名古屋の名門レーベル〈RCSLUM RECORDINGS〉のオリジナルメンバーの一人であり、一聴で引き込まれるシグネチャーフロウを異形のサウンドに乗せ、数多の“殺し文句”を運んできた酔いどれMC・MIKUMARI

地下シーンで絶大な支持を集めるMIKUMARIはセカンドアルバム『FINE MALT NO.7』以来5年ぶりのサードアルバム『CONVERSATION』を2022年8月10日にCDでリリース。2023年1月6日、本作の配信がスタートした。

『CONVERSATION』配信開始

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CONVERSATIONJacket Design by ATOSONE
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『CONVERSATION』にはMC KHAZZ、ハラクダリ、RITTO、CROWN-D、Campanella、ILL-TEE、JP a.k.a. chillwiredらが客演。プロデューサーには盟友OWLBEATSに加え、MASS-HOLE、DJ HIGHSCHOOL、RAMZA、RYO KOBAYAKAWA、Ne4R、RUIなど、シーンを切り開いてきた立役者から注目の新進気鋭まで、あらゆるアーティストが参加している。

MIKUMARIの作品には唯一無二のオリジナリティがあり、シーンで妖しい輝きを放つ。熾烈に言葉を吐き出し続け、強烈な印象を焼き付けたファーストアルバム『FROM TOP OF THE BOTTOM』。OWL BEATSと共に屈強なグルーヴを完成させ、特異なムードを解き放ったセカンドアルバム。そしてビート・ミュージックやダーク・アンビエントの世界観を折衷させたクリスタルな音像とギャングスタ・ラップを独自に昇華させ、哲学とユーモアをブルージーに焼き付ける、新たな地平を切り拓いた最新作『CONVERSATION』。ソロ作品のみならず、クルーやコラボ作品まで、MIKUMARIのディスコグラフィーは強烈な酩酊感が漂い、その言葉には聴き手を奮い立たせる力と胸に迫る哀愁がある。

『FROM TOP OF THE BOTTOM』から約10年。本記事では聞き手に〈RCSLUM〉主宰のATOSONEを迎え、これまでの軌跡を振り返っていくとともに、環境や心情の変化と揺らがぬ活動指針を掘り下げた。それでは、半生を共にしてきた2人から到着した会話をご紹介しよう。

INTERVIEW:MIKUMARI

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──『FILE MALT No.7』から5年振りの作品だけど、それから色々変わってるよね。このアルバム聴いてると心境の変化を感じるよ。

それが一番大きいかな。色々環境が変わったし、結婚したり、子供ができてちゃんと仕事をし出したりとか。これまでの作品については、自分の感情も荒んでたし、そういう中で生まれた曲だったから。今回は環境が変化してからのおふざけだったり、でも基本は変わらないよ。

──例えば、俺らが憧れたヒップホップはアメリカも含めてだけど日本はかなり変わってきたよね。

ファーストを出した時とは世界が違うし、セカンドを出した時ともえらい違う。

──ファーストを出した頃に遡っていくと、あの頃はその土地に根を張ったスターがいたよね。ヒップホップはそんなに浸透していなかった時代で、レベルミュージックだった。親が子供に「そんなもの聞いちゃいけません」って言う音楽。市民権を得てなかった。みっくんにとってラッパー像とはどういうものなの?

不良かどうかはどっちでも良い。演じてなくて、そいつのアルバムを聴いたらそいつが見えてくる。そして「俺はラッパーだ」ってあまりイキらない。シュッとしてて欲しい。なおかつフッドに根付いた人。昔からいて、説得力のあることを言う。俺らみたいな人が聞いて、こいつが言うなら間違いないって人。

──ヒップホップに限らず、音楽は「俺はこうだ」「そいつが見えてくる」というリアリティより、ファンタジーや愛、夢とか希望を歌った方が一般的には浸透しやすい。あとは言ってる内容はよく分からなくてもフローが良いとか。俺らはそれに対して結構アンチテーゼ的なことをやってきた感じはあるよね。リズムが良いというよりも、何を言ってるのかはっきり分かるとかさ。

歌詞カードはいらない、聴けば分かるだろうというスタイル。M.O.S.A.D.は大体そうだった。聴けばすぐ分かる。真似できるくらいに。

──みっくんにはウェスト・コーストだったり、チカーノの影響があるわけだけど、最初に影響を受けたアーティストは誰なの? ヒップホップとの出会いとかさ。

最初はDJ 4-SIDEのミックステープに完全にやられた。赤いやつ(『GTP THANG Vol. 2』)。あれに有名などころからマイナーまで、網羅されてた。なおかつミックスが超ヤバい。それからCDをいろいろ買うようになったんだ。SCC(South Central Cartel|サウス・セントラル・カーテル)とかを教えてもらってね。SCCは完全に俺の青春だよ。

South Central Cartel – Servin’ ‘Em Heat

──(『’N Gatz We Truss』は)衝撃的なジャケットだよね。殺しに行くのか? お前らラップしに行くんじゃねえのかよって(笑)。

なんで銃を構えてるんだろうって。

──その後、某レコ屋に勤め出したじゃん。それはどういう経緯だったの?

