿泊施設の開発にも着手しているなど、常にフレッシュな話題を振りまく。本拠地である「Purveyors」は、今後どのようなショップにしていくのだろうか。「サグラダファミリアみたいに常に完成しない場所がいいかもしれないですね。僕は飽きっぽいので、完成したことで満足しちゃう。やっぱり変わってく方がいいですよ。今のところ8年目に入っていますが、一度もこの空間に飽きたことがないし、やっていることにも飽きたことがないので」。音楽アーティストのライブを定期的に行うなど、セレクトショップの可能性を常に拡張し続けていく「Purveyors」。店頭では、「albos」の期間限定展示も行われるので、詳細は下記のインフォメーションからチェックしてみて欲しい。

※Purveyorsでは2024年7月31日(水)〜8月30日(金)の期間限定で「albos」を展示中。

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PHOTO:大石隼土
TEXT:Sota Nagashima
Sponsored by キヤノンマーケティングジャパン(株)

INFORMATION

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albos Light & Speaker

キヤノンが展開するブランド「albos」から生まれたスポットライト型ワイヤレススピーカー。生演奏のような立体感のある上質なサウンドと、対象をピンポイントで照らすライトで、没入感のある空間を演出する。シルバーとブラックの2色展開。フル充電で最大5時間連続再生可能(※ライトを点灯せずに音楽再生のみの場合)な大容量バッテリーを搭載している。
 
約122(台座直径)×310(高さ)mm/約1.6kg/オープン価格

公式HP

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Purveyors

住所:群馬県桐生市仲町2-11-4
営業時間:12:00-19:00
定休日:月・火(祝日の場合は営業)
公式HP

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音楽とalbosのある生活。「Purveyors」編

群馬県桐生市にある、旅とフィールドワークのコンセプトショップ「Purveyors」に音楽や空間作りのこだわりから、「albos」の魅力について話を聞いた。

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