ジョヴァンニ・ソッリマ来日記念！コミック「僕のジョバンニ」とのコラボ記事が弦楽器専門誌「サラサーテ」8月号掲載！

今年8月に来日し、100チェロ・コンサートを行うイタリアのシチリア出身の鬼才、チェロ奏者／作曲家、ジョヴァンニ・ソッリマとコミック「僕のジョバンニ」とのコラボによる特集記事が弦楽器専門誌「サラサーテ」8月号に掲載されることに。

「サラサーテ」8月号表紙を、漫画家・穂積が描き下ろす

今回の表紙のイラスト中央に写っているのは、作者の穂積がジョヴァンニ・ソッリマを描き下ろしたものだ。現在、月刊「フラワーズ」で連載中の「僕のジョバンニ」は、チェロの音が紡ぐ二人の少年の魂の物語。作中に出てくる、作曲者兼チェロ弾きの“ジョヴァンニ・バッツォーニ”と、主人公2人の人生に大きな影響を与えるバッツォーニ作の「チェロよ叫べ」という楽曲のモデルは、ジョヴァンニ・ソッリマであり、ソッリマが作曲した「チェロよ、歌え！」である。

作者の穂積はジョヴァンニ・ソッリマが作曲した「チェロよ、歌え！」にインスピレーションを受けてこの作品を書いたと明かしている。

穂積は「ジョヴァンニ・ソッリマの「チェロよ、歌え！」を初めて聴いた時、そのドラマ性と静かに畳み掛けるようなミニマル・ミュージックの調べに魅了され“こんな漫画が描きたい！”と、筆を取ってしまった次第です。全く未知の世界だったチェロについて、勉強を重ねながら、そのあまりの深さに四苦八苦することもありますが、何か迷った時、「チェロよ、歌え！」を聴くと、不思議と次への指針を示されたような気持ちになります」とコメントしている。今回の「サラサーテ」の特集記事に、ぜひ注目していただきたい。