Kan Sanoがアルバム『Ghost Notes』以来、約1年半ぶりとなるニューアルバム『Susanna』をリリースした。かのトム・ミッシュ(Tom Misch)がファンであることを公言し、共演を果たすきっかけとなった前作はこれまで以上にファン層を拡大し、早耳の音楽リスナーのその先へリーチした印象が強い。

そして新作。さらにレフトフィールドなトラックメイキングが行われていると同時に、パーソナリティーが滲む歌詞や歌唱にシンガーソングライターとしての側面も色濃くなった印象だ。コラボレーターにシンガポールの国民的シンガーチャーリー・リム(Charlie Lim)や、LAのキーボーディストロブ・アルージョ(Rob Araujo)を迎え、互いにケミストリーを起こしたナンバーやコロナ禍の中で、ミュージシャンのサポートのために始動したプロジェクト『origami Home Sessions』に提供した楽曲“Questitons”も収録。加えて、先行配信されていた“On My Way Home”と“DT pt.3”も加わり、初めて聴くにも関わらず、スッと世界観に引き込まれる印象も。

今回は本作のリリースを記念して、今や著名人の中でも現行の音楽リスナーとして、ミュージシャンからも厚い信頼を集める俳優の松重 豊との対談をセッティング。松重のラジオレギュラー『深夜の音楽食堂』へのゲスト出演や、この秋、松重が出版した著書『空洞のなかみ』の朗読に即興で音楽をつけるコラボレーションでも共演している二人。

前編では松重とKan Sanoの出会いから、松重独自の話術でKan Sanoの音楽作りの背景に言及。そんな中、松重がMPCを購入したことを告白。その動機にも通じる2020年のチャレンジとは……。

前編はこちら

Interview:
Kan Sano × 松重 豊

「僕ら俳優もミュージシャンも誰もが
緊張感ロスになっている気がする」

━━何かイメージはあるんですか? どんなものを作りたいとか。

松重 わかんないんです。けど、朗読会をやったんですよ。Kan Sanoさんも来ていただいて、チャレンジングな素晴らしいものを。

━━あれをやろうと思われたきっかけはなんなんですか?

松重 きっかけは自分で本を書いたので、せっかくだったら朗読会みたいなことをやりたいという気持ちがあったんですけど、今、このご時世だとできない。だったら、YouTubeってアリなのかなと思って、会場を決めて。

一人じゃもったいないからいろんなミュージシャンを呼ぼうって。ミュージシャンの方々も夏フェスとかで忙しい時期なんですけども、今年はたまたまスケジュールが取れたので、<origami PRODUCTIONS>の皆さんとか、他の方も全部、個人的にお誘いしたんですよ。それがまぁ奇跡的に面白い、ハラハラする、一発撮りですからね、今時。

Kan 皆さん一発撮りですか?

松重 一発撮りです。一発撮りって好きなんですよね(笑)。

Kan (笑)。僕もです。

松重 もちろんこだわって作るんだけど、一発だけっていう。

Kan わかります。僕も今年、配信のライブを色々やって、中には事前収録もあったんですけど、撮り直しはしなかったですね。それをやったらもうライブじゃないなって。

松重 今年はやっぱりライブっていう緊張感を奪われちゃった年になったから、誰もが緊張感ロスになっている気がして。僕ら俳優もミュージシャンも。だから、一発撮りでっていうとスイッチが入るのがわかるから、それが非常に面白くて。

そういう試みが、今年2020年ならではだったかなって気もするし、今やれて本当によかったなと思います。それぞれ楽器も違う、mabanuaさんなんかタイコですからね。「ドラムセット持っていっていい?」ってメールきて(笑)。

会場は普通の店なんだけど。でも、そういうのも全部やりながら、非常に面白かった。

━━Kan Sanoさんには「取調室」というお題でしたが、皆さんにどのお題を振るのかどう決めてるんですか?

松重 落差があった方がいいなと思ったんですね。Kan Sanoさんはすごくきれいなメロディーラインを作ることもできるし、そうじゃないものも作れるし。でも、そのストーリーとは落差のある人で、組み合わせた方が多分面白くなるんじゃないか。

ただ、mabanuaさんは予定調和なところは少しあります。「走る」ってことに関して、ビートを刻むっていうことでできる回っていうのはあると思うんですけど、他の人に関しては思いつきの部分も多いんですけど、「あ、これでKan Sanoさんで行ってみたい」と。

まず、向井(秀徳)さんのプロローグがあって、Kan Sanoさんの一話があって、そこでこの世界観を多分いろんな人に、「あ、こういう挑戦なんだな」と思っていただけるようにしたかった。

Kan Sanoさんの伴奏で、朗読する編

━━今年はKan Sanoさんのピアノやシンセソロの配信はたくさん見ました。

松重 何回ぐらいやられたんですか?

