岩手県南東部の内陸に位置し、中央部には北上山地に囲まれた盆地が広がる遠野地方。「日本民俗学の父」である柳田國男は、この地に伝わる伝承や民話をまとめた説話集『遠野物語』でこのように書いている。

願はくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ――」。

この説話集が刊行された明治43年の段階で、遠野という場所は近代化の道を突き進む平地人たちを戦慄させうる伝承の宝庫であった。河童や座敷童子の民話が伝えられ、異界への入り口が各所で顔を覗かせるその地に柳田は魅せられ、日本における民俗学の先駆けともいわれる『遠野物語』をまとめ上げた。それから100年以上の歳月が経過した今もなお、遠野は当時とさほど変わらない姿で私たちを迎え入れてくれる。

2021年11月に行われた<遠野巡灯篭木(トオノメグリトロゲ)>は、そんな遠野のフィールドを巡るツアー型イベントだ。遠野の民俗芸能である「張山しし踊り」を鑑賞し、そこからインスパイアされたOLAibi+コムアイ、Kuniyuki Takahashi、DAISUKE TANABEのライブセッションを体験。専門家によるスタディツアーや現地の食材を使ったディナー、遠野の死生観に迫るドキュメンタリー映画『DIALOGUE WITH ANIMA』の上映会など、3日間に渡って遠野の民俗・芸能・食・音楽を体験できるツアーとなった。

今回は<遠野巡灯篭木>に参加したOLAibiコムアイDAISUKE TANABEの座談会を企画。地域の物語をどのように現在の表現と接続することができるのか。また、異界を巡ることは現代に生きる私たちにどのような気づきを与えてくれるのだろうか。魑魅魍魎渦巻く遠野の地に多くの刺激を受けた3人の対話をお届けしよう。

INTERVIEW:OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談
現今に生きる遠野物語

現今に生きる遠野物語──OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談 interview220422_tonomeguritoroge_7

初めて訪れた遠野の意外な心地よさ

これまでにもさまざまな地を訪れ、そこで感じたものを作品作りに反映してきたOLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABEの3人。彼らが遠野を訪れるのは今回が初めてだったという。この地に対する事前の印象を3人はこのように話す。

DAISUKE TANABE 「事前に「遠野の死生観」というキーワードをもらっていたので、その点に関しては頭の中でいろいろと考えを巡らしていましたけど、行くまではまったく分からない状態ですね。それまで東北の芸能についても一切関わりがなかったですし」

OLAibi 「熱量でいえば私よりもコム(アイ)のほうが何万倍もすごいと思うけど(笑)、『遠野物語』は昔から知ってたし、関心を持っていました。自分も水木しげる先生が育った鳥取の森の中に住んでいるので、妖怪が身近な存在なんですけど、遠野もそういう感じがするんですよ。水木しげる先生が描く妖怪みたいな表情を見せる人もいたりするし(笑)」

コムアイ 「遠野の人たちに怒られるよ(笑)。私も遠野にはずっと憧れがありました。柳田國男や宮本常一みたいな民俗学のレジェンドがいたからこそ「日本に生まれてよかった」と思えるようになったし、それがなかったら列島と自分の繋がりを見出せないままだったと思う。遠野を旅した柳田國男の存在は自分にとっても大きいんです」

柳田國男の『遠野物語』を読んだことがある方であれば、そこに綴られた数々の民間伝承から遠野の地におどろおどろしいイメージを持つことだろう。だが、3人が実際に足を踏み入れた遠野は、多様な表情で彼らを迎え入れた。

OLAibi 「遠野ではいろんな場所に連れていってもらったんだけど、不思議と怖い感じはしなかった。遠野に対して確かにおどろおどろしいイメージを持っていたし、覚悟して行ったんですよ。でも、愛嬌があるというか、気持ちいい感じがした。私が鳥取で妖怪慣れしてるのかもしれないけど」

