これが先入観になってしまったら申し訳ないのだが、このThe ManRay初のフルアルパム『Naked』を初聴した際、私の中には「モーテル」なるワードが浮かんだ。この場合のモーテルは、USの街道沿い等にある、ややうらぶれた感じのモーターホテルの類い。そこで見るアメリカの深夜TV映画的な安っぽいムードと、部屋の数だけある哀愁を帯びた幾つもの物語が、歌やサウンドに、まるでアメリカン・ロードムービーを見終えたような情感を私に抱かせた。

The ManRayはアサトタクロウ(Vo./Gt.)、コガコウ(Ba.)、オオキリョウスケ(Dr.)からなる3ピースのロックバンド。元々はUSゼロ世代のロックンロールリバイバルやアシッドロック、ブルースやストーナーロックを自己解釈し放ってきた。しかしこの1年、バンド形態やメンバーの脱退や交代を経て現在のラインナップへと至り、合わせて音楽性も著しい変化を伺わせている。

そんな彼らが今年3月より6ヵ月連続で配信シングルをリリース。この度それらを集約した現行の彼らを伝えるべく初のフルアルバム『Naked』をリリースした。

The ManRay 1st.Album『Naked』 -2019.9.11(wed)Release-

この3人ならではの三位一体性と、自身の都度の音楽性のモードをバランスよくバラエティ豊かに収めた同盤。グルーヴを大事にした各種の音楽性の上、ストレートでダイレクトに誘い、惹き込み、想起させる日本語にシフトした歌詞と、その雰囲気を裏切らないロートーン気味の歌声も印象的だ。

この秋には各地でのライブも控え、そのツアーファイナルの12月1日(日)には、表参道WALL&WALLでのライブも控えている彼らを直撃。バンドの結成やここまでの音楽性の変化や遍歴、そしてニューアルバムやそれを携えての各地のライブやそのファイナルに向けて、その気概や胸中を語ってもらった。

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Interview:The ManRay

当初は5人組でシンセもいた
チルウェイヴ系のバンドから始めた
アサトタクロウ(Vo./Gt.)

━━結成当初はシンセサイザーもおり、ツインギターの5人組で活動していたとお聞きしました。今の3ピースでのソリッドな音楽性とは正反対のようなイメージなのですが……。

コガコウ(Ba. 以下、コガ) このバンドを始動させた時、特に目指していた音楽性も無かったんです。元々、(アサト)タクロウはラップトップで、当時、自分たちの中でも流行っていたトロ・イ・モア(Toro y Moi)といった、チルウェイヴ系の音楽を1人で作っていました。「だったらそれをバンドでやってみようか?」的な発想からバンドが始まったんです。そこから段々とロック方面へと移行していきました。

━━当初はチルウェイヴ系だったとは意外でした。最初のミニアルバムはロックンロールリバイバルやダンサブルでフィジカルな音楽性だったじゃないですか。

アサトタクロウ(Vo./Gt. 以下、アサト) 当初、自分1人で作っていた音楽は、さっき(コガ)コウが言っていたようにチルウェイヴやフライング・ロータス(Flying Lotus)系のブロークンビーツ的な音楽だったんですが、それも「PCで音楽を作るならそっちの方が早そうだ……」程度で始めたもので。

「でも、もしバンドを組むのならロックやブルースやオルタナ寄りの音楽をやりたいな」とは常々考えていました。つまり、編成メンバーや楽器から徐々に音楽性が変化していった感じです。

━━そのまま1人で活動していく選択肢もあったわけですが、やはりバンドをやりたかった?

アサト やりたかったですね。で、5人が集まって。やはり、一緒に出した音の気持ち良さが1人とは全然違いましたね。

コガ 僕らもそれまでに聴いてきた音楽が レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers 以下、レッチリ)等の影響もあって、最初の5人で出したかった音は、やはりオルタナ方面の音楽性になりました。

━━その音楽的な遍歴の移行は振り返っていかがですか?

