——島袋さんは、マーベル・ヒーローの男たちで結婚するなら誰がいいですか?
島袋 え!? 考えたこともない(笑)。うーん、アイアンマンは楽しそうだし、キャプテン・アメリカは誠実そうだし、ソーはたくましいし、ハルクは強いし、ホークアイはいい夫をしていましたよね。でも、みんな戦いに行ったり、宇宙に行ったり、そばにいてくれないし、心配だからなぁ。
松也 ハルクと結婚したら夫婦ゲンカできないですよね(笑)。
島袋 (笑)。そうですよね! ハルクは大変! 怒らせたら家の中めちゃくちゃじゃ済まないし(笑)。ただ女性として、マーベルのヒーローたちって、みんな恋人がちゃんといて、しかも恋人の危機を救うために駆けつけますよね、ああいうシーンはベタですけど、女性としてワクワクしますね。
——なるほど。ただ今度は恋人どころかバツイチ・ヒーロー“アントマン”が登場しました。『アントマン』はいかがでした?
松也 『アントマン』は映画としてすごいなと思いました。というのも“小さくなる”、“蟻と話せる”というのはギャグに近いですよね(笑)。コミックならいいけれど、映画ならどうなるんだろうって思いました。しかも演じる役者さんも確かコメディ出身の方ですよね。観に行ったのですが、これがかっこいい。こういった設定のキャラクターで、きちんとヒーロー映画になっている! 監督たちの手腕に驚きました。
アントマン
島袋 大きくなったり、小さくなったりというところをうまく使って、今までにないアクションとか見せてくれましたよね。ストーリーもわかりやすいし、楽しい。
松也 主人公が、『アイアンマン』のトニーと比べると、すべてが地味、ぱっとしない、素朴ですし、お金がない。そこから這い上がるところに共感できて、心温まります。ガンバレと応援したくなる。
島袋 ヒロインもそうでしたね。
松也 あとアントマンがいいのは、どんなに暴れてもビルなどを壊さないから被害がない。街の損害が少ないですよね(笑)。アベンジャーズに、また面白い仲間が加わったなって思いました。あとあのスーツもあったらいいな。
島袋 確かに! 私もああいう風に小さくなれたらいいなって。
アントマン
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