Kan 春、夏頃にいっぱいありましたね。

━━<block fes.>の1回目はなかなかスリリングでした。

Kan 家から配信したんですけど、Wi-fiが不安定で結構、途中で途切れちゃったりして。もう死にそうでしたね。で、スタッフも誰もいないので、僕一人でなんとかしなきゃいけないみたいな。

松重 止まっちゃったら無音? 焦ってる人もいない感じで。

Kan 遠隔なのでスタッフはもちろんめちゃめちゃ焦ってるんですけど、僕も焦ってて。なんとかなったんですけど、ライブ感が凄かったです(笑)。

松重 緊張感あるね。

Kan 緊張感凄かったです。

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「Spotifyはトム・ミッシュに勧められた」

━━ところで松重さんのリスニングの量ってほんとにすごいなと思うんです。

Kan いや、すごいですよね。僕より全然詳しいですもん、最近の音楽(笑)。

松重 簡単に聴けるからですよ。その辺にある中古レコード屋で手が痛くなるまで探して、そのレコード屋で聴いたにもかかわらず家でゆっくり聴いたらダメだった……。そういう3000円を無駄にするような思いをして、それが苦しみでしょ。

それに比べて今はもう、人差し指だけで、Wi-fiだけ調子悪くならなけりゃさ、どんどん入ってくるんだから。それは昔できなかった分、今を謳歌しようと。

━━松重さんはサブスクリプションを導入されたのはもうかなり前ですか? 

松重 Apple Musicはできたときからやってるんですけど、Spotifyはトム・ミッシュに勧められて。

Kan あ、そうなんですか(笑)。

松重 トム・ミッシュに「今までどんな曲聴いてきたの?」って聞いたら、「プレイリスト見てくれよ」って言われて、俺はApple Musicしか持ってないんだっつったら、「Spotify入れてくれ。俺のリアルグッドシットなプレイリスト聴いてくれ」って。

聴いてみたらそれが凄かったんだよ。そこにKan Sanoさんも日本代表として入ってるから。これはすごいな! と思って、それで、Spotifyを使ってみたら、なかなかやるじゃないSpotify。

real good shit by Tom Misch

━━(笑)。

松重 俺のことをよくわかってますよね。週に2回ね、月曜日の今までの数ある中からのおすすめのプレイリスト(Discover Weekly)と、金曜日の新曲の中からオススメされるプレイリスト(Release Radar)をその日の午前中には全曲チェックしてます。

Kan すごい(笑)。

松重 そうなんですよ。月金が忙しいんですよ。Spotify依存症になってますね。え、でもそうじゃないの?

Kan 僕もサブスクを使ってるんですけど、一時期あまり新譜を聴かなくなった時期があって。昔、聴いていた音楽をもう一回掘るみたいな、そういうことばっかりだったんですけど、そうするとあんまり良くないなと思って、最近は意識的に新譜も聴いています。だから毎月プレイリストを更新してっていうのを日課に。

松重 やっぱりね、今、音楽を取り巻く環境は非常に厳しいと思うんです。でも昔、俺らが聴いていたほんとにマニアックな曲もあったりしますよね。若い人たちがそういう曲を聴いて、進化を遂げている人いて。

僕らの比じゃないぐらいに知っているし聴いているから、そういう人たちが作る曲っていうのはすごい。だから、トム・ミッシュとかああいう人たちは息子より年齢が下だったりするんだけど、ほんとに楽しみで、今は本当にいい環境だなと思ってます。

そういう人たちとすぐ繋がれるわけじゃん。「Kan Sanoさん、一緒にやりましょうよ」って言われるわけでしょ? 一緒に韓国行きましょうよって言われる時代って、すごい豊かだなと思うんですよね。

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━━これに関して、小山田圭吾さんはCDで買わないと覚えないとおっしゃってました。どんどん通り過ぎちゃう部分もあり、気に入ったらフィジカルで買うそうです。

Kan そうですね。

松重 僕の場合、Spotifyはライブラリーが作れないので、自分のプレイリストに入れてもどこに入るのかよくわからない。だから、いいと思ったやつをちゃんとメモしてApple Musicの方に入れ直して、その作業で刻み付けるんですよ。

Kan へー! そうなんですね。

松重 だから、自分の好きなライブラリー自体はApple Musicに入ってます。

━━なるほどSpotifyはリサーチ用なんですね。

松重 リサーチ用と、ラジオで放送した曲のプレイリストはSpotifyにアップする。そこで両者を行ったりきたりしているので、それで結構まかなえますね。

深夜の音楽食堂 by 松重 豊

━━Spotifyは試聴みたいなニュアンスですか? 

