地上波の瀬戸内寂聴特番では、短く編集され必ず流されていたあの説法の全編(約1時間)が、哀悼の意を込め、この度DOMMUNEにて初アーカイブ公開! 本日11月25日(木)21:30〜22:30と、11月30日(火)23:30〜24:30の計2回にわたり配信されることに。
瀬戸内寂聴の1時間にわたる説法がDOMMUNEで緊急配信決定!
大雨洪水警報、及び雷注意報による無念の開催中止から、会場を“屋根のある”幕張メッセに移動して再起を果たした東日本大震災復興支援イベント<FREEDOMMUNE>。1回目の中止から数えて第3回目となる震災遺児孤児、被災動物への寄付を募るための無料イベント<FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013>では、DOMMUNEは7月13日に幕張メッセ国際展示場にて開催このイベントは”現在”美術家であり、DOMMUNE代表を務める宇川直宏の呼びかけによって行われ、総勢91組のアーティストが集結した。本イベントにダブルヘッドライナーとして、天台宗名誉住職にして小説家の瀬戸内寂聴の出演が重ねて公表され、熱狂的支持を受けた。
当時91歳の寂聴氏は、自伝的テレビドラマ『女の一代記』の放映や「ケータイ小説」に進出し、反原発を唱え「さようなら原発10万人集会」でのスピーチも行ったりとその活動が益々活性化していた時期でもあった。そんな瀬戸内寂聴氏が2021年11月9日、心不全のため、永眠。半年前には、ミャンマーで国軍が市民への弾圧を強めている状況を憂慮し、坂本龍一氏ら文化人約60人で「ミャンマーの人々に寄り添う」と宣言し、日本政府に民主主義の回復に向けた取り組みを求める共同声明を出したばかりだった。
今回DOMMUNEでは、瀬戸内寂聴氏の偉大なる業績に深く敬意を表し、2013年7月13日に幕張メッセで開催された東日本大震災復興支援イベント<FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013>での瀬戸内寂聴氏の法話の全長編を発掘し、追悼番組として緊急配信する。地上波の瀬戸内寂聴特番では、短く編集され必ず流されていたあの説法の全編(約1時間)が、この度、哀悼の意を込め、初アーカイブ公開される。<FREEDOMMUNE>のために集結した1万5,000人のオーディエンスの前で放たれた瀬戸内寂聴氏の言葉たちのすべてが、逝去された今初めて蘇生される。貴重なアーカイブとなる本配信をぜひお見逃しなく。
EVENT INFORMATION
<緊急!!>瀬戸内寂聴追悼番組 FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013
「瀬戸内寂聴 法話全長編」2013.07.13土@幕張メッセ
2021年11月25日(木)21:30〜22:30
2021年11月30日(火)23:30〜24:30
出演:瀬戸内寂聴
司会:五所純子