DAISUKE TANABE 「石に羅漢像が掘ってある五百羅漢(註:天明の大飢饉による餓死者を供養するため、山中の自然石に刻まれた石像群)も怖い感じがしなくて、寝っ転がれるような気持ちのいい場所でしたね」

コムアイ 「私も怖さは感じなかった。(今回の主催者のひとりである)富川岳さんは『かつて遠野の朝市で商売をしようとすると、夜中に山を越えなければならなかった』という話をしていましたね。夜になると木がこすれた音や鳥の鳴き声がめちゃくちゃ怖く聴こえるじゃないですか。そのときに感じたこと・見たものを誰かが朝市で話すと、それが噂話になって広まっていったそうなんです。だからこそ遠野には数多くの民話が蓄積されたんでしょうね」

遠野はかつて内陸部と沿岸部を結ぶ交易の拠点として栄え、遠野南部氏1万2千石の城下町として発展を遂げた。そのため、あらゆるモノとコトがこの地に持ち込まれたという。文化の交差点ならではの多様性と、あらゆる文化が沈殿する盆地ならではの特性。その両面があったからこそ、遠野ではさまざまな物語が紡がれてきたのだ。OLAibiもまた「『ここは怖い場所だ』と地元の人たちが閉ざしてきたらおどろおどろしい場所のままだったのかもしれないけど、大切にされてきた場所ならではの抜けの良さがあるんですよね」と話す。

現今に生きる遠野物語──OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談 interview220422_tonomeguritoroge_4
現今に生きる遠野物語──OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談 interview220422_tonomeguritoroge_6
現今に生きる遠野物語──OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談 interview220422_tonomeguritoroge_5

生と死と自然を垣間見る神秘的な張山しし踊り

<遠野巡灯篭木>に先駆けて制作された映像作品『DIALOGUE WITH ANIMA』は、遠野市立博物館の学芸員や遠野郷八幡宮の禰宜(ねぎ)、郷土史家など5名にインタヴューを行い、遠野で育まれてきた死生観に迫るドキュメンタリー作品である。本作ではDAISUKE TANABEとOLAibiのほか、Kuniyuki Takahashi、kafuka、Saskiaが楽曲を提供しており、サウンドトラックとしても配信リリースされている。

この作品の劇中で遠野郷八幡宮の禰宜、多田宣史がこのように語っている。

遠野で一番私が強調したいのは、死っていうのがすごく身近な世界にあるんじゃないかということなんですよね。人が生活する地域からすぐいけるところにある。生きている場所と死んでいる場所がひと続きの世界なんですよね」(多田宣史)

現代の都市空間に住んでいる人々は、死を常に遠ざけ、さも死が存在しないのではないかという「まやかし」のなかで日々を送っている。だが、生きるものすべてはいずれ死に絶える。古来から日々の暮らしと死が地続きになっている遠野では、やがて訪れる死を受け入れるための風習や行事が伝えられてきた。60歳を過ぎた老人たちがかつて追いやられる地であったデンデラ野(郷土史家の大橋進は「生と死の連結点」と説明する)。死後の姿を描いた供養絵。新盆を迎える魂に対し、家の前で念仏を唱えるミソウロウ(新精霊)という儀式。『DIALOGUE WITH ANIMA』ではそうした事例がひとつひとつ紹介されていく。

狩猟で仕留めた鹿の供養が由来とされ、五穀豊穣や先祖供養の意味も兼ねる「張山しし踊り」もまた、遠野の死生観を写し込んだ芸能である。<遠野巡灯篭木>で張山しし踊りの演舞に初めて触れたというDAISUKE TANABEとOLAibiはこう話す。

DAISUKE TANABE 「大地を踏みしめる音であるとか立ち上がる砂煙、しし頭についたカンナガラ(註:頭に付ける白い立髪)がバサッ、バサッと音を立てて振り乱される迫力は、やっぱり実際に観てみないと分からないものですよね。そういうディテールに圧倒されました」

