2016年12月に活動を開始し、現在ではYouTubeチャンネル「A.I.Channel」の登録者数が230万人を突破するなどバーチャルYouTuber界最大のスターとして知られるキズナアイ。
彼女がこの7月に発表したデビュー曲“Hello, Morning (Prod.Nor)”に続き、様々なプロデューサーを迎えて9週連続でオリジナル曲をリリースしている。週ごとに変わる参加プロデューサーは、Yunomi、Avec Avec、Nor、Pa’s Lam System、☆Taku Takahashi、DÉ DÉ MOUSEなど豪華布陣。
歌詞は主に彼女自身が手掛け、バーチャルとリアルの壁を越えて「世界中の人たちと繋がりたい!」と語る彼女の思いが伝わるような歌詞と、クラブ・シーンの最先端のトレンドが楽曲の中でひとつになっている。
中でもEDMを基調にしたサウンドで、キズナアイの楽曲に新たな魅力を加えているのが、TeddyLoidとMATZの2人だ。今回は2人に集まってもらい、アーティストとしてのキズナアイの魅力や楽曲の制作風景、好きな動画、これからやってほしいことまで——。彼女の様々な魅力を語ってもらった。
Interview
TeddyLoid&MATZ
——そもそも、お2人はバーチャルYouTuberにどんな魅力を感じていますか?
TeddyLoid 僕はもともと、バーチャルおばあちゃんがすごく好きなんですよ。この人はゲーム実況などをやっている……人というか、おばあちゃんで(笑)。そういう面白い動画を観ることが多いですね。でも、やっぱりすごく嬉しかったのは、キズナアイちゃんがアーティストとしてデビューしてくれたことでした。彼女の番組は前からずっと観ていましたけど、当初はまさか音楽をやってくれるとは思っていなくて。しかも、実際の音楽もすごくいいので、彼女のミュージシャンとしてのポテンシャルの高さを感じているところです。
MATZ 僕もともと、バーチャルYouTuberの存在を知ったきっかけがキズナアイさんだったんです。僕らの世代はみんな暇があったらYouTuberの動画を観ているんですけど、そこに初めてバーチャルの女の子がやってきて、普通の人のように楽しく話していることに魅力を感じました。それに、「もし音楽をはじめるなら、エレクトロが合うだろうな」と思っていたら、デビュー曲の“Hello, Morning (Prod.Nor)”がまさにそのイメージに当てはまる曲で。今では好きなミュージシャンのひとりにもなっていますね。
——バーチャルYouTuberはCGやイラストのキャラクターでありながら、リアルタイムで視聴者の人たちとコミュニケーションが取れることが魅力的ですよね。
TeddyLoid そうですね。これまでの二次元のコンテンツって、世に出る前に喋り方だったり、動き方だったり、表情だったりを編集しなければいけなくて。でも、キズナアイちゃんは、「存在自体がキズナアイちゃん」なんですよね。動画を観ていて、僕は彼女が生きているように感じるし、その存在感がそのままダイレクトに伝わるところがすごいと思います。
MATZ バーチャルとリアルで次元は違いますけど、僕らと同じ時間を共有していて、コミュニケーションを取ることができて。そこにファンタジーを感じますし、同時に今の時代のテクノロジーが集約された存在だとも思うので、すごくワクワクしますよね。
——では、キズナアイちゃんの動画の中で好きなものというと?
TeddyLoid 僕はダントツで、HIKAKINくんとの“親分コラボ”(YouTuberの親分と呼ばれるHIKAKINと、VTuberの親分と呼ばれるキズナアイのコラボ動画)ですね。僕はHIKAKIN&SEIKINの楽曲プロデュースもさせてもらっているので、今回キズナアイちゃんの楽曲のプロデュースもできて、その両方にかかわれたことがすごく嬉しいです。僕はあの親分コラボ動画がすごく好きだし、できればそこに混ざりたい(笑)。
MATZ はははは。
——あの動画では、結構真面目な話もしていたんですよね。
TeddyLoid そうそう! 「キズナアイちゃん、頭いいなぁ」と思って。あの動画を観て、僕の中でもだいぶ印象が変わりました。
MATZ 僕は「スナック愛」が一番好きですね。あのシリーズって、関西弁のバージョンもありますよね。それを仕事が終わったあとに、家でお酒を飲みながら楽しんで観るのが好きで(笑)。そういう楽しみ方をさせてもらっています。
——「スナック愛」は、もともと2017年に出た動画でしたが、今年復活しましたよね。
MATZ あれはすごくいいです(笑)。
TeddyLoid こんなイケメンが、「スナック愛」を観ながら……。
MATZ ひとり酒ですよ(笑)。
TeddyLoid 今度、僕がそこに混ざるのもいいかも。
MATZ ぜひお願いします!
