そのバンドにしか表現できない音というものは実在するもので、まさしく個性の塊とも言えるサウンドを生み出し続けているロックバンドがいる。その名もNikoん。2023年結成、オオスカ(Gt/Vo)、マナミオーガキ(Ba/Cho)の2名を中心に音楽好きの間では話題沸騰中。まぁ本当に凄まじいスピードでシーンを駆け巡りメジャーデビューを果たしたわけだ。すごい。

2026年9月に2ndアルバム『fragile Report』を発表。現在はアルバム購入者特典ツアー「アウトストアで47」、同時に「Re:TOUR」を開催中。ライブしまくりだ。

サウンドもさることながら、その活動も他のバンドとは一風変わった打ち出しが多く、常にリスナーをワクワクさせてくれることでも知られているNikoん。そんなNikoんの本当の魅力を知りたいのならば、彼らのディープなファンに話を聞くのが1番だろう。というわけで、Nikoん愛を語ってくれるファンを公募しインタビューを行った。一問一答的な感じの内容で3人に話を聞いたわけだが、なるほど、3人ともNikoんの魅力に共通するものを見出しているご様子。それは一体何なのか?

1人ずつ、3本の記事にわけてお届け! 2人目は東京でデザイン系の制作会社に勤めている20代の女性!

No.02 Hさん 20代・女性

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Ruriko Inagaki

Nikoんを観ると反省を促される

ーどんな流れでNikoんのことを好きになったんですか?

小学生の頃、サカナクションを好きになって、だんだんと夜の本気ダンスや愛はズボーンなどの踊れるロックが好きになり、インディーズをチェックするようになってライブに通い始めたんです。ある時、別のアーティストを観る目的で行ったライブで、オオスカさんがソロの弾き語りをやっていたのを観てCDを買ったんです。たしか2022年だったと思います。その後、しばらくしてNikoんが始まったのでライブに行くようになったんです。

ー好きな曲は何ですか?

悩みますね。日によって変わるんですけど、今日は「とぅ~ばっど」です。1stアルバムから選ぶなら「Vision-2」ですね。

ーNikoんはどんな存在ですか?

反省を促される気がするというか。ライブのMCを思い出して、オオスカさんがこんなことを言ってたなとか。noteの内容も脳裏をよぎって、『あれはよくなかったな~』とか、そんなことを思いながら自分の行動を振り返っています(笑)。

ーえっ、反省を促される?

なんか勝手に思い出しちゃうんです。全然違うことを話したり歌ったりしているだけなんでしょうけど、自分に照らし合わせて解釈しちゃうんですよ。それで、『気をつけなくちゃ』って思うんです。

ー例えば、どんなことを思い出すんですか?

以前、オオスカさんが「まとめて紹介されるのはイヤだ」的なMCをされていたことがあったんです。そこから、あの人はこれが好きだから、きっとこれも好きだろうとか。何か枠組みにはめて決めつけないようにしなくちゃって。

ー特に心に刺さった歌詞はありますか?

特定の歌詞というわけではなく、これもMCでの話なんですけど「言葉が積み重なっていく」という話があって、その話を聞いて、私も気をつけて発言しようと思いました。普段、生活していてて、『うわ、今やっちゃったな~』って時の方がNikoんを思い出すことが多いかもしれないです。

ーHさん、ちゃんとNikoんを楽しめていますか?

楽しんでいます。勝手にいろいろ繋げちゃって思い出しているだけなので。それだけ印象が強いライブが多いという意味ですし、心を動かされているという話です。

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Ruriko Inagaki
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Ruriko Inagaki

ー2ndアルバム『fragile Report』を聴いた感想を率直にどうぞ。

今作はマナミさんの曲が多いじゃないですか。だから、これまでとは違うテイストのNikoんの曲を聴くことができて、私としてはまた違った角度から反省を促されています。

ーああ、また反省しちゃったかー……。

また別角度から言われているような気がしまして。でも、改めて2人の歌があるという感じがして、そこがすごくよかったです。それに、以前からライブで演奏されていた曲がいつでも聴けるようになったというのは純粋に嬉しかったです。

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Ruriko Inagaki

ーでは、記憶に残っているライブは何ですか?

今年の1月に渋谷のCLUB QUATTROで開催された自主企画ライブですね。会場がパンパンで。ライブに通い出した頃は3人くらいしかお客さんがいない日もあったのに、今はこんなにいろんな人がNikoんを聴いていて、大勢の人がカッコいいと思っているんだなってちょっと泣きそうになっちゃいました。

ーそんなNikoんの魅力はどういうところにあると思いますか?

MCにしてもそうなんですけど、ちゃんとお客さん1人1人と対話しようとしている気がなんとなくするんです。不特定多数に向けた言葉ではなく、目の前にいるお前ら、と言われている気がするし、こっちが見られていると感じる。そういう体験は、私にはなかったことなので。

ーNikoんを薦めるとしたら、どんな風にバンドを説明しながら薦めますか?