アサト これまでに自分たちが聴いてきた音楽が都度、反映されてきた感じはあります。例えば60年代のビートルズ(The Beatles)やローリング・ストーンズ(The Rollin Stones)、キンクス(The Kinks)やヤードバーズ(The Yardbirds)、アニマルズ(The Animals)といったブルースやR&Bに影響を受けたUKのバンドたちですね。

まずはそこから入り、徐々にブルースロック的な方面に惹かれて、それだけやっても面白くないので、ストロークス(The Strokes)といったゼロ世代のバンドなどに自分たちが影響を受けた部分をブレンドしていったんです。

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━━元々はリズムやダンサブルさも、もっと前面に出ていましたもんね?

アサト その辺りも一時期ハマって聴いていたマーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)やカーティス・メイフィールド(Curtis Mayfield)といったアメリカンニューソウルの影響からですね。

メンバーの共通点としてベースが効いていたり、立っている躍動感のある曲が好きなんです。あとは、ケンドリック・ラマ―(Kendrick Lamar)といったヒップホップも好きだったので、当時はそれらの影響もありました。

コガ ロックをやるにせよ、R&Bをやるにせよ、基本的には踊れる音楽への憧れを持っています。自分たちの音楽の中でも、Bassとして踊らせるという役割を担いたいとは常々考えています。

メンバーが脱退し、それを単に補充したところで
いい音楽が生まれるとは思えなかった
コガコウ(Ba.)

━━そんな中、この2年で3ピースになり、ドラマーもオオキリョウスケさんが新しく加入されましたが、どういった経緯で?

コガ 元々の5人も友達の延長戦上でバンドを始めたところがあったんです。なのでギターとシンセが抜けるとなった時に、他の新しいメンバーを入れる考えには至らなかったんです。そうしてもあまりいい音楽が生まれるイメージが湧かなかくて。「だったら、残った3人でやるしかないな」と。

まず気持ちが一緒じゃないとやってく上で難しいじゃないですか。その後、前のドラムが抜けることになり……。さすがにドラムが無しは音楽性的にはキツいなと。で、(オオキ)リョウスケを誘いました。

オオキリョウスケ(Dr. 以下、オオキ) 前のドラムが抜けるというタイミングで誘ってくれて。実は、僕がライブを観ていた当時はまだ5人組の時で。3人体制になってからは音源で知ったんですが、「結構、ロックやってんじゃん!」と即答で加入しました。僕もレッチリが好きだったっていうのもあって。

━━ドラマーがオオキさんに交代してプレイや音楽性的な変化はありましたか?

コガ かなり変わりました。また前のドラムとも違ったグルーヴ感なので。(オオキ)リョウスケが加入したことでよりロック系のサウンドに向かった感はあります。

━━せっかくこの3人が集まったんだから、レッチリみたいなファンク性やミクスチャー性を全面に出した音楽性でやろうとの発想へは至らなかったんですか?

アサト それが不思議とありませんでした。俺がアンソニー(Anthony Kiedis、レッチリのボーカル)のようにラップ的な歌い方が出来なかった面もあったけど(笑)。好きだからってそれをそのままやっても面白くないでしょうから。

コガ でも、ベースはめちゃめちゃ影響を受けていますよ。

━━この3人になり、より三位一体感が増した印象があります。みなさんの比率やバランスが平等だし、出る部分と引っ込む部分を各位わきまえていたり、と。どれもリード楽器でもあるけども、バッキング楽器だったり、と。

アサト 音が減った分、その厚みやバランス、寂しくなったものをどう補うかという点ではかなり悩みました。結果、各楽器を立たせたり、コーラスやハーモニーを充実させたりと、この3人で出来る最大限のものは詰め込めたかなと思います。

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英語詞で雰囲気やニュアンスだけ伝えても歌っていても
上っ面だけになっちゃって意味がない
アサトタクロウ(Vo./Gt.)