——「A.I.Games」でのゲーム実況も面白いですよね。キズナアイちゃんはスーパーAIなのに、ゲームがあまり上手くなくて。
TeddyLoid でも、それがいいんですよね。僕、ゲーム実況動画を観ていて、完全に「(スーパーAIに)勝てるな……!」と思いましたもん。
MATZ (笑)。
TeddyLoid でも、それがキズナアイちゃんの個性に繋がっているというか。
——やっぱり、同じ時代を生きている、ひとりのキャラクターだということで。
TeddyLoid 実際、僕の中ではバーチャルYouTuberというよりも、むしろ実在する人物に近いイメージなんです。しかも、今はアーティストでもあって、そういう意味でも共感していて。
MATZ 僕もTeddyさんと同じで、キャラクターでもなくて、キズナアイさんという、この時代に本当に存在する人物のように感じます。だから、細かい仕草や表情、喋り方も、ひとりの人としていいなぁと思うんですよ。
——そして、そんなキズナアイから、今回2人に楽曲制作のオファーが来ることになったのですね。
TeddyLoid これはすごく嬉しかったです。最初にお話をいただいたときに、「feat. HIKAKINにしたいな」とか、色んなアイディアが出てきて(笑)。あとは、僕がやるなら思いきりEDMにして、これまで彼女が見せてこなかった表情を引き出せたら、とも思っていました。
——Teddyさんがプロデュースを担当した“melty world”までは、バキバキのEDMというよりも「kawaii futurebass」が中心でしたよね。一方で“melty world”は、《Put your hands up now》という歌詞も含めて、ライブの風景が想像できる曲になっていると思いました。
TeddyLoid そうですね。僕の場合は超王道の、スタジアムでかかるようなEDMを作りたかったんです。それから、キズナアイちゃんが考えた歌詞と同じように、彼女がみんなを新しい扉の先、新しい世界へ誘うような曲にしたいとも思っていました。だから、これまでの曲とは全然違うジャンルにしていますし、後半では声を思いきり切り刻んでいて。一緒にライブをするのが今から楽しみです。MATZがプロデュースした“hello, alone”は取材の時点ではまだ配信されていなくて聴けていないけど、どんな感じになってるの?
MATZ アイちゃんは今ここに存在していても、次元が違うので、同じ次元で直接会うことはできないじゃないですか。僕の場合はその「切なさ」「儚さ」や、「今の技術を集約した細かいニュアンスや、喜怒哀楽が出せる存在でもある」ということを意識して、曲を考えました。それで、「発展した技術が生み出す繊細な表現」を意識して、曲を作っていったんです。
——MATZさんの“hello, alone”は、タイトルにデビュー曲の“Hello, Morning”との繋がりを感じますし、そのうえでちょっと切ない感情や、キズナアイちゃんのこれからへの気持ちのようなものが伝わるような楽曲になっていますね。
MATZ 実際にボーカル面では、キズナアイさんに細かい感情を表現するように歌ってもらいました。歌詞はアイちゃんがバーチャルYouTuberを引っ張ってやっていくぞ、という気持ちが感じられるものになっていて、その思いの込めかたもらしさがすごくあって。実は僕もタイトルが“hello, alone”に決まったときに“Hello, Morning”との繋がりを感じて、ここから「Hello」シリーズが「2部作」「3部作」と増えていってくれたらな、と勝手に思っていました。歌ってもらうとき、キーがいつもより高いので「大丈夫かな?」と思っていたんですけど、それも見事に歌い上げてくれて。歌手としてのポテンシャルがすごく高いと思いました。
——TeddyLoidさん、MATZさんの楽曲はそれぞれ、キズナアイの新しい表情が見えるような楽曲になっている印象ですね。
MATZ 僕たちの場合、もともとフューチャーベースではない、「128~130ぐらいのEDMを作ってほしい」という発注を受けていたんです。実際に一緒に曲を作らせてもらって、「こういうトラックに歌が乗ることで、また違った個性が出ているなぁ」と思いました。
TeddyLoid いい意味で、「僕らもフューチャーベース勢に負けたくない!」とも思っていましたね。
——一緒に曲を作った人たちから見て、キズナアイちゃんのアーティストとしての魅力はどんなところにあると思いますか?
