Interview:笠原さん、竹本さん、大瀧さん、岩元さん(NEXON)
——せっかくゲームができる環境ですので、プレイしていただきながら和気藹々やっていきましょう! まずはお名前と普段どのようなお仕事をされているかについてお聞かせください。
あいつ「オシエテ」
岩元さん「では僕からでいいですか? 岩元と申します。デザインチームで『HIT(ヒット)』というゲームのアバターデザインを主に担当しています」
大瀧さん「大瀧と申します。マーケティングを担当しています。スマホゲームの『ハイドアンドファイア(HIDE AND FIRE)』『三國志曹操伝 ONLINE』などのプロモーションのメイン担当をしています。ウェブ広告から紙・交通広告のほか、オフラインイベントの実施など、総合的にやっています」
竹本さん「竹本と申します。ゲーム運用をしております。簡単に言うと……なんでしょうね(笑)。例えばゲームの開発会社さんとの調整や、アップデートの準備、イベント時の社内調整や確認を経て、ユーザーさんに面白いゲームをお届けする仕事です。」
笠原さん「笠原と申します。技術部で、社員用PCや社内用アプリケーションソフト、ゲーム用サーバー等の購入手配をしたりしています。ですので、私がサボるとみんなが仕事できなくなります(笑)。技術部自体は、社内のITインフラと、ゲームのサーバーに関連する仕事ばかりですが、私は技術部で唯一、技術的な仕事ができない人間でもあります(笑)」
——デザイン、マーケティング、ゲーム運用、技術と様々な方にご集合いただいたのですね……。いろいろなお話を伺えてとても嬉しいです! NEXONに入社する前はどのようなことをしていたのですか?
あいつ「キニナル」
岩元さん「ここに来る前は“似顔絵師”という仕事をしていて、全国にいる似顔絵師のお店を転々とするというような旅芸人のようなことをしていました(笑)。結婚式にも行ったりして新郎新婦さんの絵を描いたりしていました」
大瀧さん「映画の宣伝をやっていまして、マーケティングがやりたくてこの会社にきました。あとゲームが好きだったので、お役に立てるのではないかと思いまして(笑)。」
竹本さん「ここに来る前はずっと『サドンアタック』というゲームの日本代表でした」
あいつ「eスポーツ?」
竹本さん「そうです(笑)。元々はプレーヤーで、ご縁がありこの会社で働くこととなりました。8年〜9年前ぐらいにゲームでメシ食いたい、と思っていたんです。今でこそeスポーツと言われていますけど、その当時は日本では全然盛り上がってなかったんですね。2008年ぐらいに初めて韓国で開かれた世界大会に行ったときに、リムジンから降りて来た普通の男の人が女の子に囲まれていて、『あの人は誰?』って聞いてみたんですよ。そしたら韓国の人気プロゲーマーだよっていう返事が来て(笑)。そこで僕もゲームで食っていきたいなと思い、当時住んでいた北海道から東京に来て、ゲームのプレーヤーを続けながら、大会の解説や大会進行スタッフ、その他にもゲームに携わるアルバイトをやっていたらNEXONから話があって、っていう感じですね」
笠原さん「ここに来る前はエンジニアをやっていました。エンジニアの知識、経験があって、かつ資産管理もできるような人材を探してる、という求人が出ていたので『できるかも』と思って応募し今に至ります。あと仕事は全く関係ないのですが、『ポケモン』がすっごい好きで、グッズもたくさん持ってて、ポケモンカードゲームのジャッジの資格も持っています(笑)」
——似顔絵師、映画宣伝、プロゲーマー、そしてポケモンマスターまで……。これだけ特殊な経歴を持つ方々が集まる会社も珍しいのではないでしょうか。それでは最後の質問です! ズバリ、NEXONの魅力はなんですか?
あいつ「ヨロシク」
岩元さん「趣味が合う仲間がたくさん集まっているように感じます。僕はお昼休みとかに仲間と絵を描いたり、カードゲームを作っています(笑)。そういった趣味の合う仲間がたくさんいることが大きな僕にとって大きな魅力です」
大瀧さん「一番良いと思うのは、Tシャツ&短パンで出社できることです(笑)! 」
一同「(笑)」
大瀧さん「スーツは全部捨てちゃいました。それで結婚式の時にとても困りました(笑)。真面目なことをいっておくと、年齢に関係なく何でもやらせてくれることですかね」
竹本さん「僕も大瀧さんと同じですね。僕もまだ若い方で、しかも未経験だったにもかかわらず、プロジェクトマネージャーの仕事を任せてもらったので。その分期待に応えなければ、という思いはあります」
笠原さん「この髪の色なのですが(綺麗な緑!)、他にも同じような人がいるので浮かないことですかね(笑)。個性豊かなメンバーに恵まれている、というのが良いところだと思います! あとは、月に一回カレーが無料で振舞われるのがありがたいです」
——え? カレーが無料で食べられる日があるのですか?