俺はそのレコード屋さんに毎日行ってた。金がないから、買いもせんのに。高校生の時は週一くらいで(出身の)大垣から電車に乗って名古屋まで行って、金がないのに超長居する。それが楽しくて。

──昔はそういうのあったよね。服屋なりレコ屋なり、金がないのに入り浸る。そこにいるといろんな人に会える。

そう。それで喋りかけてきてもらって、「僕まだ高校生です」とか話したのを覚えてる。高校卒業してもなんだかんだずっと通ってて、名古屋に住み出してからはもうすごい……しょっちゅう行ってたね。高校生の時よりも金はあるからめちゃくちゃ買ってた。

──ギャングスタ・ラップのコレクションを持ってたよね。

すごかったよ。もうだいぶ売っちゃったけどね。他ジャンルも入るけど、今でも2000枚くらいはCDを持ってるんじゃないかな。ある時、結構レアなやつを500枚売ったら、トータルで50万くらいになった。ちょうど20歳くらいかな。その後、買い直したね(笑)。それでラップは18歳くらいからやってたけど、人に聴かせられるものではなかった。

──俺は昔から知ってるけど、結構大きな舞台でもやってたよね。カッコよかったけどな。

でも、自信はなかった。どうやってやっていいか分からないし。手探りで自分でどうにかするしかない。クラブに行って、5分くらいライブやるとかさ。ライブ時間は5分で、やるのは1〜2曲だけど、その曲すら持ってないというか、球数がない。そこでなんとか、地道にやっていく。そういうこと、バンドの方でもあったでしょ?

──あった。でも、バンドは30分やらせてもらえる。逆に、若いのに30分やらなきゃいけないって苦痛もあった。曲なんてちゃんとできてるのは3曲くらいしかないのに。

(笑)。しかも喋りとかもあるじゃん。5〜10分でも何かが辛かったもん。

──「調子どうですか?」って言っても、誰も聞かないでしょ。

し〜んって。「お前の調子がどうなんや!」ってさ。

──(笑)。思われてたよね。怖かったよな。でもあんなに怖かったのに、行くのをやめなかった。

どちらかというと、それを求めに行ってた。あれが楽しかったね。昔、名古屋はバンドもヒップホップもすぐ喧嘩してた。

──あと、プレイヤーじゃないし全然ステージに上がってなくてもカッコいい人もいっぱいいた。毎回居るけど誰か分からないのに迫力があって近づけないような人とか、山ほどいたよね。

あの頃は特にDJが多かったよね。

──そう。DJがメインで、カッコいい音楽を聴かせてくれる。クラブに行く時「舐められねえぞ」と、すごい目立つ格好をしたり。

昔は常に(キャップを)ちょこ乗せしとったよな。俺はギャングスタ被りみたいなやつだった(笑)。

──そういうのを経てきて、24歳くらいで俺らはTYRANTを作って、みっくんはHVST KINGSを作ったんだよね。あの頃はよくライブやってたよね。2週間に1回くらい。

HVST KINGSでは4曲入りのEP『BLACKFOCUS』(2010)を出した。あれはレベルミュージックだと思うよ。ライブは結構やってたね。毎週やってたときもあるし、自腹切ってでも行ってたよ。車で鹿児島まで行ったもん。それが普通だったよ。ギャラなんかいらないからライブをやらせてくれと。そこでみんなと仲良くなったし、その人たちとは今でも相変わらず。

HVST KINGSBLACKFOCUS

──それからHVST KINGSの相方がいなくなって、一人でやるんだよね。

そう。でも急なことでソロの曲が無いわけ。そこで出会ったのが恩人OWL BEATS。

──俺が小銭の入った貯金箱、コッコちゃんをみっくんに渡して、それで鹿児島まで行ったんだよね。

そこで一曲作った。最初に渡されたビートがまた癖が強いやつで頭こんがらがってしまってね。OWL BEATSにやられてしまう。それから、もう一人で行こうという気持ちになった。

