「AORも当時もっとも新しかったミクスチャー」
変化とクロスオーバーこそがポップスだと唱えるSING LIKE TALKINGの魅力に迫る

新型コロナウィルスの影響を受けてツアーを中止したSING LIKE TALKING(シングライクトーキング)が、夏に入って大きく動き出した。日本のシティポップや歌謡曲のリエディットで知られるNight Tempoが、彼らの曲をセレクトしたコンピレーションアナログ盤が話題を集め、8月29日(土)に中野サンプラザ、9月5日(土)に都内スタジオで初の配信ライブを行うこと、その直前の8月26日(水)にはシングル“生まれた理由”と、ギタリスト・西村智彦の約5年ぶりとなるソロアルバム『combine』を同時リリースすることも発表した。そこで、今回はそれらのトピックを軸に、SING LIKE TALKINGの現在地と未来や、昨今のシティポップやアナログ盤のリバイバルに対する見解などについて、佐藤竹善と西村智彦の二人に話を聞いた。

Interview:佐藤竹善×西村智彦

「自分の気分が高揚することに従って取り組めばいい」
佐藤竹善が考えるコロナ禍とミュージシャンの在り方とは

――新型コロナウイルスの感染拡大を受けてツアーは中止されましたが、配信ライブの開催と、シングル“生まれた理由”のリリースを発表されました。まずは現在のお気持ちを、聞かせていただけますか?

佐藤竹善(以下、佐藤) 今の状況をネガティブには捉えていません。危機的な出来事という意味では、僕の場合、東日本大震災や阪神大震災のほうが辛かったというのが正直な気持ちですね。東日本大震災の時、僕は仙台にいたんです。突然襲った災害により一瞬にして街が荒れ果て、多くの人々の命が奪われたことに対して感じた無力感は、そこから努力してどうこう以前の問題で。もう運命として受け入れなければ気持ちのやり場がないくらいの、大きなものでした。でも、今のコロナ禍における音楽業界は、いろんな立場の人たちがいてそれぞれのケースがあるので一概には言えないですけど、気を落とさず努力から始めてなんとかなる部分がかなり大きいと思うんです。

――そのうえで、この先はどうなっていくと思いますか?

佐藤 今はいろんな人たちが状況を見定め模索している段階。言葉は悪いかもしれないですけど、過渡期とも言えると思うんです。人の数だけ感情がある。それらが配信ライブに向くのか、制作に没頭するのか、他の何かなのか。いずれにせよどの選択も世の中の状況を見ながら変性していくもの。だから“こういう結果が見えているからやる、やらない”ということではなく、自分自身の気分が高揚することに従って取り組めばいいんじゃないかと。その積み重ねが誰かにとっての感動を生むかもしれないし、全体的にもいい形に収まってくるようにも思います。コロナウィルス自体がいつ収束するのか、何を以て収束とするのかは難しいところだと思いますけど、今となってはそこをとりわけ気にしなくてもいいというか、結局、やれること、やりたいことを続けるしかないですから。

――そんななか、竹善さんは今をどのようにお過ごしですか?

佐藤 最近は毎日のようにここ(自身が所有する制作スタジオ)にいるんです。こんなに長く一つの場所にいることは何年もなかったので、すごく新鮮な気持ちですね。そうすると、新しい発見もたくさんあって。例えばこの機会にって、今まで以上にコンピューターと向き合うことで、ただ操作に詳しくなるだけじゃないんですよね。そのために脳を回転させたことが、別の新しい発想にも繋がってきますから。

――西村さんはいかがですか?

西村智彦(以下、西村) 目の前のことと真っすぐ向き合っています。今度やるお客さんを会場には入れない配信ライブも、それにともないリハーサルも密にならないように気をつけることも、いろんなことが初めてで戸惑うこともありますけど、一つひとつ積み重ねていくしかないですから。

「今までの常識を解体して組み立て直さなないといけない」
ニューシングル「生まれた理由」でモダンな方向性を推し進めた理由

――シングル“生まれた理由”を制作することになった経緯を教えていただけますか?

佐藤 SING LIKE TALKINGは、00年代に入ってから7年くらい活動していない時期もあったんですけど、デビューから25周年を過ぎた2013年あたりから、いいタイミングでリリースすることを前提に、毎年1曲は作ることにしたんです。そうすると感覚が前線にいられるというか、試合がないのに練習するのと、試合があって練習するのでは違うじゃないですか。その流れで今年も作ろうと。コロナウィルスの影響でいろいろあるけど、僕らはベースやドラムが固定されているバンドではないし、西村も千章もそれぞれにいい録音環境を持っているので、フレキシブルに動けるんです。だから今回はほとんど3人で会うことはなく制作を進めていきました。

――“生まれた理由”のアレンジやメロディは、おもに竹善さんが手掛けられたのですか?