MATZ もう、魅力がありまくりですよ。
TeddyLoid 本当にそうだよね。僕が特に思ったのは、やっぱり「声がいい」ということですね。僕はオートチューンマニアなんで、「オートチューンがかかっている声じゃないと駄目」みたいなところがあるんですけど(笑)。キズナアイちゃんの声はそのままでもすごく心地いんです。曲を作っているときは声を何百回も聴くんですけど、その作業も心地よくて。
MATZ キズナアイさんの声って、ずっと聴いていても全然疲れないですよね。僕も曲を作るときは何回も繰り返し声を聴くんですけど、聴くたびに元気になっていく感覚でした。
TeddyLoid その声のよさというのが、バーチャルYouTuberとしての活躍にも繋がっているように感じます。だから、他にも色んな曲ができそう。バラードを歌ってもらっても合いそうですし。
MATZ 聴きたいですよね。そもそも、アイちゃんはシンガーとしてもピッチがめちゃくちゃいいんですよ。
TeddyLoid そうそう。それに、僕らが考えたメロディを、自分で考えた歌詞と一緒にいい形で表現してくれていて、お互いのポテンシャルを引き出し合えたような作業でした。
MATZ 最初のオーダーとして、「ループを主体にした洋楽ポップスっぽい曲にしてほしい」とも言われたんですけど、キズナアイさんは同じループの中でも色々な歌い方ができるので、繰り返すことに意味がある、ちゃんと曲のメッセージが伝わるような曲になったと思います。
——歌詞を自分でも考えている、というのも大きな魅力ですよね。
TeddyLoid 自分で思いを発信しているんですよね。
MATZ 詞から思いが伝わってきたので、僕らがプロデュースするというよりも、むしろ一緒にコラボレーションをしているような感覚でした。
——制作中、特に印象に残っていることはありますか?
TeddyLoid “melty world”では《Put your hands up now》というパートの声のバリエーションをたくさん録らせてもらったので、それを思いきり切り刻んで、新しいフレーズにしていったことが楽しかったです。
MATZ “melty world”は曲調もメロディも、聴いたときに一発でTeddyさんだと分かる感じになっていて、「やっぱり流石だな」と思いました。
TeddyLoid 嬉しい。そのまま声を乗せるだけじゃなく、色々エディットしてみたんです。
MATZ
僕も声の素材の話ですけど、よくEDMのドロップで、シンセがバーッと鳴っているところに「アーーー」とクワイアっぽい声が入って、それがコードと一緒にサイドチェインされて気持ちいい音になる瞬間がありますよね。今回の“hello, alone”では、それをアイさんの声でやりたいと思って、素材録りで「『アー』ってやってください」とお願いしました。そこでも見事なピッチでまっすぐに歌ってくれて。その素材を5~6本もらって、聴いているときがめちゃくちゃ楽しかったです。
TeddyLoid それもう、ただのファンだよね(笑)。
MATZ 「ええなぁ」って(笑)。だから、やっぱりすごくいい声だと思うんですよ。
TeddyLoid アイディアが湧き出る声というか。そういう魅力がありますよね。
——MATZさんは制作中、煮詰まったときにアイちゃんの動画を観たりもしたそうですね。
MATZ はい。トラックメイカーの人はやる人が多いと思うんですけど、僕は作業が煮詰まったときに、YouTubeで音楽とは関係ない動画を観たりするんですよ。
TeddyLoid それは僕も分かる。でも、キズナアイちゃんの曲を作っているときに、キズナアイちゃんの動画を観るって……なんか贅沢だね。
MATZ それで叱咤激励された気持ちになって、「さぁ頑張ろう!」と作業を進めていきました。「スナック愛」を観るのは終わってからです。ダレちゃうんで(笑)。
——12月29日(土)と30日(日)には、それぞれ東京と大阪で初のワンマンライブ<Kizuna AI 1st Live “hello, world”>も開催されますね。
MATZ 僕が東京公演に出て、Teddyさんが大阪公演に出るんですよね。
——当日はどんなことを楽しみにしていますか?
