レーシングチームを支える実力
またアシックスは、国内最高速・最高峰フォーミュラレースである全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦しているチーム「インギングモータースポーツ」とスポンサー契約を行っており、現場で活躍するメカニックの方も、このスポーツプロダクトを実際に使用しレースに参戦してます。
この日は、インギングモータースポーツのドライバーの一人である石浦宏明選手も登場。5月3日(水)、4日(木)で行われたSUPER GTクラスのGT500でブッチギリの優勝、スーパーフォーミュラでも今シーズントップを目指しています。石浦選手は2014年からこのチームに参入、優勝にチャンピオンと大きなタイトルを取り注目を集めています。
このチームでの絶好調の原動力となっているのは、やはりチームの信頼性。「みんな仲がいいけど、それだけではなくみんながドライバーを勝たせようという意識が強く、細かいところまで調整してくれる。だから毎レースで車から感じるフィーリングが変わらないんです。いつも最高の状態にしてくれるから、僕らは安心してサーキットを攻めることができる」と抜群のチームワークを誇る自身のチームをアピールされました。
その中で、石浦選手もアシックスのワークプロダクツを実際に履かれて「すごく軽いんだな、とビックリしました」とその感想をコメント。レースの世界では、メカニックの機敏さも0.1秒の勝負では大きく影響し、0.2から0.3秒遅れるだけで順位が下がってしまうそうです。そのためレースのメカニックにも足元の安定性や動きやすさ、快適性は大きく順位に関わってきます。その意味では、レースの中でワークプロダクトが、チームの好調に与えている影響も、かなり大きいものでしょう。
「世界最速の萌えキャラ」も見られる!?
現在、京浜急行品川駅構内に「アシックスステーションストア品川」を設け、5月31日(水)までこの「ワークプロダクト」をテーマとした店舗外観と商品構成を展開しています。具体的には、京急品川駅のプラットフォーム内に 「ワークプロダクト」の展示とともに「インギングモータースポーツ」のフォーミュラーカーを展示しています。
今回展示されるモデルは、アメリカのスウィフト・エンジニアリング社が開発したSF13という、現行の一つ前のモデルとして実際にレースで使用されていた車両。選手権では2009年から2013年の5年間で称されたもので、現在チーム監督の立川祐路さんや、昨年チャンピオンの国本雄資選手らも運転していたもので、伝統あるJAFグランプリレースで優勝を飾る好成績を度々残しています。
またこの車両の特徴的なポイントは、車体に描かれているキャラクター。山口美羽(やまぐち みう)ちゃんといい、インギング応援キャラクターとして2012年に誕生したキャラクターです。この車はいわゆる痛車と呼ばれるものですが、実はフォーミュラーカーとしての痛車は業界初と、なかなか斬新なものでもあります。「世界最速の萌えキャラ」といわれ、スーパーフォーミュラ選手権では、人気キャラクターとして愛されています。確かにこの車が上位にあれば、見ている方も気持ちがアゲられることも間違いなし!
展示期間中は、本物の車両が実際に見られる他、店内の商品購入者を対象に、コックピットの試乗体験やバーチャル映像によるレースコース走行映像体感ができるなど、楽しい催しがたくさん行われています。現場で頑張るお父さんや、そんなお父さんにエールを送りたい家族は、一度訪ねてみてはいかがでしょう? また違う仕事の方でも、フォーミュラーカーやワークプロダクトなど、見るだけでも楽しいものがいっぱいありますよ。是非!