松重 試聴ですね。だからおすすめしてくるセールスマンと、実際の秘書はこっち(Apple Music)にいるっていう使い方。

Kan いまだに僕はCDにもこだわりはあるし、アルバムとして聴いてもらいたいって気持ちもすごくあるんですよ。実際、僕もサブスクがメインになっているので、やっぱりみんな便利なものに飛びつくのは自然なこと。

でも、アルバムとして聴かせるにはどうしたらいいんだろうっていうのはいつもすごく考えています。今回も曲間や繋ぎだったり、曲順の流れはすごく意識しましたけど、そこはアーティストが工夫して頑張っていかなきゃいけないところだとは思うんですね。

━━今回のアルバムの中にもメドレーがありますもんね。

Kan そうですね。あれはビートルズの『Abbey Road』のメドレーがすごい好きなので、あの感じを出せないかなと思って後半はメドレーにしました。

松重 やっぱりビートルズって根っこにあるんですか?

Kan めちゃめちゃありますね。やっぱずっと聴いていたので。最近、イントロが短くなってきてるんですけど、ビートルズもイントロは必ず10秒以内だったり、曲も3分以内で終わったり、一周回って新しくて、今っぽいというか。

そういう時代が変化したり、自分が成長して変化したりすると、同じ曲でもまた違う発見があります。ビートルズは結構そういう発見が多い気がしますね。

「いらないものはいらないっていう感覚で作って、
あとはお客さんに埋めてもらった方がいい」

━━確かに60年代は3分間のポップソングみたいな部分も多かったのかもしれないですね。イントロまで口ずさめる曲も多いですし。

松重 3分間って作り手側からするとどういう時間なの? 物足りないのか、語りきれるって時間なのか。

Kan どうなんでしょうね。今、僕は短い方にどんどん向かってるので3分がちょうどいい感じです。

━━3分間の中にビートや音色の新しいところをいれるなど、後はボーカルナンバーも増えてきましたね。

Kan そうですね。3分間にギュッと凝縮してるものが最近は好きですね。

松重 僕も手前味噌になりますが、本も必要じゃないものを削っていくと10分以内で読めるようなもの、短編になってくるんですよね。それぐらいの方が読んでいて気持ちいいし、冗長にならない。

Kan 今回、出された本で長さは意識されてるんですか?

松重 とりあえず必要な情報以外は入れない。長くしようと思って長くすることは絶対したくないし、いらないものはいらないっていう感覚で作って、あとはお客さんに埋めてもらった方がいい。行間にお客さんが時間を入れてくれたらいいからって感覚。

映画も最近、90分以上になると耐えられないですよね。70〜80分でできるだろって思うんです。でも、どうしても2時間半になりましたとか、そういうことになるから、それはなんかもったいないんだよなぁっていう。もっと他のことに時間使いたいし(笑)。

感動で余韻に浸る時間をもっと大事にしたいから、それだったら70〜80分でちゃんと見せてくれ、あとは自分でその時間を埋める、面白かったら埋めるし、つまんなかったら消去するしっていうのはあるかな。結構、昔の映画の方が短いんですよね。

Kan その感覚って昔からあるんですか? 昔は2時間半とかでも普通に見れたんですか?

松重 いや、僕はタイプとしてはもっと短くするべきだと思ってる。

━━人間の集中力という意味ですか? 

松重 というより、やっぱりお客さんを置いていかなきゃいけない。面白いものは「え? もう終わんの?」っていう感覚で終わらせないと。お客さんの想像力が先に働いちゃうとつまんなくなってくるんですよ。

次はこうなるだろうなと思って見てるような映画って、どんどん時間を気にしちゃうから。それより「え? え? え? ちょっと待って、え? 」っていうぐらいにいろんなものが前倒しに起きて、それでポーンと置いていかれる時間がある。

その方がどっちかっていうとこっちも緊張感が持続する感覚があって。音楽に関してもやっぱり「長いな」と思うよりも、「もっと聴かせどころをたっぷりやってもいいんじゃないの?」と思うような方が、こっち側が余白を埋めるってことがあるのかもしれない。

Kan ああ、わかります。すごくわかります。僕もそうですね。

松重 だから、足し算でできたものよりも、ある程度完成されたものを非常に厳しく引き算したものの方が、よりこちら側に訴える力を持っているっていう感覚はありますね。

Kan 例えば音楽だと、僕はアルバムトータルで60分とかはもうしんどくなってきてるんですよ。だから、もうトータル40分ぐらいでいいかなみたいな(笑)。で、今回も35分にしてるんですけど。そういうのもあります?