OLAibi 「しし踊りに対して何かが乗り移るようなイメージを持っていたんだけど、いい意味でその人が見えてくる感じがしました。遠野って全体的にそういう感じがするんですよね。等身大というか、日常のなかの出来事や気配、言葉が伝えられて今に至っているという感覚がある。DAISUKEさんが言っていた五百羅漢にしても誰かが遊びにきてお茶を飲んでもよさそうなところで、日常と繋がっている感じがするんですよ」

DAISUKE TANABE 「実際に山の中でピクニックをしていたといいますよね。山が決して畏怖の対象ではないという」

張山しし踊りと一際強い結びつきを持っているのがコムアイだ。遠野で踊りを観覧しただけでなく、取材日の夜にはDOMMUNEの特番で張山しし踊りを披露した。

コムアイ 「初めて観たときはバリ島のランダ(魔女)みたいだと思いました。日本の獅子舞とも全然違うし、カンナガラが魔女の髪の毛みたいにも見えたんですよ。

人間である太刀とししが対になって踊るのが遠野のしし踊りの特徴のひとつなんです。遠野では秋田のマタギのように集団で狩りをするのでなく、ひとりですることが多かったそうなんですね。そのぶん自分が生き物の命を取ったという意識が強くて、獣たちの供養としてしし踊りが行われるようになったと。私も今夜太刀を踊らせてもらうんですけど、人間界と動物界が拮抗している感じがしました。切りかかっては下がり、切りかかっては下がる。バリ島のランダとバロンの芸能も最終的に決着がつかないんですよ。そこも似ている気がします」

しし踊りにおけるししとは、自然界の象徴でもあるのだろう。山の中には人間ではコントロールできないものが存在している。それは獣や木々のように実際に目に見えるものの場合もあれば、見えない「何か」の場合もあるのだろう。張山しし踊りは、人や獣とともにさまざまなモノノケたちが行き交う遠野の世界観が体現されているのだ。

現今に生きる遠野物語──OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談 interview220422_tonomeguritoroge_8
現今に生きる遠野物語──OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談 interview220422_tonomeguritoroge_11
現今に生きる遠野物語──OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談 interview220422_tonomeguritoroge_9
現今に生きる遠野物語──OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談 interview220422_tonomeguritoroge_10

境界線が溶けてゆく“ライヴ”セッション

先にも触れたように<遠野巡灯篭木>では張山しし踊りを観覧したあと、OLAibi+コムアイ、Kuniyuki Takahashi、DAISUKE TANABEという3組によるライヴセッションが行われた。さぞかしディープなセッションが繰り広げられたと思いきや、それは少々意外なものになったという。

OLAibi 「うちら3人ともお酒を全然呑めないの。でも、彼女(主催を務めた一般社団法人Whole Universeの塚田有那)が「絶対呑ませたいどぶろくがある」とずっと言ってて、ライブが始まる前に振る舞ってくれたんです。お客さんも同じお酒を呑んだんですけど、演者とお客さんが全員同じ酒を呑んでる状態ってあんまりないじゃない? 自分たちも下戸のはずなのに「美味しい、美味しい」ってどぶろくを呑んでたら楽しくなっちゃって(笑)。それまでに見てきた場所のことやいろんな話が頭の中でぐるぐる巡って、すごくいい演奏ができたんですよ。

遠野には目に見えないものがいっぱい蠢いていて、そういうものを感じようと思えば感じられるんだろうけど、まっさらな自分でもいれる。そういう場所なんですよね。すべてが折り重なっていて、繋がっていて、すべてが平等になったときに出せた音だったと思う」

神事や儀式のとき、参加者の間で御神酒を呑むことは珍しくない。神にお供えすると共に、神の霊力が宿った御神酒を呑むことで人と人が繋がり、神と繋がる。<遠野巡灯篭木>での「どぶろく事件」もまた、そうした事例のひとつといえるかもしれない。