無理やり聴かせるような音楽ではないので、私はNikoんが好きですってことを一生懸命伝えてみて、それで相手が聴いてみようかなって思ってくれたらいいなと思います。聴いた方がいい理由というのは、特に説明できないです。でも、ライブに足を運ぶのが好きな人は好きになるんじゃないかと思います。

ーそこで、反省するわけですね?

はい。背筋を伸ばしたい人は是非、ですね(笑)。

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Yukitaka Amemiya

ー今後のNikoんにどんなことを期待しますか?

とにかく好き勝手にやっていただくのが1番いいんだろうと思います。普通のバンドであったらブレーキをかけるんじゃないかなと思う時も、そのまま進んでいくような感じがしているので、そのままアクセルを踏みながら進み続けていってほしいと思います。

ーHさんはお仕事は何をやっているんですか?

デザイナーですね。今年、新卒で入社したんですけど楽しく働いています。最近やっているのは動画が多いです。

ーでは、Nikoんの曲にはどんなデザインが似合いそうだと思いますか?

やっぱりシンプルなのが似合うんじゃないかと思います。すでにアートワークはすごくシンプルですけど、さらに削ぎ落としても魅力が伝わると思います。CDを聴いていても思いますけど、本当に言葉が強いですし、油断していたら持っていかれるくらいの歌詞なので、それがストレートに伝わるデザインとなると、言葉を邪魔しないくらいシンプルなものがいいのかもしれませんね。

ーNikoんは今後どうなっていくと思いますか?

なんか、ある日突然解散しそうだなと。しないでほしいですけど。

ーなるほど(笑)。Nikoんのメンバーに伝えたいことは?

そのまま好きなように活動していってください。やっぱり作品を作ったり活動をする上で、自分に向き合った結果、やりたいことが変化してっくものだと思うのですが、思うままに好きにそのまま進んでいってほしいです。こちらは、それに合わせて素直な気持ちで受け止めていきたいと思います。

Interview&Text by Ryo Tajima(DMRT)
Interviewer:ARAYAJAPAN
Artist Photo by Kevin Yoshida
Live Photo by Ruriko Inagaki、Yukitaka Amemiya

ARTIST INFORMATION

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Nikoん

2023年に結成されたロックバンド。FUJI ROCK FESTIVAL’24の「ROOKIE A GO-GO」への出演や、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文氏が「芥川賞」を参考に立ち上げた新進気鋭のミュージシャンのアルバムに贈られる「APPLE VINEGAR -Music Award- 2025」で特別賞を受賞するなど、傾聴を集め始めている。
HPXInstagram

LIVE INFORMATION

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Nikoん presents 新春 謝罪会見

2026年1月13日(火)
東京/渋谷 CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
ゲストアクト:a flood of circle、DJ TOMMY(BOY)
通常チケット:¥2,026 / CD付きチケット:¥3,500

イープラスぴあローソン

TOUR INFORMATION

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アウトストアで47

2nd Album『fragile Report』の購入者は無料で入場できる47都道府県ツアー(各会場、定員に達し次第〆切)
※関東、東北、北海道、北陸、関西、東海シリーズは終了
※2026年1月~2月で、四国、中国、九州シリーズを開催

INFO・申し込み

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Re:TOUR

「アウトストアで47」で訪れる各エリアのファイナル公演を全国13ヶ所で開催(前売り ¥2,500 / 対バン有り)
※2026年1月~2月で、四国、中国、九州シリーズを開催

イープラスぴあローソン

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fragile Report RELEASE TOUR

・2026年2月22日(日)新潟 GOLDEN PIGS BLACK
・2026年2月23日(月・祝)宮城/仙台 enn 2nd
・2026年2月28日(土)広島 ALMIGHTY
・2026年3月01日(日)香川/高松 TOONICE
・2026年3月07日(土)北海道/札幌 SPiCE
・2026年3月11日(水)愛知/名古屋 CLUB UPSET
・2026年3月13日(金)福岡 Queblick
・2026年3月15日(日)鹿児島 SR HALL
・2026年3月20日(金・祝)大阪/心斎橋 ANIMA
・2026年3月21日(土)東京 渋谷区某所(ワンマン)
※東京ファイナル以外、対バンあり
前売り:¥3,500(ファイナル東京/ワンマンのみ:¥2,500)

先行予約はこちら

RELEASE INFORMATION

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2nd Album「fragile Report」

NOW ON SALE
※ 前代未聞の初回限定封入特典「47都道府県ツアー招待券」付き
収録曲:
01. fragile report
02. bend
03. nai-わ
04. 靴
05. dried
06. さまpake
07. とぅ~ばっど
08. グバマイ!!
09. (^。^)// ハイ

詳細はこちら

bend – Music Video(YouTube)

とぅ~ばっど – Music Video(YouTube)

さまpake – Music Video(YouTube)

(^。^)// ハイ – Music Video(YouTube)