ーロッパを代表する世界的なグラフィティ・ライター、Zedz(ゼッツ)。グラフィティの領域を越えて建築・デザイン・ファッション・パブリックアートなどへと自在にクロスオーバーする多彩な活動でグラフィティ/ポスト・グラフィティシーンを牽引するアーティストである彼の新作個展<RE-ZEDZ>がcafe104.5にて6月30日まで開催中だ。

ゼッツの活動は常に進化を遂げながらシーンの最前線を刺激し、グラフィティから発展した様々な表現の可能性を第一線で切り拓き続けてきた。数年ぶりの来日を機に現地制作された<RE-ZEDZ>では、ゼッツのトレードマークである幾何学的なモチーフをcafe104.5の空間のためにリミックスした大型のオブジェを展示する。ゼッツが2014年の東京で行う最新のアクションをお見逃しなく。

また、この絶好のタイミングで彼の最新インタビューが到着! 本展覧会のコンセプト、彼にとってのグラフィティ、日本のグラフィティシーンまでと様々な質問に答えてくれた。

Profile:ZEDZ(ゼッツ)

1971年、オランダ、ライデン生まれ。 14歳でグラフィティを始め、1992年リートフェルト・アカデミー入学を機にアムステルダムに活動拠点を移す。卒業後はアーティスト/グラフィックデザイナーとして活動を開始。3Dタイポグラフィーに特化した独自のグラフィティを追求する。そして、現在に至るまでグラフィティをバックグラウンドとした新たな表現を駆使し、ポスト・グラフィティシーンの第一人者として活躍している。世界中のストリートのみならずギャラリーや美術館で作品を発表し続けている。


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