DAISUKE TANABE 「普段ライブをするときはガチガチに作り込んでいくんですよ。今回も遠野に対して知らないなりにイメージして仕込んでいったんですけど、実際に行ってみたら想像と違うところがあって、これはどうしたものかと。そこでどぶろくが活きてくるんですよ(笑)。ライブも作り込んだものが土台にはなるんだけど、その場所の空気も反映したセッションができました」

コムアイ 「向こうでどれぐらい変わったんですか?」

DAISUKE TANABE 「大まかな構成は変わらないけど、音を出すタイミングなんかは随分変わりました。その土地のものを食べ、人と話し、あの空気のなかで演奏すると、無意識のうちに変わっていきますよね」

死と生、人と人以外のものたちがひと続きになった遠野では、演者とオーディエンスもひとつになってしまう。そうした音楽のあり方が3人をインスパイアしたという。

コムアイ 「どこまでが音楽で、どこまでが音楽じゃないか。あるいはどこまでがパフォーマンスで、どこまでがパフォーマンスじゃないか。本当は分かれていないはずなんだけど、普段のライブでは分かれてしまいがちなんですよね。

でも、遠野で演奏したときは、スピーカーから流れる音も障子が揺れる音も一緒で、お客さんとも同じ床の上で座っているわけで、境界線が溶けている感じがしました。考えてみたら神楽やしし踊りもそういうもので。郷土芸能の映像を観てると、酔っぱらったおじさんがヤジを飛ばしたりしているけど、そういうのが大好きなの」

現今に生きる遠野物語──OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談 interview220422_tonomeguritoroge_17
現今に生きる遠野物語──OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談 interview220422_tonomeguritoroge_15

今を生きる遠野人とマレビトたちの『遠野物語』

<遠野巡灯篭木>は遠野の各所で待ち構える異界への入り口に足を踏み入れながら、彼の地に息づく死生観に触れることを目的のひとつとしている。それと同時に、民俗芸能や地域の風土と現代の表現を接続し、新たな表現を生み出すこともテーマとしている。

近年のコムアイもまた、さまざまな地域の風土や物語にインスパイアされながら多彩な表現活動を続けてきた。奈良県明日香村や屋久島で行っているオオルタイチとのコラボレーションもそのひとつだ。今回も遠野の地を訪れるだけでなく、張山しし踊りの太刀を踊ることで遠野の世界へ深く踏み込むことになった。

コムアイ 「ライブでどこかの土地を訪れて「その土地の文化をもっと掘り下げたい」と思うことはたくさんあるんですけど、結局一年後に同じフェスで行く、というくらいの頻度になっちゃうんですよね。今回はしし踊りを習わせてもらうことになり、東京にいるのに遠野と繋がり続けることができている気がします。

しし踊りを指導してくれたさゆりさんからおじいさんが亡くなった時の墓じし(註:お盆の時期に墓地内で行われる供養の踊り)の話を聞いたり、郷土料理のことを教わったことも大きかった。さゆりさんには一から習うことでだいぶ負担をかけてしまいましたが、踊りについて改めて考えるきっかけになったと言ってもらえて嬉しかったです。遠野へ戻る理由もあるし、さゆりさんたちとも話すネタには尽きないだろうと思います。「踊りを習いたい」のか「実はこの人たちと繋がっていたかった」のかどちらが目的かわからないような感じもしましたね。とにかく遠野と臍の緒が少し繋がった気がしました」

また、TANABEも今回の体験をこのように振り返る。

DAISUKE TANABE 「よその土地に行って制作やライブをするたびに、その土地の空気や温度、水を飲んだり地元の料理を食べたり、人と話をすることで、ライブにある種の深みが増すとも感じています。今回の遠野でもそれは同じで、現地でしし踊りを体験し、富川さんや地元の食堂の店員さんと話したり、空気の湿度や水道から流れる水の冷たさに触れたりすることで、遠野という土地に一歩近づいた状態でライブができたのではないかなと思っています。

その体験は毎回唯一無二で、とてもエキサイティングなことなんですよね。今後また遠野に訪れて制作する機会があるとすれば、その時に何ができあがるのか、自分自身とても楽しみなんです」

最後にこんな質問を投げかけてみた。――創作の場としての遠野にはどのような可能性があると思う?

