長野県白馬村観光局が、2017年4月4日から6日にジョージア(旧グルジア)共和国で開催された国連世界観光機関(UNWTO)の国際会議にて、白馬村がYahoo!などのIT企業と連携して取組んでいる「IT x 地方創生」の取り組みを日本代表として登壇し世界に事例を発信しました。

スキーブーム、長野五輪、低迷期を経て復活!「IT x 地方創生」Yahoo!と白馬村が取り組んでいる事例が世界へ music170420_hakuba_2-700x933

白馬村の復活

白馬村は、1980年代のバブル期と比較して観光客が半分近くまで落ち込みました。1998年には長野オリンピックを開催したにも関わらず、スキー客に至っては三分の一まで減少し、多くの宿泊施設が廃業に追い込まれる等の事態となりました。

これに歯止めをかけるべく、直近5から10年で「インバウンド観光」に力を入れた結果、冬の間に約30万人もの外国人観光客を受け入れるまでに復活しました。

白馬村とヤフーの連携協定

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更に地方創生を進める手段として、白馬村とヤフー株式会社は2015年に連携協定を締結し、ITを活用した様々な先進的な取り組み(EC・子供へのIT教育など)が開始されました。

世界で最も高齢化が進む「課題先進国」である日本が取り組む「ITx地方創生」の事例、「スポーツx地方創生」の事例として白馬村が注目され、世界中の観光機関・政府・観光関連企業などが集まる国連 世界観光機関の国際会議にて、アジア唯一の登壇者として当事例の紹介が行われました。

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