佐藤 そうですね。僕らは基本的に曲を書いた人がアレンジをやるんですけど、そこは今回も変わらずで。そこまでできた段階で千章に渡して歌詞を書いてもらいました。

――SING LIKE TALKINGは、AORや日本のシティポップの文脈上に置かれることが多いじゃないですか。私はAORとは洗練されたクロスオーバーミュージックだと思っているのですが、「生まれた理由」はそういう意味でのAOR、1970年当時のリバイバル的なものではなく、制作した時代の空気感ありきでトラディショナルなエッセンスも大切にしてきたSING LIKE TALKINGの最新型だと思うのですが、いかがですか?

佐藤 僕は“ポップス”が大好きなんです。じゃあ、ポップスとは何なのか。クラシックもエレクトロもヘビーメタルも、すべてがポップスを形成する要素だと思います。だから僕は、デビューした頃から常に、ジャンルを限定して特定の音楽をやりたいと思ったことはなくて、ずっと“クロスオーバー”という感覚で制作に取り組んでいるんです。その時々で、自分がいいと思った音楽を吸収する。The Beatles(ビートルズ)もQueen(クイーン)も、AORと呼ばれる音楽もMaroon 5(マルーン5)も、そうやって曲を作ってきた、その時点でもっとも新しいミクスチャーですから。

――近年はどんな音楽におもしろさを感じていますか?

佐藤 シンガーソングライターの人たちですね。僕らが若い頃に出会った70年代のJames Taylor(ジェームス・テイラー)らとはまた全然違うもの。わかりやすいところだとEd Sheeran(エド・シーラン)や、もっとエレクトロに寄ったアグレッシブな要素が強いものだとJames Brake(ジェームズ・ブレイク)とか。そうやって過去から現在、未来へと続いていく轍をおもしろいと思いながら止まらずに追えている間は、ずっとポップスのフィールドにいていいのかなって、思います。

――James Brakeはすごく腑に落ちました。音の間を活かしたグルーブ、そのなかでの現代的な低音域の広がりや打ち込みのサウンドの立体感については、どのようなことを考えて作っていったのでしょうか。

佐藤 今回の音作りは、バスドラムとベースが6割くらいを締めていたように思います。上の音や歌が重なってアレンジができていくたびに修正を繰り返しました。今のポップスはリズム隊、特に低音が基本にあって、キックだけじゃなくてスネア、生ベースにシンセベース、本来のベースやキックにない音、音階のあるキックでベースを出すとか、ふつうに聴いてたら気づかないアプローチが無数にあるのはおもしろいですね。

――そういったベクトルでの音の探求が、近年のSING LIKE TALKINGのおもしろさの肝だと思うのですが、いかがでしょう。

佐藤 2018年のシングル“Vox Humana”くらいから、その要素が強くなっていますね。今まで自分たちがやってきた常識を解体して組み立て直さないといけないんで、なかなか大変ですけど楽しいですよ。これまでにやってきたことを大事にしながらも、サウンドだけじゃなくもっと広い意味で、“最新の捉え方を”吸収してアップデートしているつもりです。

――サウンド以外にはどういったところに新しい捉え方が見られるのでしょうか。

佐藤 曲の作り方そのものもそうですね。今まではピアノやギターやベースを弾きながら、同時にメロディーと和音ができあがっていくようなイメージだったんですけど、今回は、曲が仕上がっていくに連れて浮かび上がってくる、自分のなかのテンプレートみたいなものを壊そうと思いました。

――それはすごく興味深いです。

佐藤 だから、最初にピアノだけで曲を書いた時のメロディは、まったく残ってないんです。アレンジをしていくなかで、曲を変えたいと思ったら変える。最後までどういう曲になるのか自分でもわからない、自分自身とセッションをし続けるような感覚ですね。近年の欧米、特にR&Bでは、そういう作り方をする人たちが多いと聞いたことがあります。

――後半の西村さんが弾くギターも効いています。

西村 “生まれた理由”は、そこのギターソロしか弾いてないんですよね。いつも竹善のイメージや具体的なリファレンスを受けて音を作っていくんですけど、それがね、分かり辛いんですよ。Santanaに「Van Halen(ヴァン・ヘイレン)を弾け」って言ってるようなもの、じゃないけど、そもそも僕のなかにないような要素も平気で言ってきたり(笑)

佐藤 僕が弾けないから、とにかく言いたいこと言っちゃうっていう(笑)。リファレンスは訊かれるまで言わないんですけどね。で、実際にVan Halenって言ったことあったよね?