━━そんな新体制になり、今年の3月から毎月連続配信リリースが開始されました。月毎に全く違った音楽性が飛び出してきたので驚きの連発でしたよ。

コガ ミックスの時に、自分たちで聴いても、ジャンルの繋がりの無さや全体的に音楽性の幅がありすぎて、どの曲をリード曲にするかで迷いました。
でも、だったらそれを強みにして、一曲ずつ「これでもどうだ!」とリリースしていった方が、世の中に聴いてもらえる機会が増えるのかなと。やはり、聴いてもらわないと知られないし広がらないし何も始まりませんから。

━━それがこれまでの音楽性とも変わり、これまで英語詞で歌うことを貫いてきたみなさんでしたが、いきなり日本語歌詞が飛び出してきた第1弾の“Sea Side Motel”の登場には驚かされました。

アサト 正直、これを一発目にするかどうかは迷ったちゃあ迷いました。今回から日本語でいくことは結構前から決めていたんです。やっぱり日本語じゃないと歌っている意味も伝わらないということが、これまでで痛感してきたことの1つだったので。

The ManRay – Sea Side Motel [Trailer Movie]

━━でも、歌詞の内容もダイレクトでストレート。その気恥ずかしさは無かったですか? 意味がバシッと伝わってしまう分、日本語にシフトさせるのって勇気の要ることだとも思えますが。

アサト 元々英語詞で細かいニュアンスを伝えるのが得意ではなかったんで、結局自分がキチンと意味を把握していないと伝えられるものも伝わらない。雰囲気やニュアンスだけ伝えても歌っていても上っ面だけになってしまって意味がない。逆にこれからはもっと日本語中心になっていくと思います。

コガ でも、このシフトチェンジはいい方向だと捉えています。もちろん、英語語で勝負するのも1つの手だとは思います。ただ、自分たちのアイデンティティを考えると、自分たちは英語のネイティヴスピーカーではないし、例えライブで歌詞を知らなくても、何か1つ素敵な日本語が飛び込んできたら、それだけでも印象が変わることもあると思うんです。

オオキ ドラムに関しても気持ちの入り方が全然違います。内容をしっかりと把握している分、気持ちを乗せる時の一体感が全く違うんです。これまでは、若干ニュアンス的な部分で共有しづらかった面もありました。やっぱり、リリックから叩くイメージや情景も把握できるし、曲のイメージが湧きやすいので、あとはそれにそって叩くだけでした。

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このバンドは「これだ!」って
求道的なスタイルではないし向かない
オオキリョウスケ(Dr.)

━━それらの集約が今作『Naked』ですが。ほぼ全10曲でタイプが違う曲が表れたので驚きました。

コガ そもそも(アサト)タクロウはこれまでと違ったことに挑戦したがりですからね。一つのスタイルに固執するよりかは、完全にその時に気に入ったものをどんどん取り入れてとりあえずやっちゃうタイプなんです。

アサト その時その時にやりたいことをやってみた結果、かなりバラエティに富んだ曲になりました。

━━ジャジーでバグダッドカフェ感、シューゲイズ、ウォームさやブルージーでアーシーな楽曲、はたまたドリーミーな曲や、牧歌的なカントリーライクなもの、それからバンキッシュなものがあったり。

アサト このメンバーになって、この1年の間に作り貯めてきたものをまとめた感じです。

コガ 自分の人生にとっても初のアルバムだったので、気持ちの詰まったものにはしたかったんです。ただ正直、聴き返しても自分たちでも「なんとも統一感がねぇな……」とは感じますね(笑)。

━━正直、これだけ幅が広くて色々なタイプの楽曲が揃っていると、初めてThe ManRay を聞く人にとってはバンド像や核、本質が見えにくい懸念もあるんじゃないですか?

コガ それはないです。この雑多感こそが今の自分たちがやりたい事だったので。あまりスタイルにとらわれずに、良いと思えるものは上手く取り入れて加工し、自分たちのスタイルとして昇華して出しちゃう、みたいな。そんな雑多感も含めて「これが俺たちだ!」との気概は込めています。

オオキ それこそこのバンドは「これだ!」という求道的なスタイルではないし向かないと思います。対して、今作は3人のフィーリングについては、まとまっている印象があるんです。そんな珠玉の10曲といったところでしょうか。

━━幅も広く、間口も広く、球も沢山あるので、どれか1つは聴いた方、それぞれに刺さるものがありそうといった面では非常にサブスクリプションやストリーミング向きかなって。

