7月26日(金)から28日(日)の三日間、新潟県・苗場スキー場で開催された<FUJI ROCK FESTIVAL ’24>(以下、フジロック)。今年は苗場での開催25周年を迎え、会場は多くのフジロッカーたちで活気づいていました。
<フジロック ‘24>のオフィシャル・メディアであるテレビ朝日では、毎年開催期間中に苗場でロケを実施。今年のリポーターは、昨年に続き2度目のフジロック参戦となる甲斐まりかです。モデルや俳優として活躍し、J-WAVEのナビゲーターとしても音楽やカルチャーを発信している彼女が感じる「フジロックの魅了」を、現地の写真と共にお届けします。
──朝から日が暮れるまでロケをしてみていかがでした?
まず越後湯沢駅に着いた時に「あぁ戻ってきた」という感覚になれたのがすごく嬉しかったです。こうやって初日からたくさんの人が楽しんでいる姿を見ていると「やっぱり<フジロック>っていいな」って。ご家族だったり、友達同士やカップルとか、皆さんがいろんな楽しみ方を自由にされているのがやはり魅力的です。
──ロケで特に印象的だったのは?
(主催のスマッシュの計らいで)あのグリーン・ステージに上がっちゃったことです!
あそこはメインのアーティストの方々がパフォーマンスをされる場所なので「こんな眺めだったんだ…」っていう。すごく感激しましたし、私はアーティストじゃないので、あそこに立てちゃうなんて夢のようでした!
──フジロックは多くのオーディエンスがキャンプで寝泊りをしていますよね
そうですよね。個人的には新エリアの「キャンプヴィレッジ」が魅力的でした。キャンピングカーに乗って泊まるっていうのが、実はちょっとした憧れなんです。それがフジロックで出来ちゃう! しかもホワイト・ステージやフィールド・オブ・ヘブンみたいなステージにも近いじゃないですか。あっち側のステージって、結構ディープな音楽もたくさんあるので、音楽をディグりに行くっていう人には超オススメです。
──フェスごはんは何か食べましたか?
今日は「天国バーガー」(※会場内のフードエリア「ところ天国」の名物料理)を食べました! フェスにいる時は気にせずにガッツリいきたいので食べちゃいました、すごく美味しかったです。<フジロック>はそういうお店の選択肢がいっぱいあるなって思います。有名な「苗場食堂」もめちゃめちゃ美味しくて、去年は3日間通っちゃいました。今回もたぶん毎日行くと思います笑。
──今年も3日間参戦ということですが、気になるアーティストは?
RAYEっていうアーティストなんですけど、実は最近知って。2ヶ月前ぐらいにSNSで知って「めちゃめちゃかっこいいな!」と思って聴き始めたんですよ。それで、フジロックのタイムテーブルを見たら「いる!」って笑。ちょうど今キテるアーティストが出るのは嬉しいですよね。
あとはやっぱりKRAFTWERK。伝説的なアーティストじゃないですか。それを苗場のグリーンステージで観るのもすごく楽しみです。
それと、GLIM SPANKYは1回ラジオでインタビューさせてもらって、すごく格好良かったんですよ。その音楽性と言いますか、すごくこだわっていて。サウンドも<フジロック>にピッタリだなって思っていたので、楽しみです。しかもアコースティックバージョン! いつものロック感がどう聴こえるのか気になります。
──苗場での開催25周年の<フジロック>ですが、その最大の魅力は何だと思いますか?
今は色々なフェスがあるじゃないですか。その中で、ここまでの規模って本当に他にないと思います。もちろん音楽フェスなんですけど、この大自然に囲まれた環境を楽しむっていうのが、去年初めて参加した時の私のハイライトだったんです。それに場所自体はワイルドだけど、お店とかはオシャレだったりするので、ここまで来ちゃえば絶対に楽めると思うんですよね。
そして、何よりもフジロックはみんなが自由になれる場所! だって今もメインステージでアーティストが演奏しているのに、こっちでは子供たちが自由に遊んだり、ご飯を食べていたり、キャンプでゆっくり寝ている人もいますよね。個々の楽しみ方を見つけられる場所だと思うので、それが一番ですね。みんなが自由だからこそ、自分も自由に過ごせるなって思える場所です。
東京ドーム約14個分にも及ぶ広大な会場を隅から隅まで歩き回った、甲斐まりか。ロケ中は終始笑顔で、心からフジロックを楽しんでいるようでした。
Interview,Text&Photo:日高航人
INFORMATION
テレビ朝日「フジロックSP」
毎年フジロック開催前に、筋金入りのフジロック芸人・ハライチ澤部をMCに迎えて、
出演ラインナップや注目アーティストをわかりやすく解説!
さらにフェスごはんや、会場へのアクセス、キャンプのポイントなど
フジロック・ビギナーにもやさしいスペシャル番組です。