先日アメリカで黒人男性のGeorge Floyd氏が白人警官による暴力で命を落としてしまったことを受け、アメリカ全土で人種差別に反対する暴動が起きていることが取りざたされている中、GoogleやAmazonなど、アメリカを代表する多くの大企業がSNSを通して人種差別に反対する声明を発表し、注目を集めている。
Google、Amazon、Netflix、Spotify、NIKE、ディズニーなど多くの企業が声明を発表
先述の通り、GoogleやAmazonなどのIT企業をはじめ、Netflix、Hulu、HBO Maxなどの映像ストリーミングサービス、Apple MusicやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービス、そしてTwitterやInstagramといったソーシャルメディアがそれぞれの公式SNSアカウントで、人種差別に反対する声明を公表。その多くに賛同の声が集まっている。
Google CEO・Sundar Pichai
(警官に殺害されたとされる)George Floyd、Breonna Taylor、Ahmaud Arbery、そしてそのほかの声なき方々のために、アメリカのGoogleとYouTubeのホームページ上にて、黒人のコミュニティと連帯して人種的平等をサポートしている旨を公開しました。悲しみ、怒り、哀れみ、そして恐怖を感じている方々へ、あなたはひとりではありません。
Today on US Google & YouTube homepages we share our support for racial equality in solidarity with the Black community and in memory of George Floyd, Breonna Taylor, Ahmaud Arbery & others who don’t have a voice. For those feeling grief, anger, sadness & fear, you are not alone. pic.twitter.com/JbPCG3wfQW
— Sundar Pichai (@sundarpichai) May 31, 2020
Amazon
黒人の方々への不平等で残酷な待遇は、終わりにしなければなりません。
今日、我々は“従業員、お客様、そしてパートナーのために”、組織的なレイシズム、不正義に対抗するため、黒人のコミュニティと団結し、立ち上がります。
— Amazon (@amazon) May 31, 2020
Netflix
黙っていることは、加担していることと同じ。
黒人の命ももちろん平等です。
我々にはプラットフォームがあり、黒人の会員や従業員、クリエイターそしてタレントのために、声をあげる責任があります。
To be silent is to be complicit.
Black lives matter.We have a platform, and we have a duty to our Black members, employees, creators and talent to speak up.
— Netflix (@netflix) May 30, 2020
決して見て見ぬふりをしてはいけない、そう信じています。 https://t.co/bShZmtbwD0
— Netflix Japan (@NetflixJP) May 31, 2020
Hulu
我々は黒人の方々を支援いたします。
今日、そしていつでも。あなたたちの行動を見ています。あなたたちの声は届いています。そして我々はあなたたちとともにいます。
We support Black lives. Today, and every day. You are seen. You are heard. And we are with you.
— Hulu (@hulu) May 31, 2020
HBO Max
“愛情も恐怖も誰かを盲目にしたりはしない。無関心でいることが盲目にするのだ” – ジェームズ・ボールドウィン
我々は黒人の同業者、従業員、ファン、俳優、作家、そして無意味な暴力にさらされるすべての人々のために立ち上がります。
“Neither love nor terror makes one blind: indifference makes one blind.” – James Baldwin
We stand with our Black colleagues, employees, fans, actors, storytellers — and all affected by senseless violence. #BlackLivesMatter
— #BlackLivesMatter (@hbomax) May 31, 2020
Apple Music
音楽や創造性、そしてカルチャーを定義する黒人の声を変わらず支持し続けるため、我々も声をあげます。
今は、数々の種類の人種差別や不正義に反対するため、声をあげ、行動するときです。
すべての黒人のコミュニティのために、我々は立ち上がります。
— Apple Music (@AppleMusic) May 31, 2020
Spotify
我々は人種差別、不正義、不平等に対する闘争において、我々の従業員やパートナー、アーティスト、そしてクリエイターといった黒人のコミュニティーのために立ち上がります。
今は沈黙している場合ではありません。
黒人の方々の声が多くの方に届くよう、声を増幅させる我々のプラットフォームの力を使い続けます。
— Spotify (@Spotify) May 30, 2020
人種差別はソーシャルディスタンシングに付随しているものではありません。
パンデミックをめぐる恐怖と不確実性がすでに高まっている中、今週もまた、より隅々まで広がっているものに注目が集まりました。それは、黒人とブラウンの方々が日々直面している長年の人種差別と不正行為です。
Racism does not adhere to social distancing.
Amid the already growing fear and uncertainty around the pandemic, this week has again brought attention to something perhaps more pervasive: the long-standing racism and injustices faced by Black and Brown people on a daily basis. 🧵 pic.twitter.com/8zKPlDnacY
— Twitter Together (@TwitterTogether) May 29, 2020
#ShareBlackStories
あなたの声は届いています。あなたたちを見ています。そして、あなたたちとともにいます。
我々は人種差別に反対します。George Floyd、Breonna Taylor、Ahmaud Arber、そして忘れられることのない数え切れないほどの方々に敬意を表して、正義のために行動しているすべての方々や、黒人のコミュニティのために立ち上がります。
#ShareBlackStories
We hear you, we see you and we are with you.We stand against racism. We stand with our Black community — and all those working toward justice in honor of George Floyd, Breonna Taylor, Ahmaud Arbery and far too many others whose names will not be forgotten. pic.twitter.com/QvSvFG056H
— Instagram (@instagram) June 1, 2020