松重 そうですね。語り過ぎてないっていうところが僕らとしては、やっぱり次への渇望感も出る。演者というかアーティストの方も意図的に、その余白を与えてくれた分、削ってるっていう曲の方が聴き心地がいい感じがしますね。

特別対談  後編:Kan Sano × 松重 豊 |配信ライブと朗読会とサブスクリプション music201210_kansano-010-1

「感動の訴求をする心が必要」

Kan 僕も長編の映画を見れなくなってきているんですが、海外のドラマとかは一話50分程度なので、一話見るとつい気になっちゃって。結局、2〜3話続けて見たりして、トータル3時間ぐらい見たりするんです。けど、それって今っぽいなと。最初から3時間って言われると見れないんですけど、1本ずつ続けて結果的に見ちゃうみたいな。

松重 僕もコロナ禍で「連続的に連鎖していくの面白いですよ」って勧められたんだけど、次も見たいでしょって結末に虫唾が走るんですよ。「次も見たいでしょ」っていうふうに作ってるな、こいつらと思って。そこにまんまとハマるかと思って。

Kan それは難しいですね(笑)。じゃあほとんど見れないですね。

松重 ほとんど見れない。みんなに「いいよ」って言われたら、ことごとく一話でリタイア。

━━ははは!

松重 非常に偏屈モノの役者なので、「リアリティねえよ」って言いながら。映画とかも非常に厳しい見方しかしないです。

Kan それは仕事にされてるから。僕もやっぱ音楽には厳しくなっちゃいます。

松重 と、思います。「なんでこんなリアクションするんだ」とか、いちいち思うから。「いらないだろ、こんなの」とか。

Kan 「何だ、このピアノのフレーズ、もうちょっと他ないのか」みたいな(笑)。

松重 でも僕、音楽に関しては無垢で聴いてるから。それは全然、「こうしたらいい」とか全然わからない。「かっこいいな、これ」「なんだろう、これ、すげえかっこいい」、単純にそれだけしかないから。それでワクワクするんです。

━━単純にかっこいいと思う。そういう回路が必要なんでしょうね。

松重 そういう感動の訴求をする心は必要だと思います。何をやっても僕はやっぱり映画で「すげえかっこいい」と思われたい部分があるでしょうし。

こういう芝居をするのが多分見ていて心地いいだろうなっていう感覚は映画から引っ張ってくるんじゃなくて、音楽を聴いたときの感覚なんです。それを演技に落とし込むことが、僕は面白いと思う。だから音楽を聴き続けているんだろうなと思います。

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━━核心かもしれないです。今後もお二人で何か作っていく予定は?

松重 僕はまたね、Kan Sanoさんとどこかでご一緒したいです。朗読で面白いものがあったので。

Kan 朗読のライブは僕もぜひやりたいです。ご一緒した収録もそうなんですけど、ライブって一回きりなんです。でも、一回やると「あそこもっとこうしときゃよかった」とか、いろいろあるんですよね。

だからアーカイブも見てると、「あー、もっとこんなんできたな」とか、いろいろ思うことはあって。次、やりたくなるんですよね。

松重 どんなハコか小屋かわからないですけども、なんか落ち着いたら考えられたらいいなって、正直思っています。その時はまたワクワクするような時間を共有したいですね。

Kan 僕も今年、下北沢のlete(レテ)っていうライブハウスで9人限定でお客さんを入れたライブをやったんですけど。人数少なくて制限されていてもいいので、ちょっとでもそういう有観客のライブはやっていきます。

━━9人ってお客さんの方が緊張しそうですね。

松重 贅沢だねぇ。9人で独占できるってことだよね。逆に今しかない試みだと思うから、それはやっぱ観客が一生忘れない出来事になっているでしょうし。そういうことでも起きないと、この2020年を演者はどう乗り越えていいのかわからない年になってるから。

配信だとか、そうやって少人数ライブだとかYouTubeだとか、そういうもので、こういう解釈もあるなっていうことを探る年になったんでしょうね。

そして、解消したら、これがやりたい、あれがやりたいって言うのだけで、なんか明日が来るような気がする。

特別対談  後編:Kan Sano × 松重 豊 |配信ライブと朗読会とサブスクリプション music201210_kansano-08-1

Text by 石角友香
Photo by Kohichi Ogasahara
ヘアメイク by 林裕子
スタイリスト by 増井芳江
衣装協力 by suzuki takayuki