コガ 結果論ですが、自分もそれは感じました。バラバラな分、好きな曲もいい意味で別れるだろうし、これまで自分たちとは接点の無かった人にも聴いてもらえるチャンスが出来る。もう今の時代、アルバム単位で音楽を聴く人だけじゃないですから。そう考えたらこのようなバラバラで統一感のない作品も全然アリなんじゃないかな? って思います。自分達なりに、ルーツとしての統一感は勿論あるんですけど。

━━特に今作は、この3人で何が出来るか? どんなことが出来るか? に挑戦している面もありますよね。この3人で最大限、どう三位一体を伝えられるか? みたいな。

コガ そうです。3人の楽器が有機的に絡み合ったり、融合されて1曲として昇華されていく。そこは目指していたところでもあります。

The ManRayインタビュー|初のフルアルバム『Naked』に詰め込まれたバンドのロードームービーを紐解く interview1015-themanray-3616-1920x1278

今回は全10曲を2日間で全て録った。
その統一感はあるのかもしれない
コガコウ(Ba.)

━━基本、シンプルで余計な音が入っていないわりには全然寂しくないのも特徴的かと。

コガ 音数が少ない中でどれだけカッコ良さが出せるかというこだわりが自分たちの中のモードとしてもあるので、その辺りについては上手く表せたかなと思います。

アサト あとはこれまで自分がPCでデモをカッチリと作っていたものも、ギターの弾き語りレベルのものをバンドに落とし込んで、みんなで肉付けしていった曲もありました。それ故に、歌が前面に出ている曲も表れています。

━━作品全体的に非常にロードムービーみたいな雰囲気がありました。

アサト 嬉しいですね。好きなんです、ロードムービーのあの感じ。

━━今のみなさんの音楽性のジャンルを考えました。「モーテルロック」なんてどうですか? 街道沿いの、ややうらぶれて哀愁性のある宿にて、旅の途中で訳アリの人たちが宿泊し、1部屋毎に人生や物語がある。時間の経ったファストフードを食べながらベッドの中で見る深夜映画……そんな場面が浮かんだんです。

一同 おおっ!!

コガ 「モーテルロック」って、いいですね。あのモーテルの雰囲気は好きだし、自分たちの今の音楽には合ってあるかも。『バッファロー’66』とか大好きな映画です。

━━そんな各曲バラバラながら一本の不思議な共通した幹を感じたんです。

コガ 実は今作のレコーディングって全10曲を5曲5曲づつ、2日間で全て録ったんですよ。そういった意味で、1枚にまとまる統一感はあるのかもしれない。

━━意外です。タイプも雰囲気も全く違う曲たちなので、てっきり録り貯めてきたのだと思ってました。

コガ ところが違うんです。でも、その為に色々と流れは考えましたよ。「これは体力がないと満足なのが録れないだろうな」って曲は最初の方に録って、「これは多少ダレててもその方が雰囲気に合うだろう」って曲は後半に録ったり。

The ManRay – C’mon baby

興味のある方は是非ライブに来て欲しい。
ダイレクトに放つからダイレクトに受け取ってくれ
アサトタクロウ(Vo./Gt.)

━━これまでの流れから、歌ももっと荒々しく、感情の起伏の激しい歌い方でくる予想でしたが、どれも程よく洗練されてますね。

アサト 自分たちでもオムニバス感覚なところがあったので、トータル的には何も考えないでレコーディングしました。サウンドのバラエティさをボーカルのテンションを持って統一感が出せたところもありますが、あくまでもそれは結果論で。その時々の気持ちが収まった、まさに「レコード(記録)」っていう作品にはなりました。「その時々の俺たちはこれです」というのは収められたかなと思います。

━今回はコガさん作詞/作曲の“Everybody wants”も収まっています。この曲はみんなで歌えて一体感のある非常にライブ映えしそうな曲です。

コガ おかげさまで初めて自分の作った曲が作品化されました。この曲ではあえて僕らのポップな面を出してみました。

The ManRay – Everybody wants

━オオキさん的に何か今作の聴きどころはありますか?

