INTERVIEW

ZEDD

Photo & Text by Taisuke Yamada

     

昨年80周年を迎えたブランド・コロンビア(Columbia)より、多様化するこの時代にふさわしい新シューズ「SH/FT(シフト)」が発表された。都会と自然、それぞれの場面を自由にシフトするというコンセプトでデザインされた「SH/FT」。従来のハイキングシューズの「ゴツい」、「重い」というイメージを払拭し、ハイキングシューズの機能性とスニーカーのデザイン性のバランスをとり、様々な場面で活躍するというのが今作の特徴だ。日本ではブラックとベージュのメンズ2色、ローズウッドのウィメンズ1色に加え、蛍光色を施したアトモス限定カラーの計4色を取り扱う。コロンビア直営店とアトモス各店舗、公式オンラインストアにて手に入れることが可能だ。なおアトモス限定カラーは数量限定なのでお急ぎを。

また、これに際してニューヨークの<1 Hotel Brooklyn Bridge(ワンホテル・ブルックリン・ブリッジ)>にて新作「SH/FT」の発表会が行われた。今作のコンセプトにも沿うニューヨークの摩天楼とイースト河が見渡せる絶好の場所で行われた今回のパーティー。新作の展示はもちろん、今作のアンバサダーとして招かれたゼッド(ZEDD)も出席し、コロンビア商品部役員のピーター・ルピーらによるパネルディスカッションも行われた。

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コロンビアのピーター・ルピーによれば、(日本の音楽フェスティバルのシーンでも見られるように)若者のハイキングに代表されるアウトドアアクティビティへの参加が増える昨今、彼らにとっての1番の課題は、「高価なアウトドアウェアやシューズをそのためだけに購入すること」であると感じた。そこでコロンビアはボーダーレスで様々な場面で機能するシューズ「SH/FT」を開発するに至ったという。シティとネイチャーをシフトするーー機能性を落とすことなくデザイン性にもこだわった、2つの強い側面を兼ね備えた新シューズは、コロンビアの知見と経験が生みだした新たなアイコンとなるだろう。

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この日、アンバサダーとしてイベントに登場したゼッドはお気に入りのアトモスカラーの「SH/FT」を着用。1年に約100~150日ツアーに時間を費やすゼッドは荷物を最小限に抑えるため靴を多くても2足しか持ち歩かないという。そんな彼が靴に最優先に求めることは、いかに快適か。「9月から始まる2ヶ月半に及ぶツアーでは1日約100分間毎日ステージ上でジャンプすることになる(笑)。ライブでは常にアクティブに動くから靴が対応しきれず足が痛くなったり疲れてパフォーマンスに集中できないということがこれまでにあったんだ。でも「SH/FT」を試した時に快適さと耐久性、そしてユニークなデザインにとにかく惹かれたよ。」と話すゼッド。

Qeticでは「SH/FT」のイベントにて、ゼッドに独占インタビューを実施! 音楽制作面についてはもちろん、都会や自然を行き来する視点からみた「SH/FT」について、そして彼の現在のライフスタイルについてなど幅広く話を聞くことができた。

Interview:ZEDD

──今回コロンビアから発表されたSH/FTの”Shift”という言葉は「変化する(To Change)」「どこか違う場所に動く(To Move)」など様々な意味を持ちますが、ゼッドさんのDJ/Producerとしての次なる挑戦(=Shift)は何でしょうか?

音楽制作においてはこれまでも今でもシフト(Shift)の連続だよ。ある程度スタイルを確立して、ファンからあらかじめ何か期待されはじめるときが、常にシフトであり変化のタイミングだと思っている。最初はクラシック音楽から入って、ジャズ、ファンク、フュージョン、そしてしばらく経ってからロック、ハードロックに没頭し、16~17歳のときエレクトロニック・ミュージックを始めたんだ。それまでに触れたとことのない数少ない音楽の1つでもあったことからね。

最初は複雑にレイヤーを重ねるように制作していたのだけど、ファンがそれに慣れてきて期待しはじめたら「いやいやいや、自分は自分のやりたいことをやる」と思うようになった。そして、シンプルに1つのベース音を使うことを試し始めたんだ。その流れで、ある時ポップをやろうと思い、そのきっかけが”Clarity”のベースラインを完成させたんだ。エレクトロニック・ミュージックだけどベース音が重視ではない。歌い手メインで、メロディー重視の曲を作りたくてね。それをまた人が期待するようになってからはBPMを落として勢いやベース音ではないまた違った要素でダイナミックなサウンド作りに挑戦したり、僕の制作の過程は常にシフトの連続だよ。

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──では今、現在のあなたのシフトや新たな挑戦は何でしょうか?