西村 だから頑張って弾いたら「それじゃあ、ほんとにVan Halen」とか言い出すんですよ(笑)。むちゃくちゃでしょ?

――竹善さんの伝えたいこともわかるようなわからないような(笑)。

西村 だから今は、言われたことと自分がもともと持っている個性の接点を探して弾くようにしています。そのほうがお互いハッピーだなって。

佐藤 今回リクエストしたのはThin Lizzyだったけど、全然違うものがきて。でもカッコよかったからオッケーみたいなね。

――そういった自由で豊かなサウンドの変化がありながらも、SING LIKE TALKINGらしさをメロディでしっかり担保できているのはさすがだと思いました。メロディラインは、昔から大きな抑揚や壮大なスケールを以て泣きに向かうというよりは、自然体な印象がありながら、どんなサウンドに変化しても、作り方が変わっても確固たる強さがそこにあります。

佐藤 そこはたぶん、僕がシンガーでもあるからだと思います。グローバルな視点で新しいプロダクションに目を向けながらも、日本でのSING LIKE TALKINGとしての歌は大切にしたい。とはいっても、自分自身の理想が制約されたら本末転倒だし、頭でっかちで曲を書いても屁理屈にしかならないから、いかに感覚的なところに落とし込めるかをポイントにしているので、そう感じてもらえていたならすごく嬉しいですね。あと今回は千章が、ここまでで僕が長々と話したようなことにちゃんと反応して、いい歌詞をつけてきてくれたことも大きいですね。それによって、わかりやすさとかそういうことではなく、本質的なSING LIKE TAKINGらしい一体感の生まれた、新しいフェーズに進むための曲になったと思います。

「これ、曲になるんですか?」 
西村智彦の5年ぶりとなるソロアルバムの個性

――西村さんのソロアルバム『combine』は、どのようなイメージで制作していったのでしょうか。

西村 僕はSING LIKE TALKINGのシングルのカップリングを担当することが多いんです。インストの曲もけっこう作ってきたんですけど、それらが溜まってきたこともあって、「アルバムを作ってみない?」と声をかけていただいて。ぜんぶで6曲あったものに、新曲を1曲(“spill”)と、1st ソロアルバム「Graffiti」からセルフカバーを1曲入れました。そんな感じだったので、「寄せ集め作品的なイメージになるだろうな」とか思いながら曲順を考えて並べてみたら、まるでこのアルバムのために曲をすべて書いたような1枚になったんです。それで「combine=組み合わせる」という意味の言葉をタイトルにしました。農機具コンバインもそこからきていて、刈り入れと脱穀と選別、まったく異なる作業をひとつの機械でやっちゃうところからきてるんです。

佐藤 そうだったんだ。知らなかった。

西村 それで、ジャケットをコンバインに僕が乗ってるイラストにしたら、そっちのほうが周りの食いつきがいいっていう(笑)

―ギターもあしらわれたコンバインのイラスト、すごくいいですよね。新曲の“spill”について聴きたいのですが、いったいどのように作ったのですか?変則的でパーカッシブなビートが弾ける序盤から、異国情緒や宇宙的な世界観が混ざっていく、独特の雰囲気が印象的です。

西村 最初は頭から出てくるギターのフレーズだけで、コード進行も何もなかったんです。そこから、いろんなリズムを使って組み立てるためにサンプリングを探しまくりつつ、途中で変化をつけるために違う世界に飛んでいってまた戻ってくるみたいな、まさに質問いただいた言葉そのままのプロセスでした。

――何かが壊れてまた再生して新しいものが生まれたような、King Crimson(キング・クリムゾン)のファーストアルバム『In The Court Of The Crimson King』の強引なようで精度の高いサウンドを聴いたときのような、不思議だけどクセになる違和感と衝撃を覚えました。

西村 SING LIKE TALKINGでもギターを弾いてくれていて、この曲も手伝ってくれた金澤健太も、最初は「これ曲になるんですか」って言ってましたから。で、完成したのを聴いて「曲に……、なってる」って(笑)

