EXILE SHOKICHIが名義をSHO HENDRIX(ショー・ヘンドリックス)に改め、心機一転ソロ活動を再始動。新作アルバム『DOZEN ROSES』を11月15日にリリース。

『DOZEN ROSES』は東京とLAの2箇所で制作され、音楽性もこれまでにない多彩さで、リリックでは深く様々な愛の形を表現した作品に仕上がった。

プロデューサーとしての仕事も含め、制作活動をさらに加速させているSHO HENDRIXに新作について、そしてアーティストとしての現在について話を訊いた。

EXILE SHOKICHIが“SHO HENDRIX”として生み出すAL『DOZEN ROSES』|制作プロセス、心境の変化を語る interview231115-SHO-HENDRIX-03

INTERVIEW:SHO HENDRIX

──今作『DOZEN ROSES』は東京のプライベートスタジオで制作された6曲、ロサンゼルスのAvex Houseで制作された6曲を合わせた合計12曲のアルバムとなっています。制作の流れはどのようなものでしたか?

最初の段階でアルバムのタイトルを決めたんです。12本の薔薇のような、12の愛を歌うアルバムを作りたい、様々な愛の形をコンポーズしてパッケージしたいという想いで『DOZEN ROSES』と。ただ、今までは作りたい曲、そしていっしょに制作するアーティストが先行していたことが多かったんですけど、今回は何が出るかわからないような形で制作してみたいと思って。その日、そのときのテンションやマインド、その瞬間に自分から出てくる感覚を大事にしながら作ってみたかったんです。

半分は東京で半分はLAで、自分のインスピレーションにまかせた音楽を作ろうと。だからLAで共に作業したクリエイターたちは全員初めて会う人でした。そういう環境で何が生まれるのか、自分の運試しも兼ねてやってみた。LAで6曲作った後、「こういう曲も欲しかったな」という自分の中の『DOZEN ROSES』というアルバムの足りないところを東京で補ったり、ブラッシュアップしていきました。

──かなりセッション的要素に溢れたアルバムなんですね。

セッションの要素はかなり強いです。LAで作った曲は歌詞も含めて全部その場で書いているんです。例えば“Balloon in the sky”という曲は、休みの日で、車でハイウェイを走っていた時にたまたま風船が空を飛んでいたのを見たんです。最初はLAの空は気持ち良さそうだなと思って見ていたんですけど、よく考えるとそこには風船を手放した人がいて、手放された風船がある。一体どんな物語があったんだろうと。それを人に例えてみて、恋人を邪険に扱っていて、「もういらない」と手放されてふわふわ浮遊するようなイメージが湧いてきたんです。永遠だと思っていたものを蔑ろにしてしまったことで失ってしまったというか。

こういった自分が見て感じたインスピレーションとその日の感覚、過去の記憶、脳内で作り出すストーリー……それらを掛け合わせてできた曲がアルバムにはたくさん入っているんです。

SHO HENDRIX / Balloon in the sky(Recording Movie)

──たくさんの国内アーティストが日本以外の場所での制作を行いますが、現地に適応していくのに苦戦する場合もありますよね。これまでのキャリア、経験ももちろんあると思うのですが、SHOKICHIさんのようにオープンマインドでいられる秘訣のようなものはありますか?

僕も若い頃に苦戦したんです。初めて海外に制作で行ったときは向こうの空気に飲み込まれてしまったり、ソングライティングの実力に圧倒されたり、歌の上手さに驚かされたり、そういった経験を経てきたからこそ、全く臆することなく制作に臨めたんだと思います。LAのクリエイターと比べて、僕の方が全然年上だったりするんですけど、「はじめましてー! 若いんだね、君!」くらいのテンションです(笑)。

以前は海外で制作するとき「こういう曲を絶対作る!」という目標を決めていて、失敗できないという気負いもあったから、サウンドもある程度決めてから行くことが多かった。でも今の自分ならどう転んでも良いと思える方向に持っていける、どんなクリエイターと仕事をしてもリードできるだけの積み重ねがあった。だからすごく楽しくできましたね。

向こうのクリエイターには、日本人にこれだけ引っ張られることはあまりないらしく驚かれましたね(笑)。僕は自分からどんどん指揮を取って制作を進めて、提案していって、それによってスタジオにすごく良い空気を作れたと思います。「すごくやりやすい! 明日も来ていい?」と聞かれることもあったくらい(笑)。みんなとも仲良くなれた気がします。

EXILE SHOKICHIが“SHO HENDRIX”として生み出すAL『DOZEN ROSES』|制作プロセス、心境の変化を語る interview231115-SHO-HENDRIX-02

──『DOZEN ROSES』はR&B、ヒップホップ、ネオソウル、ファンク、レゲトン、ラテン・ハウス、フォーク、シティ・ポップなど多彩な音楽性を持った作品でもあります。

アルバム制作当初はもっとリラックスして全体をネオソウルで統一するというか、引っ掛かりのないアルバムにしたかったんですが、作っていくうちにやりたいことが増えて、最終的にハウスも入れました。自分のそのときどきのムードやインスピレーションを大切にした結果ジャンルレスな作品になったんです。それこそ昔は「こういうアルバムにするぞ!」というゴールに向かっていたんですけど、そういう気負いがなく作れました。

──制作初期はネオソウルのアルバムを作る予定だったとのことですが、そのきっかけになった作品はありますか?

