そのバンドにしか表現できない音というものは実在するもので、まさしく個性の塊とも言えるサウンドを生み出し続けているロックバンドがいる。その名もNikoん。2023年結成、オオスカ(Gt/Vo)、マナミオーガキ(Ba/Cho)の2名を中心に音楽好きの間では話題沸騰中。まぁ本当に凄まじいスピードでシーンを駆け巡りメジャーデビューを果たしたわけだ。すごい。

2026年9月に2ndアルバム『fragile Report』を発表。現在はアルバム購入者特典ツアー「アウトストアで47」、同時に「Re:TOUR」を開催中。ライブしまくりだ。

サウンドもさることながら、その活動も他のバンドとは一風変わった打ち出しが多く、常にリスナーをワクワクさせてくれることでも知られているNikoん。そんなNikoんの本当の魅力を知りたいのならば、彼らのディープなファンに話を聞くのが1番だろう。というわけで、Nikoん愛を語ってくれるファンを公募しインタビューを行った。一問一答的な感じの内容で3人に話を聞いたわけだが、なるほど、3人ともNikoんの魅力に共通するものを見出しているご様子。それは一体何なのか?

1人ずつ、3本の記事にわけてお届け! 3人目、ラストはイベントの企画制作や映像制作を行う会社に勤務する20代の男性!

No.03 Tさん 20代・男性

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Ruriko Inagaki

人との繋がりを大事にするバンド

ーNikoんを知ったきっかけを教えてください。

THE NOVEMBERSの小林さん(Gt&Voの小林祐介)が、「最近カッコいいと思っているバンドを挙げる」という企画でNikoんの名前を出していたんですよね。それで聴いたのがきっかけで、これはカッコいいなと。たしか1年ほど前のことでした。初めて行ったライブは2025年1月のCLUB QUATTRO(渋谷)です。

ーどの辺りがカッコいいと感じたんですか?

最初に聴いた曲が「step by step」なんですけど、まずイントロがヤバすぎて食らっちゃったんです。オオスカさんの声がカッコいいし、ギターもすごくて。個人的には小林さん(THE NOVEMBERS)の声にもちょっと似ているような気がして、どんどん他の曲を聴いていったんです。当時はまだサブスクでNikoんが聴けたので。

ーNikoんで1番好きな曲は「step by step」?

やっぱりそうですね。イントロが流れたらめっちゃアガります。1stアルバムだと「ghost」も好きです。

ー2ndアルバム『fragile Report』を聴いた感想を率直にどうぞ。

めっちゃ好きです。特に「靴」がいいです。ペヤングさん(マナミオーガキ)とオオスカさんが各々に乗せている歌詞がすごくよくて、そのコントラストがめっちゃカッコいいと思いました。前作とも全然違うし、よりストイックになっているように感じます。まさに新しいNikoんが見れたという感じです。ペヤングさんが書いている歌詞が実に人間的というか。血の通った人間が書いている温かみが読み取れましたし、曲にも灯りが増えたように感じました。

ーNikoんのサウンドはどういうところが魅力的だと思いますか?

僕は趣味でギターを弾いていて、最近は友人とバンドを組んでコピーをやったりしているので、よく感じるんですけど、ギターの表現力がすごいです。鋭利な感じがするというか。エフェクターの使い方も上手ですよね。機材紹介をしているnoteも読んだんですが、マルチエフェクターに入っている音を使っているだけ、と書いてあって『ウソだ、どういうこと?』ってなりました(笑)。あと、サウンドだけではなく、MVも最初から全部カッコいいのが好きです。絵作りがめっちゃ綺麗だと思います。映像制作の仕事もしていたのでカラコレとか気になっちゃうんですけど、色も整っていて作品全体を通して統一感もあるし、そういう点もNikoんの魅力だと思います。いつか一緒に仕事ができたら嬉しいので、お願いします!(笑)。

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Ruriko Inagaki
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Ruriko Inagaki

ーNikoんの活動で特に好きだと思ったところは?

とあるライブのMCでビラ配りのことを話していたんですが、話している内容と行動が一貫していて、すごく筋が通っていてエラいなと思ったんですよね。それで、Nikoんについていこうと思いました。草の根活動じゃないですけど、SNSで発信するだけではなく、地道に自分の足を使ってドロくさくやっていこうとするのって、逆に今の時代にはないことじゃないですか。SNS時代の中でアナログ的な活動をするというか、人との繋がりを大事にしつつ、そこに感情を乗せるという姿勢はすごく信頼できると思いました。ライブハウスにおいても、とにかく楽しい場を作ることに徹底してスピーディに行動していますよねん。最近、そんなバンド見たことがないですもん。

ーNikoんを知らない人に薦める時、「こんなバンドが好きな人にはオススメ!」という言い方をするとしたら、どう伝えますか?

Nikoんにしかない個性があるバンドなので言い方が難しいんですけど、個人的には凛として時雨が好きな人には響くんじゃないかなと。3人組であるという点、ルーツがパッとわからない点などが共通しているというか。1stアルバムの好きな曲で「mouton」という曲があるんですけど、その曲にちょっと時雨っぽさを感じたんです。だから、あのTKサウンドを荒々しくした感じの音が聴けるバンドだぞ、とか。そういう薦め方をするかもしれません。

ーぶっちゃけた話、Nikoんは凛として時雨のように売れていくと思いますか?