佐藤 西村さんはポップなメロディが大好きではありつつも、その奥は歪んでますので(笑)。“壊れる”という表現もKing Crimsonを引き合いに出すのもわかります。今回のシングル“生まれた理由”のカップリング“サアカスの馬”もそうですよね、ギターのディレイが左右で鳴ってる感じとか、ぶっ飛んでますから。

Night TempoがSING LIKE TALKINGの曲をセレクトしたコンピレーションから紐解く、
シティポップとアナログ盤の流行のわけ

――続いてはNight TempoがSING LIKE TALKINGの曲をセレクトしたコンピレーションアナログ盤『Reveal SING LIKE TALKING on VINYL Vol.1 Compiled by Night Tempo』について。まずなぜ彼だったのでしょうか。

佐藤 Night Tempoくんを選んだのはスタッフですね。僕はここまでにも話したように、新しいカルチャーが好きだし、どんどん採り入れようとは思うけど、こういう企画は、あえて関わらないほうが、世代の解釈の違いが明確に表れて面白いと思っています。そういういきさつもあって、今回は単純に、彼が僕らの作品をどう捉えているか、上がってきた選曲を楽しませてもらいました。

――Night Tempoは日本のシティポップや歌謡曲のリエディットで名を広げたプロデューサーです。

佐藤 例えば70年代~80年代の大貫妙子さんや初期の山下達郎さんといった、いわゆるシティポップと呼ばれる音楽を、僕はリアルタイムで通っています。でも、今の若い人たちにとって、それらは生まれる前からあった音楽。彼らが僕と同じ感覚で聴いているはずはないし、こちらが同じ感覚を無理に共有しようとしても、それこそネガティブな意味での“おっさん”でしょ?そこはクッションがあったうえでお互いを称え合う、そういう距離感以上のものであってはいけないと思うんです。

――確かに。ファッションもそうですよね。当時を振り返るとベタ過ぎて今は少し照れてしまうようなものが、若い人の目にはまた違ったふうに映り、新しい解釈が生まれています。

佐藤 今回のジャケットも、僕らが若い頃に一大ムーブメントになったど真ん中の感じで、そのクオリティではなく学生時代を思い出してちょっと照れくさい気持になりますから。でもNight Tempoくんにそういう感覚はない。すごくおもしろいと思います。

――AORや日本のシティポップは、波はあってもどこかでずっと再評価されてるじゃないですか。それはなぜだと思いますか?

佐藤 世界中のどこかから、それらをおもしろいと思う人が現れるんですよね。AORも、たとえばSteely Dan(スティーリー・ダン)のフォロアーも含めて、20年前くらいから北欧三国では当たり前だったし、ブラジルでも、Ed Motta(エヂ・モッタ)とかがそうですけど、AORと日本のシティポップを合わせたような音楽が好きで、達郎さんのアルバムを全部持ってます、みたいな人たちがいる。アフロ音楽やネオアコとかもそう。今までどこに隠れていたんだろうって、そういうカルチャーを若者が引っ張り出してくるパワーこそがポップスで、そこは今も昔も変わってないから、何かがあちこちでリバイバルしてる。その現象自体がアートとしておもしろいですよね。

――そこにはアナログレコードの存在もあります。

佐藤 それも同じじゃないですかね。デジタルしか体験したことのない世代が、アナログにしかない音の柔らかさとかジャケットに惹かれる。昔は良かったとかそういうことじゃないんです。アナログとデジタル、どっちの音が、どっちのフォーマットがいいか悪いかではない。

西村 レコード屋さんがまた新しくできたりもしてますよね。CDやダウンロード音源は半永久じゃないですか。それに対してレコードは針を落とすと溝が薄くなるし、カセットもテープが伸びちゃう。限りがあっていずれ朽ちていくということにも、魅力を感じている若者が多いと聞いたことがあります。

佐藤 そんななかで、壊滅状態と言われていたアナログはなくならなかった。デジタルのなかのCDは、テクノロジーの発展でその弱点がどんどんクリアされているから、今は結局、アナログに近づいてるわけで、今後どうなっていくのかですよね。まあ、なにはともあれ、長期的にも短期的な目線でも、結局すべてはそのときの現象でしかない。長期なものが優れていて短期なものが劣っているということでもない。そこに“キッチュ”という概念も入ってきたら、短期のものに、より長期な普遍性が表れたり、さらにおもしろく見えますよね。

――最後に、SING LIKE TALKINGの今後についてお聞かせいただけますか?