これまでのソロの曲もグループの曲も、自分の音楽には大きいステージがあって、LEDが後ろにたくさんあって、ダンサーもいっぱいいて、隙のないエンターテイメントを見せるというのが前提にあったと感じていて。コロナ禍ではオンラインライブも多かったと思うんですけど、そこで自分の曲が披露しにくい感覚があって、1人でどこでもフラッと演奏できるような曲が意外と少ないなと気づいたんです。もう少し肩の力を抜いて、どこでも披露できるような、そんなアルバムが作りたかったんです。ディアンジェロ(D’Angelo)の作品もめちゃくちゃ好きだったので、そんなアルバムを作れたら本当に最高だろうなと思ってトライしていった。おこがましいですけど、そこと自分のマインドを掛け合わせた新しいものを作りたかったんです。

──アルバムのグルーヴ感はたしかにディアンジェロの影響を感じさせます。このようなグルーヴにボーカルを乗せるとき、意識の変化はありましたか?

今までは録音ブースに入って、力んで「よし、やるぞ!」という感じだったんですけど、今回はスタジオで椅子に座って、めちゃくちゃリラックスした状態で録るようにしましたね。

──影響を受けたというB.I.G. JOEさんとの“空、冬の曙”もそうですが、北海道への愛を歌っているのも今作の胸を熱くする瞬間の一つです。これまでもSHOKICHIさんは地元をとても大事にした活動をしてきたと思うのですが、地元への愛の形は年齢やキャリアを重ねていく中でどのように変わっていったのでしょう?

実を言うとこういう曲はもっと早くやりたかったんです。なかなかタイミングが掴めずにいたので「ここだ!」という感じで今回挑戦しました。B.I.G. JOEさんの音楽を札幌時代は毎日のように聴いていたので、まさかオファーを引き受けてくださるとは思わず、感激でしたね。本当に音楽をやっていて良かった。

──B.I.G.JOEさんのリリックも熱く、SHOKICHIさんのリリックも感動的です。

B.I.G.JOEさんのリリックにはかなり胸が熱くなりました。友を想う気持ちが滲んでいて。もう完全にお任せしてこのヴァースがきたんです。自分のヴァースのあとにB.I.G.JOEさんの声が入っているのを聴いて、すごく曲が深くなったのを感じました。曲が喜んでいましたよ。冬の雪が降り積もる北海道で、寒い日に、道民の皆さんに暗いところで聴いてほしいですね。

僕のリリックには羊ヶ丘通りという道の名前も入れているんですけど、そこがクラブに通う道だったんです。クラブ帰り、本当に深夜に、B.I.G.JOEさんの『THE LOST DOPE』(2005年)をそのときの自分の相方といっしょに聴いていました。それが今の自分の音楽の基礎を形作ったものでもあるんです。オーストラリアから札幌に『THE LOST DOPE』は届いたんですけど、それに本当に興奮したので、「札幌に降る“Dope”」というリリックでそのときの喜びを表現していますね。

──フォーキーな“Emishinokuni”も北海道の曲ですよね。

これだけちょっとどうしようか迷うくらい毛色の違う曲なんですけどね(笑)。これも北海道を歌うバラードが欲しかったというか、地元に帰ったときにギター1本あればパッと歌える曲が欲しくて作ったんです。フットワーク軽く、ソロだからこそできる曲なのかなという感じです。自分の人生の学びを地元のいろんなものと掛け合わせながら作れて、良い曲になったと思いますね。

──この曲には山木将平さんという札幌を拠点に活動するギタリストが参加しています。

少し前からの知り合いなんです。北海道のミュージシャンと1曲作れたら素敵だと思って「ぜひ何かやってみないですか?」と提案したら快く引き受けてくれて。それで自分がたまたま札幌に行ったときにホテルにギターを持って来てくれたんです。そこでこの曲のベースを作って東京でレコーディングしました。

SHO HENDRIX / Emishinokuni(Art Track)

──はじめに伺った“Balloon in the sky”のエピソードもそうですが、かなりご自身の身近なところからのインスピレーションや繋がりを大切にした作品なんですね。