今は間近に控えるツアーの準備をしている最中なんだ。これまで使用してきたS4というDJコントローラーに代わり、今回のツアーでは初めてCDJを使う。プロダクションにおいてもゼロからカスタムでプログラミングし、ステージでの映像やライティングは全く新しいものを披露する。だから、次のツアーそのものが新たな大きなチャレンジであり、シフトでもあるんだ。制作面でも、次に出る新曲はこれまでの中で一番気に入っている曲と自信を持っていえる。子供の時、音楽を始めた瞬間から今まででの中でね。今までの集大成とも言える曲だ。クラシック音楽を学んだときから今まで、全ての影響がその曲には詰まっている。

──今回の「SH/FT」はあらゆるシュチュエーションでも機能し、特にNature(アウトドアー、自然)⇄ City(都会)の2面性の使い分けが要となっています。DJにおいてもミックスすること、様々な要素を繋げることが重要です。また、クラシックミュージックからジャズと様々な影響を受けているおっしゃっていましたが、様々な要素を繋げる、ミックスすることの重要性についてお聞かせください。

ミックスするということはこの世の中で1番に面白く興味深いことだと思うんだ。例えばステーキが好き。フレンチフライも好き。サラダも好き。それぞれを別に食べるのではなくて、一緒に食べることで初めてそれぞれの可能性が引き出される。美味しいハンバーガーは肉だけじゃない。肉とスパイスの組み合わせや、野菜のコンビネーションがあって美味しいハンバーガーができる。音楽も同じ。この世に存在する全ての曲の裏には何百、何万、何億と膨大な音の影響が隠されている。それはある日いた駅の雑音かもしれないし、友達の携帯から聞こえた音かもしれない、遊びに行ったクラブかもしれないしね。そこで各人の脳にある情報が無意識の中でアウトプットされることで楽曲が出来る。不思議でありとても素晴らしいことだよ。

僕のコラボレーションにおいても意外な人と組むことを意識しているんだ。例えばカントリーとエレクトロニックなんて誰も合わないと思うだろ。だけどそれこそ挑戦でありエキサイティングなことなんだ。新たなコンビネーションを「ミックス」すること、違った要素を掛けあわせることはどんな場面でもとても重要なことなんだ。

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──制作においてどんな環境を好みますか? 都会の喧騒、自然の静寂、それとも何気ない日常なのか・・・。

その時々でいつも変わるね。実は都会に住んだこともあって、その後、人口2000人の森の中の小さな町で暮らしたこともある。家から徒歩10秒で森に着くような場所にね。だから、どちらのライフスタイルも経験したことはあるんだ。今はロサンゼルスの閑静な場所に自宅がある。平和である程度静かな環境を必要としているから正直、今は都会には住めない。ニューヨークはザ・都会だよね(笑)。でも言ったように常に変化はあるから、もしかしたらニューヨークに住みたい日が来るかもしれないし、忙しい日常を求める日がある日突然、来るかもしれない。でも今は家の前に芝生があってピクニックできるような場所が必要なんだ。

──技術の発達のおかげでこの世の中はますます便利になり、ますます速いペースで時間は流れています。これは時代においての”Shift”でもあります。あなたが今後この技術によって望むこと、また望まないことをお聞かせください。

テクノロジー(=以下:技術)は最高なものだし同時に最低なものだと思うんだ。まず技術によって人間の寿命はウンと長くなったよね。過去であれば即死するような病気でも今の技術のおかげで治せるものが沢山ある。技術はたくさんのことを教えてくれるし、Googleで検索すれば数秒で学べることが山ほどある。でも技術は同時に間違って使われることも多々ある。特にAI(人工知能)に関しては素晴らしい方法で活用されることももちろんあるんだけど、人間のエゴによって間違った形で乱用されることを心配している。でも基本的に技術には期待しているし、これからもエキサイティングな分野だと思う。例えば、将来いつか別の星に住むことが可能になり、生命の可能性を広げることを想像するなんてめちゃくちゃ楽しい。でも同時にAIのこともとにかく心配している(笑)。

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──今回の「SH/FT」はあらゆるシュチュエーションでも機能し、特にネイチャー ⇄ シティの2面性の使い分けが要となっています。ゼッドさんのDJ/Producerが一面だとしたらもう1つの裏の顔は何でしょう? Qetic独占で教えてください。

ビデオゲーム!

──(笑)!?

ビデオゲームは小さい頃から好きなんだ。たまにツアーにゲーム用のラップトップとヘッドセットとマウスを持っていくことだってある(笑)。

──多忙な中、どのタイミングでビデオゲームをプレイしているのですか?

最近、人生はバランスが全てだと感じている。というのもバランスがない生活が過去に何年も続いたことがあるんだ。1日12時間働いて趣味の時間もなければ新たな人に会うこともない。起きたらすぐにスタジオでに行き、12時間ぶっ通しで作業して少しジムで運動して、そして寝る。そこにバランスなんかないよね。効率よく作業が出来るのは間違いなくバランスが取れているとき。例えば今試していることで、朝起きたら体を動かす。そして食べる。ヘルシーに。そこでやっとスタジオの作業に6時間ほど入る。そして数時間ビデオゲームを楽しむ。自分の目の前の目標だけではなくて、たまには違うことにも目を向けて楽しむことがバランスを取るんだ。人生、生活においてバランスをとるということがとても重要だと常々強く感じているよ。

──ありがとうございました。

ARIGATOU!

Photo & Text by Taisuke Yamada

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