コムアイ 「民俗資料館の蔵書が凄そうなので、時間を使ってみんなで読み解きをしてもおもしろそうですよね。デンデラ野から村を見下ろす感じとか、村全体の作りが劇場的になっているので、それぞれの場所で即興をしたり踊りをしても楽しそう」

DAISUKE TANABE 「遠野は土地に伝えられる伝承がとても多いので、それら一つ一つを調べたり体験したりすることで、創作の可能性はいくらでも広がると思うんですよね。そうやって作られた創作物を地元の方々やその場に訪れてくれた人たちに聴いてもらい、還元することで、次の広がりが生まれるんじゃないかとも思います」

コムアイは「遠野は移住者だけでなく、マレビトとして地域に関わっている人がいるのもいいんですよね」と話す。マレビトとは特定の季節にやってきてはその土地に幸福をもたらす神のこと。来訪神であり、定住民に対する漂泊民であり、日本のさまざまな民俗のなかにその痕跡を残している。言うまでもなく、彼らのような表現者もまた遠野の地に降り立ったマレビトである。今後、彼らとの関わりによって新たな『遠野物語』が紡がれていくのだろう。遠野だけでなく、こうした試みが列島各地で行われる未来像を夢想するのは筆者だけではないはずだ。

現今に生きる遠野物語──OLAibi、コムアイ、DAISUKE TANABE鼎談 interview220422_tonomeguritoroge_2

Text by 大石始
Photo by 中村寛史

PROFILE

OLAibi

祖先たちはモンゴル大陸を渡って日本にやってきた ルーツを探り続けながら音楽を作る

OOIOOのドラマーとして12年活動した後、 広大な森にに移り住み  年月をかけ森の生物の生態と音を録り続けている

様々な国、民族の言語を全てカタカナに置き換え、語感と言霊を 頼りにリリックを綴る そこにドラム、民族楽器、おもちゃのキーボードなどをサンプリングし たビートと住う森の音を織り重ねパフォーマンスしている

olaibi.comOLAibi Instagram

KOM_I

アーティスト。1992年生まれ、神奈川育ち。ホームパーティで勧誘を受けて加入した「水曜日のカンパネラ」のボーカルとして、国内だけでなく世界中のフェスに出演、ツアーを廻る。
2019年4月3日、屋久島でのフィールドワークをもとにプロデューサーにオオルタイチを迎えて制作した音源「YAKUSHIMA TREASURE」をリリースし、公演を重ねる。2021年、新しい形の音楽体験「YAKUSHIMA TREASURE ANOTHER LIVE from 屋久島」をオンラインにて公開。(https://another.yakushimatreasure.com/)現在はオオルタイチと熊野に通いながら新作を準備中。2020年からOLAibiとのコラボレーションも始動。北インドの古典音楽や能楽、アイヌの人々の音楽に大きなインスピレーションを受けながら音楽性の幅を広げている。
音楽活動の他にも、ファッションやアート、カルチャーと、幅広い分野で活動。
2020年にアートディレクターの村田実莉と、架空の広告を制作し水と地球環境の疑問を問いかけるプロジェクト「HYPE FREE WATER」が始動するなど、社会課題に取り組むプロジェクトに積極的に参加している。

KOM_I InstagramKOM_I Twitter

DAISUKE TANABE

LinktreeDAISUKE TANABE Instagram

INFORMATION

遠野巡灯籠木 民俗・芸能・食・音楽

詳細はこちら

遠野の死生観に迫るドキュメンタリー『DIAOLOGUE WITH ANIMA』

配信ストリーミングサービスZAIKOにて配信中。

配信URL

『DIAOLOGUE WITH ANIMA』サウンドトラック

Kuniyuki Takahashi、OLAibi、Daisuke Tanabe、kafuka、Saskiaの5名のアーティストが参加。

配信URL