オオキ やはり、歌ですね。特に日本語にシフトしてよりストレートでダイレクトな歌詞にもなったので、その辺り是非聴いて欲しいです。

コガ 最近の歌って直接的な表現があまりないじゃないですか。でも、僕たちが言葉で響いてきた部分ってそういった曲が多くて。ザ・ブルーハーツとかがそうでした。今の時代、それって求められていないかもしれないけど、同じ人間だし、今作の各曲の歌詞は日本語が分かるなら伝わるでしょってぐらいに直接的な歌詞なんです。

━━分かります。こちらが気恥ずかしくなるぐらいストレートな歌詞でした。本作と共にツアーがありますね。ファイナルは12月1日(日)に表参道WALL&WALLで行うとか?

コガ そうなんです。僕たちにとって、表参道でライブを行うことはある意味、ステータスなんです。僕たちが新宿や下北沢でライブすることって想像つくじゃないですか。音楽性的には分かりませんが、アティチュード的にヒップな人たちにも聴いてもらいたいので、この日本のトレンドの中心地、表参道で行うのも意義があるのかなと思います。僕たちも十分にヒップですから(笑)。

アサト ライブでしか感じられないものを感じさせる自信があるので、ぜひ興味のある方々は観に来て下さい。もうダイレクトに放つのでダイレクトに受け取って欲しいです。

オオキ ツアーでは色々な人たちに出会いたいですね。各地で精一杯の自分たちを見せて、成長して、このファイナルに戻ってきたい。

コガ とは言え、俺たちはもちろん地方出身ということもあり地方のヤツらもラブなので、各地で一緒にラブしたいです。面と向かわないと伝えられないことや伝え切れないことも沢山あるので、ぜひライブに来てその全てを受け取って欲しい。見た目は強面でストイックな印象かもしれませんが全然そんなことはないので、気軽に話しかけて欲しい。各地でお酒をのみながら色々と話しましょう。

アサト 3人でビシッと決めますから。ぜひ各地のライブもファイナルも観に来て下さい。

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Photo by Kana Tarumi
Text by 池田スカオ

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The ManRay

2014年、都内にて結成。
UKインディ/ガレージ/オルタナ/パンクをルーツに、ブルース/ソウル/ファンクなどのブラックエッセンスを混ぜ合わせた、独特で荒々しく土臭いサウンドに気怠いなかに苦みを効かせたヴォーカル、クールかつルードな佇まいで、時代に媚びないロック美学を熱く貫くネオ・ロッキン・ブルース・スリーピースバンド!!

2017年6月に1st.EP『You will be mine』をリリース。リードトラック“Brown sugar” がSpotify 国内バイラルチャートで2位まで駆け上がるなど、そのサウンドに注目が集まる。2018年4月に 2nd.EP『Fly To The Moon』をリリース。タイトルトラック“Fly To The Moon”が【FRED PERRY for JOURNAL STANDARD】 のコラボキャンペーンのタイアップソングに選ばれ、イメージモデルとして本人達もWEBムービーに出演。

2019年3月より配信限定にて6カ月連続で毎月1曲ずつリリースし、9月に初のフルアルバム『Naked』をリリース。

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RELEASE INFORMATION

The ManRayインタビュー|初のフルアルバム『Naked』に詰め込まれたバンドのロードームービーを紐解く interview1015_themanray__Naked

Naked

2019.09.11(水)
The ManRay
CUCL-800
¥2,000(+tax)

詳細はこちら

EVENT INFORMATION

The ManRay “Naked” RELEASE TOUR

2019.10.20(日)
愛知・名古屋CLUB UPSET
2019.10.22(火)
埼玉・西川口Live House Hearts
2019.10.27(日)
埼玉・北浦和KYARA
2019.10.30(水)
千葉・LOOK
2019.11.06(水)
宮城・仙台MACANA
2019.11.09(土)
愛知・豊橋club KNOT
2019.11.10(日)
大阪・GROOVYROOMS 2019
2019.11.14(木)
京都・京都MOJO
2019.11.16(土)
岡山・岡山PEPPERLAND
and more……

<FINAL ONEMAN>

2019.12.01(日)
東京・表参道 wall and wall

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