そうですね。例えば“6.5 Days”は知り合いとの会話がベースになっているし、“Super Market”も「こういうストーリーがあったんだよ」とお話しを聞いたのがベースになっていたり、自分の脳内が作り出すストーリーだけではなく身近なところや外側からの影響も取り入れて、自分の中でそれを膨らませてロマンチックにして作り上げています。

ちなみに去年の大晦日、生まれて初めて台湾でカウントダウンを迎えたんですけど、“6.5 Days”に参加している台湾のシンガーソングライターのEve Ai(艾怡良)さんはそのとき同じイベントに出ていたんです。初めて拝見して衝撃を受けて「この人誰? めちゃくちゃかっこいい!」という感じで。すごくドープな曲を歌っていたんです。2017年にLDH ASIAが設立されて以来、アジアの他の国での活動も増えてきているので、台湾のアーティストといっしょにできたら楽しそうという想いもあってオファーさせていただきましたね。彼女の声はすごく特殊で、もの哀しくなるような、感情を揺さぶってくれるものですね。素晴らしいアーティストと出会えました。

──“6.5 Days”はレゲトン的な1曲ですよね。過去のインタビューなどでもかなり雑食的なリスナーとしての側面は見えていたかと思いますが、最近聴いている音楽について教えていただけますか?

レゲエ、レゲトンも流行とともに聴いてきました。ショーン・ポール(Sean Paul)が流行ったときはすごく聴いていましたし、最近でもレゲトン、アフロビーツあたりは熱いですよね。たぶん僕のアルゴリズムを考えているAIは困っていると思います(笑)。アニソンも聴くし、レゲトン/ラテン・トラップ系だとバッド・バニー(Bad Bunny)が最近出したアルバム『nadie sabe lo que va a pasar mañana』も良かったですし、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)もちょうど僕がLAに行っているときに新作をリリースしていて「もう最高!」という感じで。制作の最終日くらいにジョングク(JUNG KOOK)の“Seven”も出たりして驚いていましたね。

──今回、LAにはどのくらい滞在していたんですか?

2週間くらいです。だからその間にリリースされたものもあったので、「ヤバい! こういうのもやりたい!」という感じで引っ張られそうになったりもして。制作期間中も常に新しい曲をチェックしてますね。

──今回のアルバムはリリック面でも様々な愛の形が届けられます。そんなアルバムの中でもラストソング“No is No”は前向きな1曲です。サウンド面でのスムーズさ以外にもこうした感情の流れも意識していますよね?

ずっとドープなものが続いていると思うので、最後こういうので終わるのも良いのかなと。この“No is No”という曲もLA滞在先でお世話になった女性の言っていた言葉が基になっているんです。彼女が友達から些細な頼みごとをされたときに、スケジュールは空いていても「でもちょっと無理かな」と断ったという話をしていて。それについて「すごいですね」と彼女に伝えると「だって理由がなくてもノーはノーでしょ」って。それってすごいことじゃないですか。日本人だとそうはいかない気がします。「時間はないけどしょうがないな」という感じになると思う。だから生きる上で、意外にすごく大切なメッセージかもしれないと感じて、そういうところからも引っ張ったりしているんですよね。

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──身近なエピソードやインスピレーションはどのようにストックしてどのように音楽に昇華させているんですか?

人から聞いた話、映画を観て受けたインスピレーション、本を読んで感動したこと、常にアンテナを張ってそこに引っかかったら全部ストックしていて。そのストックの中から、このトラックにこのセンテンスを使ってみようかなとか、そういった掛け合わせ方ですね。だからずっとネタ募集中というマインドですね。

──常にインプットとアウトプットが行き来している状態なんですね。

そうですね、アウトプットの機会がめちゃくちゃ多いので、それにインプットが負けないように一生懸命何かを取り入れています。アニメや映画を見たり、漫画や小説を読んだり、人と話したり……インプットを探して迎えにいっています。

──次の作品のことがいつも頭の片隅にあるということですか?

次の何かを作りたいというのもそうなんですけど、とりあえず無心で、何かに使えそうというものを探しているというか。ずっと制作をしている内にそういう生き方になってきたんですよね。

──そういった面でも変化があったんですね。

モノの考え方が昔は違っていたと思います。今は全部に対して貪欲というか、日常の些細なことからも何かゲットできないか探しています。制作期間に旅行に行った時も、途中で寄り道して、海に行ったんです。そしたら偶然そこが月の引力を感じる場所と言われているらしく、すごく干満の差が激しい場所をそう表現している看板があって。“Rose”のリリックを書いているときだったので、人生の波、上がったり下がったりを一幕として取り入れていたりします。

SHO HENDRIX / ROSE(Music Video)

──そういった激しいインプットとアウトプットは精神的に大変だったりしませんか?

