——ビリー・ジョエルのコンサートのオープニング・アクトに選ばれたそうですね。おめでとうございます。このビッグニュースについて教えて下さい。
僕は、ビリー・ジョエルのコンサートのオープニング・アクトをするにあたり、とてもワクワクしています。ビリー・ジョエルは僕が心から尊敬しているミュージシャンであり、この機会を与えられたことは僕にとって誇りです。
——音楽活動のベースはいまはどちらなのでしょうか? また、近況を教えて下さい。
現在は、アメリカツアーの真っ最中です。(5月13日で北米ツアー終了)
——日本の印象を教えて下さい。好きなもの、好きな場所、好きな食べ物なども教えて下さい。
これまで日本で過ごした時間は全部大好きなんです。建物や習慣はアメリカととても異なったもので、僕はそれらの違いからインスパイアを受けています。僕たちが前回日本を訪れた時には、京都のお寺を訪れました。それは僕にとってとても貴重な体験でした。僕は、日本のファッションも好きで東京に行くときは原宿に買い物に行きます。
——5月から流れる日本のビッグなCM(パナソニック)のキャンペーンソングに決まりました。このニュースの感想はいかがでしょうか?
僕は僕の楽曲が、このキャンペーンに選ばれてとても嬉しいです。CMはアーティストにとって大きな意味を持ったものですし、このキャンペーンがきっかけで新しいファンができることを望んでいます。(パナソニック 家電新キャンペーン タイアップソングに決定)
——6月の来日する際に日本で楽しみにしている事、やってみたいことは?
僕は、再び日本に戻ってこれること、新しい曲を日本のリスナーに披露できることにワクワクしています。
Andrew McMahon in the Wilderness – So Close (Official Music Video)
——日本ではアンドリュー・マクマホンの名義でリリースしていますが、本来のプロジェクト名は「アンドリュー・マクマホン・イン・ザ・ウィルダネス」ですよね。この「イン・ザ・ウィルダネス」とはどういう意味なのでしょうか?
このプロジェクトの使命を明記したものになります。私が曲を書く時のゴールはいつ聞いても発見と冒険そして不安な状態になること、つまり新たな分野を求めることです。
——アンドリューさんの音楽は「ピアノ・ロック」という風に表現されることが多いですが、自身ではどう思われますか? 今作はダンサブルな曲も多いですし、その呼び名の範疇では表現しきれないところもある気がしますが。
私はこれまでジャンルに捕らわれないよう努めてきました。私はポップミュージックを作ります。私はメロディー、モダンニズムが好きです。そして近年の私のキャリア方針は私がどのように成長したかを一括したものです。時々、それはダンスミュージック、ロック、悲しいバラードにもなります。それは、私のその時の気持ちに左右されます。
——音楽をはじめたきっかけを教えて下さい。
私はとても幼い時に音楽にのめり込みました。私にとって、ピアノを弾くことそして曲を書くことはコミュニケーションの1つの形となりました。それは、私が誰でどのような人物であったかということに深い意味を与えました。
——2002年にバンド「サムシング・コーポレイト」でデビューして15年ですね。15年経って、バンドではなく、いまソロ・アーティストとしてやっていこうと思ったのはなぜでしょうか?
サムシング・コーポレイトとしての数々のやり方と現在私が取り組んでいることに対するやり方に変わりはありません。私は作曲や他の人と協力をしてこれらの楽曲を作りました。サムシング・コーポレイトのとき、私と他のメンバーは良い意味でバンドが成功するように、自分たちのプライベートな時間を持ち、必要以上に集まりませんでした。ソロとしての活動であるジャックス・マネキン、アンドリュー・マクマホンの両方のプロジェクトは、過去の皆が思う「バンド」というイメージが持つ力から、純粋に私の作った音楽を守るために生まれたと言っても過言ではないです。
——次のバンド「ジャックス・マネキン」はどういう意味なのでしょうか? その後、「ディア・ジャック」というドキュメンタリーが作られたり、「ディア・ジャック基金」が作られていますが、ジャックというのはアンドリューの呼び名なのでしょうか。
私がサムシング・コーポレイトからジャックス・マネキンに移行する際、最初に書いた曲の1つの題名が“Dear Jack”でした。その後、作曲を続け、(後のジャックス・マネキンとしての)プロジェクトを「The Mannequins」と名付けました。それら2つを組み合わせたものが「Jack’s Mannequin」の由来です。ジャックは、私の古くからの友人で彼は小児癌患者でした。その後、私も彼と同様に癌との闘病生活を経たとき「ジャック」という名前は私の心により一層強く残りました。その後、この小児癌プロジェクトとドキュメンタリーを『Dear Jack』と名付けました。
——最初に買ったレコード、最初に行ったコンサートを教えて下さい。
私が一番最初に買ったレコードはパール・ジャムの『10』です。私の初めて行ったコンサートはビリー・ジョエルの<リヴァー・オブ・ドリーム・ツアー>です。
——最近お気に入りの音楽、注目しているアーティストはいますか?
私は、スプーンというバンドの最新アルバムに夢中になっています。
——音楽以外の趣味はありますでしょうか?
私はいくつかの趣味を持っています。ツアー活動、レコーディング活動そして妻と娘といる3つのことは私の仕事です。私は時間が取れるときはヨガと読書をします。私は、パイロットの免許の取得過程ですがこのプロジェクトの二の次となってしまっています。
——日本のアーティスト/音楽で知っているもの、好きなものはありますか?
私はあまり知らないのでなんとも言えないです。
——日本のファンにメッセージをお願いいたします。
アルバムを出すタイミングでの日本での公演は、いつも楽しみにしています。私は、この来日が成功するとともに、日本でのツアー活動へのきっかけとなれば良いなと願っています。
EVENT INFORMATION
アンドリュー・マクマホン 『ファイヤー・エスケイプ』 リリースイベント
2017.06.28(水)
OPEN 20:00/START 20:30
タワーレコード新宿7Fイベントスペース
ミニライブ&サイン会
※タワーレコード新宿店にて『ファイヤー・エスケイプ』をご購入頂いた方に、先着(ご予約者優先)で上記イベント・日時のみ有効の<整理番号付きイベント参加券>を差し上げます。
※対象商品は、6/6(火)の商品入荷後より、タワーレコード新宿店にてご購入いただけます。なお、対象商品のご予約はお電話とタワーレコードホームページ(http://tower.jp/)の店舗予約サービスでも承っております。
※<整理番号付きイベント参加券>は予定枚数に達し次第、配布を終了させて頂きます。
※<整理番号付きイベント参加券>は“ランダム”でのお渡しとなります。
※イベントスペースへのご入場は、整理番号順に<整理番号付きイベント参加券>をお持ちのお客様優先となります。
※その後のご観覧はフリーとなりますが、予想を大きく上回るお客様が来場された場合、<整理番号付きイベント参加券>をお持ちでないお客様は会場へのご入場を制限させていただく場合がございます。
【サイン会 ご参加方法】
※CDをご購入頂いたお客様にお渡しする<整理番号付きイベント参加券>でご参加いただけます。
※サインはお持ちいただいたCDに入れさせていただきます。
※イベント参加券とCDを当日忘れずにお持ちください。
【対象商品】
アンドリュー・マクマホン 『ファイヤー・エスケイプ』
RELEASE INFORMATION
ファイヤー・エスケイプ
2017.06.07(水)
アンドリュー・マクマホン
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詳細はこちら
photo by Brendan Walter