これまで、時雨の継承者っていなかったと思うんですけど、そういう存在になっていきそうだなと思います。売れる売れないっていうのは難しいし、よくわからないですけど、規模感はもっと大きくなっていくと思います。それに、長く続けていくことで、海外でも評価される日本のバンドっていう感じの存在になっていくんじゃないかと思うんですよ。

ーNikoんにやってほしいことはありますか?

2ndアルバムの曲はキャッチーなものも多いですし、アニメのエンディングになってもおかしくないと思うんですよね。というか、やってほしいです。「靴」や「nai-わ」とかはNHK Eテレの土曜夕方にやっていたアニメのエンディングテーマ感があるというか。ちょっと寂しい感じもありつつ明るい未来が見たいんだよな、みたいな。その感じが超好きです。

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Ruriko Inagaki

ーお仕事はどんなことをしているんですか?

会社員として映像を作ったりイベントを企画運営したりする部署にいます。

ーでは、Nikoんとイベントをやるとしたらどういうことをやりたいと思いますか?

チャリティ系のイベントなんか面白そうだと思いましたね。福祉に関連することであったり、若者がそっちの方面に興味が持てるような内容だったらいいのかもと。オオスカさんが子供たちと花火していたりとか。洗練されたオシャレな企画というより、そういう人間と触れ合いを感じさせるものの方が意外と見たいかもって思いました。

ーNikoんのメンバーに伝えたいことは?

下北沢のビラ配りの時にもらいにいった時、「どこにいるのかわからない」ってポストしたらすぐに反応してくれたり、実際に会った時に話をしてくれて、ギターにサインしてくれたりしたんですけど、その人間的な温かみや大人のカッコよさに惹かれます。今やっていることをずっと続けてさえもらえれば、僕らはずっと尊敬し続けるし、信じ続けるし、めっちゃ売れることはなかったとしても、一生Nikoんについていきます。

Interview&Text by Ryo Tajima(DMRT)
Interviewer:ARAYAJAPAN
Artist Photo by Kevin Yoshida
Live Photo by Ruriko Inagaki、Yukitaka Amemiya

ARTIST INFORMATION

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Nikoん

2023年に結成されたロックバンド。FUJI ROCK FESTIVAL’24の「ROOKIE A GO-GO」への出演や、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文氏が「芥川賞」を参考に立ち上げた新進気鋭のミュージシャンのアルバムに贈られる「APPLE VINEGAR -Music Award- 2025」で特別賞を受賞するなど、傾聴を集め始めている。
HPXInstagram

TOUR INFORMATION

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fragile Report RELEASE TOUR

[ 公演情報 ]
・2026年3月11日(水) 愛知/名古屋 CLUB UPSET
 w/ 板歯目、神々のゴライコーズ
・2026年3月13日(金) 福岡 Queblick
 w/ Etranger、神々のゴライコーズ
・2026年3月15日(日) 鹿児島 SR HALL
 w/ チリヌルヲワカ、神々のゴライコーズ
・2026年3月20日(金•祝) 大阪/心斎橋 ANIMA
 w/ レイラ、MIGHTY HOPE、神々のゴライコーズ
・2026年3月21日(土) 東京/渋谷 Spotify O-EAST(ワンマン)
 
[ チケット情報 ]
ADV. ¥3,500(ファイナル東京ワンマンのみ:¥2,500)

イープラスぴあローソン

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hitomiとNikoん / LIVE TOUR 2026

レーベルメイト『hitomi』とのツーマン東名阪ツアー FINAL
[ 公演情報 ]
・2026年3月18日(水) 東京/新代田 LIVE HOUSE FEVER
w/ hitomi (BAND SET)
 
[ チケット情報 ]
ADV. ¥3,900

イープラスぴあローソン

LIVE INFORMATION

僕らがNikoんを好きなワケ Vol.03 ~ファン・インタビューから紐解くバンドの魅力~ UNDERCITY_final_flyer_small

UNDERCITY

2026年3月17日(火) 東京/恵比寿 LIQUIDROOM
OPEN&START 17:00 / CLOSE 23:30
ADV. ¥3,000
 
【Live Acts】ANORAK! / 北村蕗 / 自爆 / SHIMIZUMASH(清水舞手)/ テレビ大陸音頭 / Nikoん / NNULL (MONJOE + KAZUYA OI) / ผ้าอ้อม99999
【DJ】KUROMAKU / SZK(fancyBOYS)/ TOMMY(BOY)/ 漂流音楽 / FLAMINGOS(UNO FUMI, KASUMI)/ heykazma / PELI / ラブリーサマーちゃん / warai_motoko(Rave Racers)
【Dance Performer】HAL / RiNnA / Hikari oricci (Benefit one MONOLIZ)
【VJ(LIQUIDROOM)】Keijiro Takahashi / JACKSON kaki / Tohru Kanazawa (AVC) / Yousuke Fuyama / yukako (Hello1103)
【Fashion Market】THE MIX & 愛 / BOY / moffy (MOTO)
【Food】FRANK PIZZA

イープラスぴあローソン公式X

RELEASE INFORMATION

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2nd Album「fragile Report」

NOW ON SALE
収録曲:
01. fragile report
02. bend
03. nai-わ
04. 靴
05. dried
06. さまpake
07. とぅ~ばっど
08. グバマイ!!
09. (^。^)// ハイ

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bend – Music Video(YouTube)

とぅ~ばっど – Music Video(YouTube)

さまpake – Music Video(YouTube)

(^。^)// ハイ – Music Video(YouTube)