杉山(進行役) いわゆるライターとではなく、バンドマン同士で話すのって、やっぱり楽しいですか?
ヴァン うん、楽しい。特に、お互い曲を書いているミュージシャンと一緒に話せるのは凄く嬉しいね。自分の言ってることを理解してくれている感じがするし、そういう気持ちで話すことが出来るし。それに、最初に言ってくれたヴォーカルのテクニックの話なんて、ジャーナリストは絶対に気付いてくれないことだよね。もしかしたら、僕らのドラマーさえ気付いていないかも(笑)。Galileo Galileiの場合はドラマーが兄弟だから違うかもしれないけどさ(笑)。だから本当に楽しかったよ。
雄貴 こちらこそ。僕もとても楽しかった。
ヴァン あのさ、もしよかったら今日のライヴでステージに出てくれないかな? たとえば、オープニング・アクトを務めてもらうっていうのはどう? いつもどれくらいの規模の会場でライヴをしているのか分からないから、失礼なお願いになっていたら申し訳ないんだけど……。
雄貴 いやいや、凄く嬉しい。ありがとう。でもいきなりはキツいよ(笑)。
ヴァン (笑:Galileo Galileiの作品を手に取って見ながら)じゃあ、次に来た時は対バンだね! (インディーズを含めて)もう4枚もアルバムを出しているの?
雄貴 うん、メジャー3枚目の『ALARMS』はアメリカのプロデューサーが参加してくれたものなんだ。
ヴァン へええ、いいね。あともう一セットないかな? ジム・アビスにも渡したいんだ。そして、今度日本に来た時は一緒にライヴをしよう。Galileo Galileiの前座もやらせてくれよ!
***
★インタビュー後、尾崎さんに今回の対談の感想をいただきました!
尾崎雄貴「いい人でした。日本のバンドマンとの“ノリの違い”みたいなものも感じて、凄く気持ちよかった。ああいう感じでやっているからああいう音楽が出来るんだなっていう、その違いが分かったのがよかったですね。キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンは同世代として熱くなれる曲をやってるバンドだと思うし、自分がストロークスを好きなのと同じように好きになれるバンドが久々に出てきた感じがするから、今日は話せて凄く嬉しかったです。」
interview & text by Jin Sugiyama
photo by Mika Nakanoko
Event Information
Galileo Galilei初の自主企画イベント『Tsunagari Daisuki Club』
2015.03.08(日)@東京・渋谷DUO Music Exchange
Ticket Sold Out!!
OPEN 16:30/START 17:00
LINE UP:Galileo Galilei、THE NOVEMBERS、恋する円盤
FUJI ROCK FESTIVAL’15
2015.07.24(金)- 26(日)@新潟県 湯沢町 苗場スキー場
★キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン出演決定!