──そのあたりから、だんだん定まってきた感じがある。一方であの辺から俺らは色々とトラブルまみれたけど、振り返ってみると、良くないことも何回かあったけど、それ以外は楽しかったよ。そして、ファーストアルバム『FROM TOP OF THE BOTTOM』(2013)が出た。

あれは確か28歳くらいの時かな。『FROM TOP OF THE BOTTOM』を出した時もよくライブした。毎週どこか行ってたし、福岡までバスで行った時のことを良く覚えてる。

【PV】MIKUMARI – FAIN – pro. OWLBEATS

──その後はSLUM RCでアルバム(『WHO WANNA RAP』2015、『WHO WANNA RAP 2』2016)があり、セカンドアルバム『FINE MALT No.7』(2017)が出る(インタビュー記事:密接な関係性ありきの音楽 MIKUMARI×OWL BEATS)。翌年にはILLNANDESとのEP『GAZZA CROOKS』(2018)もリリースされて(インタビュー記事:やらせたらスゴい 不良のメンタリティとストイックな姿勢を併せ持つラッパー・デュオ GAZZA CROOKS)。

『FINE MALT No.7』でOWL BEATSとの相性はバッチリだなと思った。セカンドを作るまで色々荒んでたけど、それからちょっと「人間になりたい」という思いも入ったアルバムになった。あの辺から俺は真っ当な人になりたいという気持ちになってきた。そう思うのに年月はかかったけど、これ以上行くと廃人になる。良くないぞと。それでだんだん人になる準備をしていったアルバムかな。特に“VOODOO”が超カッコいい。PVも最高。

VOODOO MIKUMARI MC KHAZZ pro.OWLBEATS

GAZZA CROOKS/MIKUMARI ILLNANDESS

──ファーストは「ひとでなし」、セカンド「人間になりたい」、サード「人間になった」(笑)。

そうそう(笑)。セカンドからその兆しはあった。

──「俺はあったかい場所で歌う自由に」(“Happy Go Lucky Me”)とも歌っているし。そしてサードアルバム『CONVERSATION』を出した。一番最初の話に戻るけど、一切虚色がない作品だよね。

気をつけてるのはそこなんだよね。盛らないし、設定を作りたくない。良いことも悪いことも設定なし、地で行くぜと。「そうはなりたくない」ことがはっきりしてる。

──「設定なし 地で行くぜマジ」(“Warming Up”)ってラインも、普通に歌ってるだけじゃん。でも下手したらさ「設定なし 地で行く イマジン」って捉えられたりするよね(笑)。

以前リリースした楽曲でもそういう風な捉えられ方をされたこともあったけど、解釈は自由だから良いと思う。ただ、ラッパーが自分の曲を説明するのはちょっと違う。それは意味を分かってもらえてないことだから。それは激しく思う。

──言わなくて良いことは言わなくて良いスタイルだね。このアルバムはRUIちゃんの“Intro”から始まるけど、あれは良いよね。お洒落。

RUIちゃん、ナイスジョブ。

──MC KHAZZが参加してる“Warming Up”はネタだね。気づく人は気づくというか。

ネタというか、ほぼまんまだね。

──そして、文字通りな3曲目の“Freaky”に次いで、問題の“Under Doggs”。「何言ってんだこいつらは」っていう。

ただ負けた曲だよ。それも生活の一部であって、たまにはこういうのもいいかなって。

──それで“Garbage”を挟んで、“Rush”だね。DJ HIGHSCHOOLはビートをバケさせるよね。

すごかったんだって。最初録った音源を送ったら、「ガヤ入れてよ」って言われたのよ。ガヤはほぼやってないし、基本的には一本勝負。たまに2本被せるくらいだから。どうやってやれば良いか聞いたら、「適当で良いよ」って言うから、本当に適当に入れて送ったわけ。それが返ってきたら0S3さん(DJ HIGHSCHOOL)はもう、マジックをかけてたよ。

──プリプロで一回聴かせてもらったときと全然違った。あれはマジックだよ。酒飲み讃歌の“Drunk”には、金なんかいらないからとにかくライブさせてくれって回りながら仲良くなったILL-TEEが参加していて。ILL-TEEはバンドもやってるよね。

そう。ILL-TEE君がファーストアルバム(『ICE CREAM DREAM』2013)を出したときのイベントで、吉祥寺WARPに呼んでくれたの。とある時に山口で出会ってから、ずっと仲良い。酒飲むしすげえ面白くて、俺らと似たような感じ。彼もずっとやってる。ビートはちょっと今時な感じ。

──次の“Active”にはCampanellaが参加していて。雄一(Campanella)は昔から変わらないよな。“Under Doggs”や“Daddy’s Home”と同じく、プロデュースはMASS-HOLEだけど、このアルバムには結構MASS-HOLEの曲が入ってるね。

MASS君のビートは結構使わせてもらってるよ。正統派のビートだから、ちょっと締めたい時にはMASS君かなって。

──“Feel So Good”にはRITTOが参加してるけど、RITTOとはどういう出会いがあったの?

