ホームレス問題について取り組む認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやいは、ホームレス問題の認知拡大を図る取り組みの一環として、ホームレスの人々が普段寝ている場所をモチーフにしたベッドを製作し、『Homeless Bed Collection』として公開してきました。その中の1台のベッドがG7サミットのNGOセンター内で展示されることが決定!
日本の「ホームレス」を取り巻く環境は、生活費の上昇や産業構造の変化、街の再開発に伴う立ち退き等により、年々厳しいものになってきています。また日本では「ホームレス」に対して、個人的な失敗や自己責任が原因でなるものという考え方もあり、支援の手が届きにくいという実情があります。
一方、このような厳しい現状とは反対に社会のホームレス問題に対する関心は下がりつつあります。こうした状況に危機感を抱くもやいは、いま一度ホームレス問題への関心を高めるための取り組み「Homeless Bed Collection」をスタート。日本でも有数の美術制作のプロの方々の手により、無機質なアスファルトや泥土、汚れたセメント、そしてネズミが徘徊する下水道の蓋といった都会の路上環境を再現したベッドが制作され、今もどこかの路上で眠る10,000人以上の「ホームレス」の人たちが普段寝ている環境を忠実に再現! 『Homeless Bed Collection』は、5月21日(土)から5月29日(日)の期間、MEGAMAX千葉NT店にて一般展示されます!
EVENT INFORMATION
Homeless Bed Collectionの一般展示
2016.05.21(土) – 2016.05.29(日)
MEGAMAX(メガマックス)千葉NT店
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