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Kan Sano
キーボーディスト、トラックメイカー、プロデューサー。バークリー音楽大学ピアノ専攻ジャズ作曲科卒業。
リリースした 4 枚のソロアルバムや、メンバーとして参加している “松浦俊夫 presents HEX”は国内のみならずアジア、ヨーロッパでもリリースされ話題となり、FUJI ROCK FESTIVAL、RISING SUN ROCK FESTIVAL、朝霧 JAM、Monterey Jazz Festival、フランス World Wide Festivalなど 国内外の大型フェスに出演。新世代のトラックメイカーとしてビートミュージックシーンを牽引する存在である一方、ピアノ一本での即興演奏ライブも展開。ジャズとクラシックを融合したような独自のスタイルが話題となっている。

プロデューサー、キーボーディスト、リミキサーとしてChara、UA、平井堅、絢香、m-flo、SKY-HI、七尾旅人、Uru、SING LIKE TALKING、土岐麻子、 大橋トリオ、藤原さくら、RHYMESTER、KIRINJI、iri、向井太一、Mrs. GREEN APPLE、SANABAGUN.、Seiho、佐藤千亜妃 (きのこ帝国 )、 Shing02、そして Madlib、Eric Lau、Ruth Koleva といった海外アーティストまで、国籍もジャンルも越えてライブやレコーディングに参加。 さらにカネボウ、TOYOTA、LION、カルピス、CASIO などの CM 音楽や LINE とのコラボ曲リリース、J-WAVE のジングルなど、様々な企業に楽曲を提供。
2019 年、シングル“Sit At The Piano”がまたしてもストリーミングサービスで 500 万回超えを記録する中、ついにアルバム『Ghost Notes』がリリース。 全ての歌、楽器を自ら演奏し、ミックス、プロデュースまで完全に一人で仕上げた同作品は日本国内はもとより、海外でも絶賛。

UKで話題のアーティストTom Misch までもが「Kan Sanoのファンだ」と公言し、自らの日本・韓国公演のオープニングアクトとして Kan Sanoを指名。またテレビ朝日系『関ジャム 完全燃 SHOW』にもプロデューサーとして出演し、SNSで驚異的なツイート数を記録する。

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松重 豊
俳優。1963年、福岡県に生まれる。蜷川スタジオを経て、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍。映画『しゃべれども しゃべれども』(2007年)で第62回毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。2012年『孤独のグルメ』でドラマ初主演。2019年『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』で映画初主演。2020年放送のミニドラマ『きょうの猫村さん』で猫村ねこを演じて話題に。『深夜の音楽食堂』(FM ヨコハマ)では、ラジオ・パーソナリティーも務めている。

RELEASE INFORMATION

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Susanna

NOW ON SALE
Kan Sano
origami PRODUCTIONS
□ CD 通常版:OPCA-1047/2,500 円(税別) /4580246161087
□ 2CD 限定版:OPCA-1048/3,000円(税別) /4580246161094
□ LP(限定生産):OPAE-1016/3,000 円(税別)/4580246161100
各種アフィリエイト

Tracklist
01. Flavor
02. Good Luck
03. Momentum feat. Charlie Lim
04. DT pt.3
05. On My Way Home
06. Ash Brown
07. brandnewday feat. Rob Araujo
08. Question
09. She’s Gone
10. You and I
11. Since I Lost You

写し鏡のソロピアノ
※ CD限定版のみ付属
01. 受信トレイの奥にある
02. リプライがまだ温かい
03. Maybe we will meet one day.
04. 目を撫でる氷の世界へ
05. 深く深く潜ったあなたは
06. 世界そのものになってしまった
07. 切り取りを拒みながら
08. 今日も水槽の中で揺れている
09. 滲んだ輪郭、混ざる指と指
10. 一瞬の永遠を掴まえたら
11. 途方もないスローシャッターで
12. 愛し合ってるみたいだ、ね

Official Website
各種ダウンロード・購入はこちら

特別対談  後編:Kan Sano × 松重 豊 |配信ライブと朗読会とサブスクリプション music201210_kansano-013-1440x2114

空洞のなかみ

NOW ON SALE
松重 豊
本体 1,500 円(税別)
ISBN:978-4-620-32646-7
仕様:四六判/並製/224 ページ
発行:毎日新聞出版
松重 豊公式ウェブサイト

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渋谷SWING

〒150-0047 渋谷区神山町16-4 ヴィラメトロポリス4B
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休業日:木 第二・第四日曜
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