4月15日から17日と、4月22日から24日の2週にわたってカリフォルニア州のエンパイア・ポロ・グラウンドで開催された世界最大級の音楽フェステイバル＜コーチェラ・フェスティバル 2016＞！ LCDサウンドシステムや、ガンズ・アンド・ローゼズ、カルヴィン・ハリスなどなど超豪華なラインナップが出演したことでも話題となった大型野外フェスですが、世界のおしゃれな人たちが集まることでも有名です！
今回は、ファッションイベント、Party等のサポート、原宿を起点に様々なクリエイターとタッグを組みシーンを盛り上げる人気スタイリストの小倉正裕（おぐら まさひろ）さんが＜コーチェラ・フェスティバル 2016＞に潜入し、最新のフェス・ファッションをウォッチング！ 小倉さんから見た＜コーチェラ・フェスティバル 2016＞のファッションの傾向をスナップとともに紹介します。
今年の夏フェスへ向けて参考にしてみてはいかがでしょうか？
＜コーチェラ・フェスティバル 2016＞のファッションの傾向（text by Masahiro Ogura）
やっぱり全体的には、ボヘミアン的スタイルが相変わらず王位継承って感じがしました！
ですが、それが進化して、70年代、ウッドストック的な回帰、グランジ、ROCK等に細分化され、その中でも今年のタッキー的ファッションの流行りの流れで、柄物が目立ちハデな要素を取り入れたファッションが目立っていました。
あとはスタイルで言うと、スイムスーツ、ボディースーツなどのスイムウェアを取り入れたスタイル。ガウン、シースルー的なシアーアイテム、ランジェリー、デニムアイテム、オールホワイト、フロントレースアップアイテム等、基本ボヘミアンっぽい格好にこれらの要素をmixしたスタイルが目立ちました。
小物は会場の日差しのせいかサングラスがほぼ全員って位かけていて、特に変わったデコラティブなサングラスをしている人がお洒落でした。
チョーカーはマスト！ バンダナも多かった。ネックレスはボリュームのあるもの、シューズはブーツ、サンダルも多く、スニーカーはコンバース、VANSの天下！
90年代的ストリートファッション、トミーヒルフィガー、ノーティカ、ゲスなど。
もろにアスレジャー的なスポーツスタイルは少なかったですが、バスケタンクはよく見かけ、オーバーオールもお洒落でした！
ぶっちゃけボヘミアンってどうなの？ という感じでスナップ撮影に望んだんですが、いやはやまた進化していて、メチャお洒落になってまして、アメリカ、そして＜コーチェラフェスティバル＞のフェスファッションへの底知れぬPOWERを感じ、やはり、フェスファッションを越え、世界のトレンドをだす、NY、Parisすなどのコレクションよりもファッション的にも重要なイベントに今後更になる予感がしました。
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