FIFAワールドカップ2018ロシアの決勝トーナメント1回戦、コロンビアVS.イングランドが日本時間7月4日(水)の未明にモスクワで行われた。

試合は1対1で延長前後半を含む約120分の戦いで決着がつかず、PK戦へと突入。

PK戦の結果3対4でコロンビアがイングランドに破れた。

日本戦に続き再びPKを献上したコロンビア代表DFカルロス・サンチェス

コロンビア代表DFカルロス・サンチェスは、先日行われた日本戦でもペナルティエリア内でハンドの反則を犯し、PKを献上。さらにレットカードで退場となり試合開始直後から数的不利の状況で戦うことを強いられた。

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そして、決勝トーナメント1回戦イングランド戦でもペナルティエリア内でファウルを犯し、再びPKを献上。

結果的にコロンビアはベスト16で敗退することとなってしました。

カルロス・サンチェスのSNSには彼の健闘を讃えるコメントの他に、「コロンビアに帰らないで!!!!」、「殺されるかもしれない」など不穏なコメントも寄せられている。

1994年にコロンビアがアメリカで行われたFIFAワールドカップに出場した際の「エスコバルの悲劇」のことを思い出したようだ。

コロンビア代表選手が帰国後に射殺された「エスコバルの悲劇」

1994年にアメリカで行われたFIFAワールドカップに出場したコロンビア代表は第1戦目にルーマニアに破れ決勝トーナメント進出に向けて絶対に負けられないなか迎えたアメリカ戦。

そんな大一番でオウンゴールを決めてしまったのがコロンビア代表DFアンドレス・エスコバル。結果一次リーグ敗退に繋がってしました。

多くのコロンビア代表選手がコロンビア国民の怒りを恐れて帰国を拒否するなか、説明責任があるとして帰国したエスコバル。

エスコバルは帰国後銃撃を受け射殺。サッカー賭博で損失を被ったマフィアがエスコバルを殺害するように刺客差し向けたのではないかとされている。

日本戦の後にも殺害予告が行われるなど問題となっていましたが、2度目のPK献上、ベスト16での敗退という結果に繋がったことでサンチェスの身の安全を案じる声がTwitterなどで上がっています。

「カルロスサンチェスがまじで心配なんやけど大丈夫だろうか」

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カルロス・サンチェスTwitter

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photo by Julián Ortega Martínez