HVST KINGSで沖縄に行った時が初対面だったと思う。それから<METHOD MOTEL>(ATOSONEとDJ BLOCKCHECKのイベント)にも来てて、ちょっと喋るようになったのかな。RITTOが録ってる時、すごいなと思ったよ。レコーディングした後、声を何もいじらないで良い仕上がりだったんだ。俺とはタイプが違うけど、レコーディングを近くで見た感動があった。アーティストよ、この人は。

ハラクダリ – HARAKUDARICCHO with MIKUMARI feat.RICCHO(RITTO&CHOUJI)

──そして次の“Give Me Love”。いいよね。愛をくれと。

これはRamzaのビートなんだけど、だいぶ前にもらったビートで、Ramzaも忘れてた。アルバムを作るにあたって色々聞き直してて、Ramzaに使っていいか聞いたら「全然良いですけど、よくこれ持ってましたね。いつのやつですか?」みたいな風に返事があったよ。

──そして“NEW WORLD”にはCROWN-Dが入ってきて。

だいちゃん(CROWN-D)は天然。レコーディングの逸話があるんだけどさ、録る時にだいちゃんが「まだ書いてないっす」って(笑)。その日は結局だいちゃんのバースは録らずに終わったんだけど、2回目もまた書いてきてなかった(笑)。そういうところも含めて可愛い。それに、だいちゃんもずっとラップやってるから。内容はまあ、そんなこと言わないで酒を飲もうよってこと。

──“Daddy’s Home”は(ヒップホップ・ユニット)BACKDROPSのジュンペイくん(JP a.k.a. chillwired)が参加してて。付き合いは相当古いよね。

ずっと仲良い。ジュンペイくんは年々、世界観がすごくなってるね。内容はお父さんの心情。こうでありたい。生意気なこと言ってますけど(笑)。もうだいぶ人間になってるね。

──これはもう、人間を通り越してパパでしょ。誰にでも人になることはできるけど、親になるのは難しいよ。

俺らは人間になったんじゃなくて、ならせてもらったんだよ。子供にも成長させてもらってるよ。

──そうだね。嫁さんに感謝ですよ。最後の曲は?

人生においての教訓と発展、感謝ですかね。ただ酒はやめられないな。酒はみんなで飲んでアホなことを言い合うのが最高です。

酒を飲むなら俺を呼べ──MIKUMARI、インタビュー interview230113-mikumari-3

──みっくんの音楽はその延長線上にあるよね。みんなで酒を飲んでる時に盛り上げる音楽でもある。

大それたものじゃないよ。ある意味、パーティーチューン(笑)。

──例えば俺はDafuniksって好きなグループがいるんだけど、そいつらは全曲通してめちゃくちゃカッコいいんだ。でもTwitterで探したらフォロワーが300人くらいしかいない。ただ地元では当たり前のようにライブをやってる。俺はレーベルをやってるから思うんだけど、俺らが好きなのは地元のルール。地元のみんなは今売れてるやつよりも「あいつの方が売れてほしい」とか、「あいつの方が本当はライブがカッコいいのに」と思っていたりする。地元には本当の答えがあるわけじゃん。今はそれが度外視されて、売れた者勝ちみたいになってる。みっくんはバズとかそんなことではなく、仲間を沸かしてナンボみたいなところがあるでしょ。

この間、鈴鹿ANSWERでライブした時にそれをすごい感じた。バックDJは訳あってマサルを呼んだんだけど、彼はドシロウトでそこまでDJができないんだよ。別にそれについては何も言ってないんだけど、そこにヒロシ(DJ BLOCKCHECK)とカズオ(MC KHAZZ)がずっと付いてて、絶妙なグルーブができてたんだよ。キャパ50人くらいの小箱だったんだけど、俺からしたら広さがちょうど良い。DJも良くて、すごい楽しくて、2022年一番のライブをしたんだ。