TeddyLoid まだどんな内容になるかは分からないですけど、“melty world”は曲を作っている時点でも、<ULTRA>やフェスでの自分のDJのときにかけて、キズナアイちゃんが乗り込んできたら楽しそうだな、と思っていたんですよ。だから、ライブはすごく楽しみです。
MATZ 僕もTeddyさんと同じようにスタジアムでやるような雰囲気を想像して曲を作っていたので、当日がすごく楽しみです。
TeddyLoid 東京と大阪で、それぞれ盛り上げられたら嬉しいですね。
——またキズナアイとコラボレーションできるとしたら、やってみたいことは?
TeddyLoid 今回は僕が曲を作って、MATZが曲を作ってという感じでしたけど、次は曲作りの段階から、自分とMATZと2人で曲を作っても面白そうですね。最近は海外だと、ひとつの曲に複数のプロデューサーがかかわるコライトが一般的になっていますし。
MATZ 今はほとんどその形ですよね。それは面白そう! あとは最近、ダンス・ミュージックを作っている人でも、「バーチャル空間に行きたい」「自分もバーチャルYouTuberになりたい」と言っている人が多くて。だから、僕らがバーチャル空間に行って、リアルタイムで曲を作っても楽しそうです。
TeddyLoid それも面白そう。さらにイケメンになるわけだ、バーチャル空間では。
MATZ どういうことですか(笑)。
TeddyLoid (笑)。あとは、「feat. HIKAKINくん」での親分コラボで曲を作ってみたいですね。やっぱり「W親分コラボ」で!
——2018年はバーチャルYouTuberが広く認知されはじめた年になったと思います。これから、バーチャルYouTuberのみなさんにはどんな活躍を期待していますか?
TeddyLoid 今回キズナアイちゃんがミュージシャンと一緒に曲を作れたことがすごく楽しかったですけど、音楽以外だと俳優や女優になれる可能性もありますよね。実際、僕はバーチャルYouTuberのみなさんが映画やドラマにも出てくれるようになると思っているので、そのときには主題歌を担当させてもらえたらいいな、と勝手に思ったりしています。
MATZ 女優や俳優業、すごく面白そうですね。表情もすごく伝わりますし。めっちゃ観たい。
TeddyLoid 学校の授業でキズナアイちゃんが出てきてくれたら、すごくいいと思うんですよ。学生の人たちには彼女のファンもすごく多いだろうし、みんな喜びそう。
MATZ 寝てたら怒られるわけですね(笑)。
TeddyLoid そうそう。チョークが飛んでくる。
——次元を超えてチョークが飛んでくる、と(笑)。
TeddyLoid 可能性は無限大ですよね。
——これからますます身近な存在になってくれたら、とても楽しくなりそうですね。
TeddyLoid 本当にそうですね。
——2人が思うキズナアイちゃんの魅力とは、どういうものだと思いますか?
TeddyLoid やっぱりそれは、何を言っても、何を話しても、人の心を掴んでしまうところなんだと思います。一緒に曲を作らせてもらっていても、動画を観ていても、僕自身すごくそういう魅力を感じます。
MATZ 見た目も最新の技術が集結したものになっていてすごいですけど、それだけじゃなくて、中身もバーチャルYouTuberを代表できる人なんだと思います。Teddyさんも言うように、人を惹きつける力がすごいというか。そういう魅力を持っている人ですよね。バーチャルYouTuberの代表として、これからも突き進んでいってもらいたいです。
TeddyLoid 彼女を中心に、どんどんバーチャルYouTuberの輪を広げていってほしいです。そしていつか、バーチャルYouTuber全体のテーマソングが生まれても楽しそう。バーチャルYouTuberの合唱曲というか(笑)。
——“We Are the World”のようなイメージですか?
