現在大ヒット上映中のマーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』の一番の功労者と言える原作者、スタン・リー。昨年11月12日に惜しくもこの世を去った彼に関するあるニュースが飛び込んできた。
Marvel Studios’ Avengers: Endgame | “To the End”
スタン・リーのビジネスパートナーが高齢者虐待で起訴される
彼のマネージャーも担当していたビジネスパートナー、ケヤ・モーガン氏が高齢者を虐待したことで、5つの罪状で起訴されたというのだ。起訴状には事件は昨年6月に起きた事件であると記されているようだ。また、判事はモーガン氏に対して逮捕状を出したことも確認されている。
昨年7月に、スタン・リーの法律顧問からモーガン氏に対して、接近禁止命令を勧告するドキュメントを発表したことが話題となった。接近禁止命令を勧告した理由として法律顧問は、モーガン氏が500万ドルにも及ぶリーの財産を不当に扱ったり、また身体的、精神的にも虐待していたことを挙げている。今回の起訴はこの一連の騒動に関する起訴内容なのではないか、とされている。
モーガン氏はこの一連の騒動について「10年以上もの間、私はスタン・リー氏と彼の奥さんに愛情と敬意、それに親切心だけを示してきた。彼(リー)も何度も繰り返し話してきたことだ」と弁明している。
また「私はこの(リーの法律顧問側の)主張が間違っていることを疑いの余地なく100%証明できる。真実は必ず明らかになる」と自身に罪はないことを主張している。
今回のモーガン氏に向けての起訴理由が、リーに対する虐待に関するものであるとしたら、彼の潔白がかなり疑わしいものになってくる。もし事実であるとすれば、とても悲しいことではあるが、真相は一体いつ判明するのだろうか? 続報を待ちたい。