佐藤 まずは配信ライブですね。8月29日に中野サンプラザ、9月5日にスタジオから、それぞれどんな映像やカット割りになるのか、すごく楽しみですね。Snarky Puppyのテレビ番組(Family Dinner)の映像や、Daryl Hall(ダリル・ホール)が自宅のスタジオにゲストを迎えるセッションシリーズ(Live From Daryl’s House)のような、歌番組でもない、単なるコンサート映像でもない、そういうものに発展していけばいいなって。映像スタッフにも、まずは真似事でもいいからやってみて、それでSnarky Puppy(スナーキー・パピー)のくらいいけたらいいねって、話しました。きっといいものになると思うので、よろしくお願いします。

インタビュー|変化とクロスオーバーこそがポップスだと唱えるSING LIKE TALKINGの魅力に迫る singliketalking_01

SING LIKE TARKING
佐藤竹善 (Vocal, Guitar & Keyboard)
藤田千章 (Keyboard & Synthesizer)
西村智彦 (Guitar)

1986年、シングライクトーキングとして“サウンド・コンテスト’86”に出場し、グランプリを獲得。それをきっかけに1988年シングル「Dancin’ With Your Lies」でデビュー。直後にはファースト・アルバム『Try And Try Again』を発表し、故ジェフ・ポーカロ(TOTOドラマー)や、ネイザン・イースト (ベーシスト) らを迎え、渋谷クラブクアトロで伝説的なデビュー・ライヴを行う。1993年『ENCOUNTER』、1994年『togetherness』の両アルバムは発売と同時にオリコン初登場1位となる。1992年『HUMANITY』(オリコン3位)、1995年『Discovery』(オリコン3位)、1997年『Welcome To Another World』(オリコン3位)、1998年『SECOND REUNION』(オリコン4位)、2001年『ROUND ABOUT』(オリコン9位)、2001年『METABOLISM』(オリコン10位)を記録しているなど、2018年の最新作『Heart Of Gold』まで、14枚のオリジナル・アルバムを発表。1998年9月30日にはデビュー10周年を迎え、初のベスト・アルバム『SECOUND REUNION』を発表。(オリコン4位)また2001年『METABOLISM』は、音楽誌『ADLIB』の評論家選定による“ADLIB AWARD 2001”において、国内最優秀作品賞を受賞。デビュー以来、ライブ活動を精力的に行っているが、1992年からは大規模な全国ツアーを行い、1996年、1997年には日本武道館での公演を大成功に終わらせた。デビュー25周年となる2013年、東京・大阪で約10年振りとなるフルバンドでの25周年記念ライブを開催。デビュー30周年記念ライブ「SING LIKE TALKING 30th Anniversary Live Amusement Pocket “Festive”」は、2018年秋、大阪フェスティバルホール・東京国際フォーラム ホール A・大宮ソニックシティ・リンクステーションホール青森で行い、デビュー30周年イヤーを飾った。2020年8月、43枚目となるシングル「生まれた理由」をリリース、初の試みである配信ライブを行うなど、デビュー30周年以降も、ますます精力的に活動を続けている。

公式サイト佐藤竹善 レギュラーラジオ番組

RELEASE INFORMATION

インタビュー|変化とクロスオーバーこそがポップスだと唱えるSING LIKE TALKINGの魅力に迫る singliketalking_02

生まれた理由

2020年8月26日(水)*配信同日
SING LIKE TARKIG

M1 生まれた理由
M2 サアカスの馬
M3 Closer ~寒空のaurora~ (Kensuke Okuda Aurora Remix)

詳細はこちら

インタビュー|変化とクロスオーバーこそがポップスだと唱えるSING LIKE TALKINGの魅力に迫る singliketalking_03

combine

2020年8月26日(水)*配信同日
西村智彦

1.spill
2.Too Heavy To March
3.Howl!
4.Waltz♯4
5.Streaming Cloud(New recording)
6.Horizon Drive
7.The Distance To Continue
8.夕凪 UNIVERSAL MUSIC STORE

※ 2ndアルバム『WONDERLAND』収録曲も8/26より配信スタート。
1stアルバム『Graffiti』の配信は諸事情により延期となりました。
配信日が決定しましたら、オフィシャルサイトでお知らせいたします。

詳細はこちら

LIVE INFORMATION

<SING LIKE TALKING AP 2020 Deliver You Day 1>

2020年8月29日(土)
OPEN 18:00 /START 19:00
中野サンプラザ
※配信のみ無観客公演

詳細はこちら

<SING LIKE TALKING AP 2020 Deliver You Day 2>

2020年9月5日(土)
OPEN 18:00 /START 19:00
都内スタジオ
※配信のみ無観客公演

詳細はこちら