ノーベル文学賞を受賞した孤高のロック・ミュージシャン、ボブ・ディラン(Bob Dylan)が、自身で運営するライブハウスとウィスキー蒸留所の合併施設を設立するようだ。
施設の完成は2020年を予定
NMEによると、この施設は「Heaven’s Door Distillery And Center For The Arts」と名付けられるようで、ナッシュビルのダウンタウンに2020年の設立を予定している。
施設内には蒸留所はもちろん、「ウイスキー図書館」なるものも併設され、さらにレストランや360人規模のライブパフォーマンス会場もできるようだ。自身9枚目のアルバム『Nashville Skyline』のリリース50周年を記念して創作されたディランの絵画や金属加工の彫刻品も展示される予定とのこと。
ディランは昨年<FUJI ROCK FESTIVAL ’18>に出演のため、2年ぶり101回目(!)の来日を果たし、メイン会場となるグリーン・ステージを人で溢れ返らせた。彼の音楽は世代や地域を越えて、世界中の音楽ファンに長く親しまれている。
そんな彼が今のめり込んでいるのがウイスキーで、現在自身で立ち上げたウイスキーブランド「Heaven’s Door」に注力しているようだ。「Heaven’s Door」とは彼の代表曲「Knockin’ On Heaven’s Door」にちなんだブランドで、こちらではストレート・ライ、ストレート・バーボン、ダブルバレルの3種のウイスキーが製造されている。
現在のところアメリカのみの販売となっているので、もしアメリカに行く機会があればぜひとも試してみてはいかがだろうか。