笠原さん「そうなんです! しかもインド風と欧米風、2種類の味から選べてどちらもすっごい美味しいんです。それと週に一回野菜ジュースが無料で配布されます。食費も浮いて、健康まで気を使ってもらってありがたいですね(笑)」
——羨ましいです……。なんて素晴らしい会社! みなさん本日は貴重なお時間ありがとうございました!
様々なゲームタイトルを配信しているNEXON。せっかくオフィスにお邪魔するという機会をいただいたので、担当の方に直接オススメのスマホゲームタイトルを伺うことに! ゲームを始めてしまうと、「のめり込んで廃人になってしまいそうで怖い」、という懸念もあるのですが、またとないチャンスですので「あいつ」と話を伺って来ました。
『ハイドアンドファイア(HIDE AND FIRE)』
まず始めにご紹介させていただくのは、『ハイドアンドファイア』というガンシューティングゲームです。全世界で1億DLを記録した超人気タイトルで、それを日本の方にも楽しんでいただけるよう様々な変更・修正を行い、配信した作品です。おかげさまで日本でも250万DLを達成し、NEXONスマホ向けタイトルでも人気の作品となっています。
——海外のタイトルを日本に持ち込む作業は、とても難しいように思えます。何か日本の方にウケる要素やコツとかはあるのですか?
そうですね。やはりキャラクターのデザインが重要になってくると思います。日本だと可愛らしいキャラクターが好まれる傾向にあります。それとRPGだとストーリー、シナリオがしっかりしているものが求められます。海外だと「バトルが楽しめればいい」という傾向があって、シナリオがおざなりになる事があるので、日本に持ち込む際はシナリオを肉付けしてあげる作業が重要となります。『ハイドアンドファイア』も同様にバックグラウンドのストーリーは、日本に持ち込む際に追加したものです。
——面白いですね。ガンシューティングゲームって素人からすると操作が難しそうな印象があるのですが。
そうですね。『ハイドアンドファイア』では操作をなるべくシンプルにして、おっしゃるようにガンシューティングゲームを未プレイの方でも楽しめるように操作性にもこだわっています。あと通信対戦もあるので、それはとても盛り上がりますよ。ですので、お友達同士でプレイするのもオススメですね。
『HIT』
続いて紹介するのが『HIT(ヒット)』です。こちらはNEXONの日本向けスマホゲームとしては最大のヒット作となります。
——『HIT』が最大の“ヒット”?
ダジャレじゃないですよ(笑)。アクションRPGでして、何と言ってもウリはグラフィックです。「Unreal Engine 4」というゲームエンジンを採用していて、恐らくスマホゲーム最高峰レベルの綺麗なグラフィックではないかと思います。
あいつ「タシカニ」
アクションの爽快感も魅力ですね。スキルの組み合わせも楽しくて、操作は簡単なのですが奥が深いです。あとは装着できる装備やアバターの種類もたくさんあって、外見の変化も楽しめます。女性キャラクターですとナースのコスプレなんかもあります。
——けしからんですね。
『StraStella(ストラステラ)』
最後にご紹介するのが『StraStella(ストラステラ)』という8月にリリースされたばかりのタイトルになります。美少女×ロボットというコンセプトで、宇宙を舞台に、ロボットの部隊を指揮して戦うシミュレーションゲームです。「ピクシー」という人工生命体の女の子がいて、彼女たちがロボットに乗ることになります。
——やはり女の子×メカ、というのは鉄板なのですか?
そうですね。いわゆる「美少女ゲーム」だと結構タイトル数もあって競争が激しいのですが、「美少女×ロボット」という切り口は、スマホのゲームとしては本数はそれほどないと思います。『StraStella(ストラステラ)』では、ピクシーと親密度という数値を高めると、ピクシーごとのエピソードをプレイする事ができます。さらに、プレゼントを渡したりして親密度を上げ数値がMAXになると“覚醒”という状況になり、戦闘中に必殺技が使えるようになります。そしてコスチュームの露出も上がります。
——けしからんですね。早速DLします。
女の子がたくさん出てくるのでそちらの要素を注目されがちですが、戦略ゲームとしてのクオリティも高いのが魅力です。ピクシーはVRモードでもご覧いただけるので、スマホ用のVRゴーグルをお持ちの方はぜひ楽しんでいただきたいですね。
あいつ「イイネ……」
——(本気で感動しているな)伊藤さん、ありがとうございました!
「あいつ」とNEXON訪問、いかがでしたでしょうか。いたるところにゲームを楽しめる環境があることに驚いたのではないかと思います。ゲームが好きな人にはまさに夢のようなオフィス! 個人的にはカレーの無料配布が超羨ましかったです!
日本を拠点とする上場企業ですが、会社の創業が韓国であることや、社長のマホニーさんが米国出身であることからもわかるように、“多様な価値観”の人材が集まること、そして“多様な価値観”を受け入れる土壌があることが感じられる訪問となりました。異なる意見を排除することなく、尊重し耳を傾ける事が魅力的なゲームを多数生む秘訣なのではないでしょうか。
最後にご紹介いただいたように、NEXONにはタイプの異なる様々なゲームがあるので、早速DLしてプレイしてみましょう!
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text & edit by Qetic
photo by Mayuko Yamaguchi