ゲストハウス「toco.」 「Nui.」の魅力とは。

国内ゲストハウスブーム!その先駆け的存在toco.Nui.の姉妹店“Len”が3月13日に京都でのオープンに至るまで life150324_guesthouse_4

「toco.」の宿泊建物は築90年以上の古民家、コンセプトは「90年の歴史の延長」。古民家を改装するからといって現代の設備で機能的に変更するのではなく、長い間そこにあり続けた家を引き継ぎ、日本らしい雰囲気や魅力に、宿泊者が自然に溶け込んでいくようなつくり込みになっている。また、バースペースには、宿泊者だけでなく、多くの方がそこでの時間を宿泊者と共に過ごし、ゲストや外国人と日本人と自然に触れ合うことができる。

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また、オープン当時、東京には小規模で個店形式のゲストハウスはあまりなかったが、小規模形式でのオープンはかえってよかった。スタッフひとりひとりの顔が見え、ゲストとの距離が互いに近く感じれるからだ。この空間ではスタッフも、国籍も関係ない。英語が話せなくても、スタッフが宿泊者・利用客と外国人とのコミュニケーションを自然につくってくれる。誰もひとりにならない、つながっている。そんな感覚にさせてくれる。その流動性と親密性が大きな魅力だろう。

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そして運営も慣れて来た2012年6月工事開始を開始し、9月にオープン。メンバーは蔵前で「toco.」の数倍の規模の6階建ての倉庫ビルを見つけ、そこを2号店とした。何人もの大工さんと手に触れて作ってきた過程と同じように、機械的になるのではなく人の手で丁寧な仕事をしていく、という意志を表し「手縫い」の「Nui.」と名付けオープンした。

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建物は古民家から倉庫ビルへと変わったが、「toco.」と同じく「気軽かつ、快適に泊まれるように。」という雰囲気に変化はない。1階のラウンジはバースペースの経験を生かし「自由に集い、飲み語らう空間」の重要性が打ち出されている。さらにバースペースだけではなく、おつまみから夜ご飯までまかなえるようフードを提供できるキッチンを作り、日中は美味しいコーヒーが飲めるカフェとしても営業している。

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