7月1日、夏季限定で運営する海の家ライブハウス<音霊 OTODAMA SEA STUDIO(以下:OTODAMA)>が鎌倉由比ガ浜海岸にオープンした。
昨年、一時はその活動に幕を卸した<OTODAMA>だったが、今年は由比ガ浜に場所を移し記念すべき10周年目の節目を迎える。もちろん今年も連日、連夜幅広いアーティストが出演するなど、夏、そして海と言う絶好のロケーションを満喫できる唯一のイベントとしても人気を博している。
そして今回、<OTODAMA>の出演者でもあり、夏の「怪談語」でおなじみの稲川淳二氏にインタビューを敢行。<OTODAMA>出演のきっかけ、さらに自身の怪談話についてなど、様々な質問に答えてもらった。
Mail Interview:稲川淳二
––––稲川さんは2008年から<音霊 OTODAMA SEA STUDIO(以下、OTODAMA)に参加されていますが、どういった経緯で出演することとなったのでしょうか? <OTODAMA>と稲川さんのご関係をお聞かせ下さい。
キマグレンのKUREIさんから熱烈にお誘い頂いたのがきっかけです。湘南は若い頃から大好きな場所なので、とても嬉しかったですね。
––––これまでの逗子海岸から今年は由比ガ浜に場所を移しての開催となりました。<OTODAMA>の復活というニュースを聞いた時の心境をお聞かせ下さい。
色んな諸事情があって、逗子海岸ではできなくなってしまったようですが、新たな場所、鎌倉でこれからも頑張って欲しいと思っております。
––––テレビ等のメディアはもちろん、各地で講演を定期的に行われていますが、その中でも今回で7年連続の出演となる<OTODAMA>は稲川さんにとってどんな場所でしょうか? 他のイベントとは違った何か特別な想いなどあればお聞かせ下さい。
通常はホールですからねぇ、海の家というのはやはり異色ですよね。でもあの開放的な雰囲気の中で、波の音を聞きながら怪談を話すのは、ある意味風情があってとても心地良いですよ。