たしかに心は忙しかったりするんですけど、段々とそれがライフスタイルになってきて、そういう癖が付いてきたんですよね。それが今は自然なんです。でもここまでしっかり身体に馴染んできたのはここ最近のことです。ここ3~4年かな。それまではもっと「書こう!」と思って書くというか、「さあ、やるぞ!」と気合いを入れて制作に向かっていたと思います。あとありがたいことに今はプロデュースもさせてもらっていたり、常に何かのクリエイティブに携わっているので、だからこそずっとこういう状態でいられる。とてもミュージシャンとして呼吸がしやすい。インプットとアウトプットがずっと繰り返しできているので、ミュージシャンとしてのリズムがいいんです。ちょっと止まってしまったりすると「あれ?どうやって書いていたんだっけ?」というモードになってしまったりするので。

──では逆にコロナ禍でライブがなかった時期は難しかったですか?

あの頃は大変でした。あらゆるものが止まったので、曲なんて書ける気がしなかったですね。LAではスタジオに入った6日間、1日1曲作っていたので、帰ってきてリリックを読み返したら、よくこんなことを瞬時に思いついたなと感心します。だからLAで書いたリリックは持ち帰ってからほとんど直していないんです。これまではメモして、東京のスタジオにこもって書くこともあったんですけど、今回はLAでサラサラっと出てきたんです。これはもう積み重ねだと思いますね。ここまでやってもまだまだ成長できることを学びました。

──アーティスト名の「SHO HENDRIX」は半ば勢いで決めたと伺ったのですが、プロジェクトを進めていく中で、そこに新たな意味合いが出てきたりしていますか? “Emishinokuni”にも「まだ道半ば」というリリックがありますが、この先に大きなヴィジョンが見えているのでしょうか?

そうなんです、バーの名前から来ていて。もちろんジミヘンも好きですけど、ジミヘンから取ったと言うのは恐縮してしまいますね(笑)。最初はアルバムごとにSHO HENDRIXのHENDRIXの部分を変えていくのが面白いかなと思っていたんです。名前を変えて次はフォーキーな作品を作ってみたら楽しいかもしれないなとか。でもこのSHO HENDRIXという名前に愛着が湧いてきてしまって(笑)。自分の身体の中に入ってきた感じがします。少しずつSHO HENDRIXの音楽というものがこのネーミングにも引っ張られて形成されていっている気がしますね。じわじわとやって良かったなと感じています。

叶うなら、もう1枚くらいアルバムを出したいなと思ったりしていますね。ただそこも今後の生き方、人との出会いや別れ、社会情勢などで自分のインスピレーションは変わっていくと思うので、そういう流れの中で、音楽との出会いで楽しみながら変えていけたらいいですね。

──SHOKICHIさんにはこれまで音楽面でもグループを引っ張ってきた印象もあります。EXILE SHOKICHIという存在やご自身に求められていることなどは今回のプロジェクトでどのように意識していましたか? 

ずっと応援してくださっているファンの皆さんに向けています。なんなら、そこのみと言ってもいい。もちろんここから自分の音楽に少しでも興味を持ってくれる方がいたら嬉しいとも思っていますが、基本的にファンの皆さんに良い作品を届けられるようにというのがモチベーションです。形はどうであれ、みんなが応援してくれる限りずっと音楽をやっていたい。ファンの皆さんが僕をきっかけにいろんな音楽に出会って、そこで楽しめるような提案はしたいといつも考えているので、今回の『DOZEN ROSES』はまさしくそういったアルバムを作れたんじゃないかなと思っています。

──今後のライブのイメージはいかがでしょうか?

今回やらせてもらうEXILE SHOKICHI LIVE TOUR 2023“BRAIN”はEXILE SHOKICHIとしてやるんです。EXILE SHOKICHIのライブでSHO HENDRIXの曲もやるようなイメージ。ライブのヴィジュアルも少し奇抜というか、“BRAIN”というタイトルなので、自分の脳内にいる指揮役のSHOKICHIが表現するたくさんの今まで作ってきた音楽、というライブになると思います。いつかはSHO HENDRIXとしてだけで披露できるようなライブもやりたい。ブルーノートやコットンクラブなどのジャズクラブでもやってみたいですね。

EXILE SHOKICHIが“SHO HENDRIX”として生み出すAL『DOZEN ROSES』|制作プロセス、心境の変化を語る interview231115-SHO-HENDRIX-01

Text:Daiki Takaku
Photo:Maho Korogi

INFORMATION

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DOZEN ROSES

SHO HENDRIX
2023.11.15
 
01. Cloud 8
02. ROSE
03. 草花と火山の物語
04. Balloon in the sky
05. Dinner Time Jazz feat. SWAY
06. I/O feat. Masa Kohama
07. 空、冬の曙 feat. B.I.G.JOE
08. 6.5 Days feat. Eve Ai
09. 凛
10. Emishinokuni
11. Super Market
12. No is No feat. AYA a.k.a. PANDA, TAK-Z

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