MATZ バーチャルYouTuberだけの“We Are the World”! それ、すごく聴いてみたいです(笑)。
Photo by Kohichi Ogasahara
INFORMATION
Kizuna AI 1st Live “hello, world”
2018.12.29(土)
東京・Zepp DiverCity
OPEN 17:00/START 18:00
2018.12.30(日)
大阪・Zepp Osaka Bayside
OPEN 17:00/START 18:00
キズナアイ
Kizuna AI(キズナアイ)は、2016年12月に活動を開始した(自称)世界初のバーチャルYouTuber。自身の運営するYouTubeチャンネル「A.I.Channel」の登録者数は230万人を突破し、ゲーム実況専門チャンネルである「A.I.Games」の登録者数も110万人を突破した。現在はYouTubeに限らず、多方面にて活動の場を広げており、日本国内だけでなく海外からも人気を博している。そんなキズナアイの使命は世界中のみんなと繋がること。その一環として、VRやAIといった先端テクノロジーと人間の架け橋になろうと日々奮闘中。さまざまな壁を超える手段として、本格的な音楽アーティスト活動にも取り組んでいる。(c)Kizuna AI
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MATZ
身長187cm・20歳・北海道生まれ北海道育ちのプロデューサー/DJ。
エレクトロなどのダンスミュージックから影響を受け、15歳よりコンピューターを用いて楽曲制作を開始する。
北海道で活動し、SoundCloudに公開されたオリジナルトラックが早くも各地のDJから注目を集め、2016年にアメリカ・マイアミで開催された“Ultra Music Festival”でもサポートされる。
最先端のデジタル・クリエイティブを取り入れたスタイルと日本人離れしたスマートなビジュアルは、日本のダンスミュージック・シーンを牽引する次世代アーティストとなるだろう。
Teddyloid
弱冠18才にしてMIYAVIのDJ~サウンド・プロデューサーとしてワールドツアーに同行し、そのキャリアをスタート。
☆Taku Takahashi(m-flo)と共にガイナックスのアニメ“Panty & Stocking with Garterbelt”のOSTをプロデュース。
柴咲コウ、DECO*27とのユニット、galaxias!の結成、ももいろクローバーZの“Neo STARGATE”のサウンドプロデュース~2013年の西武ドーム大会へのゲスト出演、アニメ『メカクシティアクターズ』へのBGM提供、ボーカロイドIAのプロデュース〜リミックス、『アニメ(ーター)見本市』中の吉崎響監督作品『ME!ME!ME!』、スクウェア・エニックスの『無限∞ナイツ』、宮本亜門演出のWRECKING CREW ORCHESTRAの長編新作公演、“SUPERLOSERZ SAVE THE EARTH 負け犬は世界を救う“等を手掛ける。
2014年8月にキングレコードEVIL LINE RECORDSよりEP、“UNDER THE BLACK MOON”、続く9月にファーストアルバム、“BLACK MOON RISING”をリリースし、ソロ・アーティストとしてメジャー・デビュー。
2015年夏には『ももいろクローバーZ×TeddyLoid Remix Project』をスタートし、9月には初の公式リミックス・アルバム、“Re:MOMOIRO CLOVER Z”としてリリースを実現。ももいろクローバーZの夏の大型公演『桃神祭2015』では、DJとしてフロントアクト出演を果たした。
12月には全12曲に計14組の豪華ゲスト・アーティストを迎えた初のコラヴォレーション作品、“SILENT PLANET”をオリジナル2ndアルバムとしてリリース。小室哲哉、中田ヤスタカ、柴崎コウ、KOHH他、豪華かつ大胆な共演が話題となっている。4月からオンエア中のモード学園グループの学校法人・専門学校 HALの2016年度TVCM「嫌い、でも、好き」篇では、音楽を担当している。
海外からの評価も高く、今年5月には初のアジア開催となった“MICS MACAU 2016 DJ Festival”に日本代表DJとして招聘され、また7月にはLAで催された北米最大のジャパンカルチャーの祭典、“ANIME EXPO 2016″のDJイベントにヘッドライナーとして出演を果たした。
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