浅野 あと僕は、メンバーの中では、なんといってもエージェント・メイが好きですね。黒づくめでパイロットで戦闘のエキスパート!
瀬戸 あの人かっこいいですよね! 彼女がいれば大丈夫って感じ。縁の下の力もちで。
浅野 しかも東洋人ですよね。やっぱり東洋人が活躍しているって嬉しいですよね。
瀬戸 スカイもちょっとアジアの血入っているんですよね。彼女もかわいいなあ。
——あのスカイは、ただのハッカーと思いきやすごい力が覚醒していくんです。
瀬戸 楽しみですね! 東洋人じゃないけど、おたくっぽい科学者の女の子もかわいいし。『エージェント・オブ・シールド』は映画よりも女性が活躍していますよね。
浅野 マーベルって映画もドラマもそうなんですが、登場人物たちのかけあいが楽しいんですよね。家族ドラマっぽいというか。
瀬戸 『アベンジャーズ』もヒーローたちがあーだこーだ言っているシーンが楽しいですよね。
浅野 アクションシーン以外のこういうところも面白いから、家でブルーレイとかで観ても楽しめるんですよ。
——『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でも、ヒーローたちがパーティの席でソーのハンマーを持ち上げるコンテストを行うシーンが秀逸でしたね。
浅野 あのシーンが後でヴィジョンのことを信じるシーンの伏線になりますからね。
瀬戸 ソーのハンマーをヴィジョンが持ち上げるシーンを観て、どうでした(笑)?
浅野 ホーガンとしては複雑な気持ちでした。「あ、あげちゃったよ!!」って思いました(笑)。
(一同爆笑)
ソー
ヴィジョン
浅野 「俺の親友ソーの大事なハンマー持つんじゃねえよ!」って(笑)。まあ、俺も現場で触って持ち上げたけどさ(笑)。
(一同爆笑)
瀬戸 浅野さんもハンマーを持つ資格のある方(※)なんですよ(笑)。(※気高き真の勇者でないとソーのハンマーを持つことが出来ない、と言う設定がある)
浅野 撮影の裏側を話すと、ああいう小道具は何種類もあるんです。ソーのハンマーもホーガンの武器も。鉄や金属で造ってあって重たいものは、ポーズをとるシーンとかで使います。あとは、アクションシーン用にすごく軽いもの。こういう風に一つのアイテムにつき撮影にあわせて5つぐらい用意されているんですよね。だからよくソーのハンマーをさわらせてもらっていましたよ(笑)。衣装に関してもアクション用と決めカットを撮る時用っていくつも用意されていて、こういう手間ってすごいと思いました。
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