〈Draw in FUTABA〉が、ホテルプロデュースカンパニー・水星と協同で、地域ならではの異日常を体験できる新感覚のホテル「Hotel Quest -浜のでいりぐち-」の試験運用を実施した。
東日本大震災による原子力災害からまもなく14年
今回の試験運用は、浜通り地域の中でも最も長い間全町避難が続いていた福島・双葉町にて開催。双葉町は避難指示一部解除後、住民の帰還が少しずつ進んではいるものの、関係人口の創出が課題として残っている。
「Hotel Quest -浜のでいりぐち-」は、そんな双葉町を拠点として、様々な分野のクリエイターを招き、地域の可能性を描いていく活動体である〈Draw in FUTABA〉が2024年11月に実施したアイデアワークショップ「Hamadori Drawing Camp」にて、有名クリエイターたちが考案したアイデアを形にしたもの。
地域の日常に入り込む
同ホテルでは、浜通り地域で生まれている様々な活動のお手伝いを「クエスト」という形で提供。宿泊者は数ある「クエスト」の中から自分が体験したいものを選択し、浜通り地域ならではの「異日常」な体験に触れることができる。
また、福島県・双葉町で1月に実施したトライアルの様子を捉えた「Hotel Quest -浜のでいりぐち-」のコンセプト映像や、インフルエンサーによる体験映像もYouTubeにて公開されている。