──大箱で起こる奇跡もあるだろうけど、小箱でも奇跡が起こる。そういうこともみっくんのアルバムを通して伝えたいね。

ライブで一体になれるから。俺はライブしてて写真とか撮られることないよ(笑)。でもそれは重要だと思うな。ちゃんと見てるってことじゃん。誰かのライブを観に行ってるのに、なんで画面越しで見てるんだって。

──今に迎合できない部分は俺らにはあるけど、全員が一体化して同じ感情でぶち上がるみたいな、本当に奇跡みたいな瞬間が起こってるわけじゃん。その瞬間のために音楽をやっているのが我々だということを理解してほしいよね。1,000人いても800人が携帯を見てたり、違うことを考えてるなんてことがあったりするじゃん。

だったら俺はその200人でいいよ。

──そう。多分、俺らの周りはそれを求めてやっているからね。それでは、最後に一言。

酒を飲むなら俺を呼べ。

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聞き手/ATOSONE(RCSLUM RECORDINGS)
写真/TAKE
文・編集/船津晃一朗
取材協力/CE$

INFORMATION

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CONVERSATION

MIKUMARI
2022.08.10(水)
RCSLUM|RCSRC-27

Tracklist
01. Intro Prod by RUI
02. Warming Up(feat. MC KHAZZ)Prod by XXX
03. Freaky Prod by Ne4r
04. Under Doggs(feat. ハラクダリ)Prod by MASS-HOLE
05. Garbage Prod by RYO KOBAYAKAWA
06. Rush Prod by HIGHSCHOOL
07. Drunk(feat.ILL-TEE)Prod by Ne4r
08. Active(feat. Campanella)Prod by MASS-HOLE
09. Feel So Good(feat. RITTO)Prod by OWLBEATS
10. Give Me Love Prod by RAMZA
11. New World(feat. CROWN-D)Prod by OWLBEATS
12. Daddy’s Home(feat. JP)Prod by MASS-HOLE
13. Another Round Prod by RUI

MIKUMARI プロフィール

岐阜県大垣市出身。名古屋に移住し18の頃ATOSONEと出会う。RCSLUMRECSのベテランラッパー。ORIGINAL RC。2010年に自身のグループであるHVST KINGSのEPをリリースし、ラッパーとしての活動を本格化しはじめる。その後メンバーの逮捕などもあり、グループを解散しソロに転向。その後、鹿児島屈指の太る兄弟OWLBEATSの1st ALBUM 「? LIFE」に参加し、名曲「D.O.D.」が産まれる。それを機にソロ活動に火が着く各地にライブでどさ回りを敢行。ヨレて泥酔時々やらかすも確実に経験値をあげる。 2013年に自身の1st ALBUM「FROM TOP OF THE BOTTOM」続く2014年、OWLBEATSによるREMIXアルバム「URA BOTTOM」をリリース。2017年にはOWLBEATS との狂作で2nd ALBUM「FINE MALT NO.7」をリリースしOWLBEATSと各地を駆けめぐる。ライブの味をしめる。翌年2018年、大阪のラップチームPSYCHO PATCHのラッパーILLNANDESとのEP「GAZZA CROOCKS」のEPをリリースし勢力的に活動する。その他コンピレーションアルバムや客演にも参加。ここ最近何を言っているかよくわからないラッパーが多い中、圧倒的な声量とフロウは健在。 現在、MC KHAZZ、ハラクダリと共にYOTA SQUAD、更にはDJ MIKUMARINRADINとしても活動し、2022年夏真っ盛りの8月、猛暑と共に約5年ぶりとなる3rdアルバム「CONVERSATION」をリリース。

配信はこちらからMIKUMARI InstagramRCSLUM RECORDINGS

酒を飲むなら俺を呼べ──MIKUMARI、インタビュー interview230113-mikumari-6

HONESTY

WDsounds、BUSHBASH、東金B¥PASSによる5年目を迎えるパーティーにMIKUMARIらが出演。
2023.01.14(土)
OPEN・START 17:00
小岩BUSHBASH
DOOR ¥2,500(+1DRINK ORDER)

Live floor
18:00~V
18:20~DEALE
18:40~Phonehead
19:30~MC KHAZZ
19:40~ハラクダリ
20:00~MIKUMARI
20:20~東金B¥PASS
20:40~#SKI7
21:40~RAMZA
22:10~仙人掌
22:30 END

LOUNGE DJs
CHIYORI
IRONSTONE
KD2(Phonehead & Aquarium)
& YOU