1986年に開催された<FIFA、World Cup(W杯)メキシコ大会>は、神の手&5人抜きなど、話題に事欠かない大会であった。

同大会では、サッカーデンマーク代表チームが初出場した大会であり、初出場ながらグループリーグを突破。その自由さと楽観主義が相まって、ベスト16で敗退したものの、「ダニッシュ・ダイナマイト」という愛称とともに、サッカーの歴史に名前を刻み、今なお1986年の代表チームはデンマーク人からとても愛されている。

その後も、1998年フランス、2002年日韓、2010年南アフリカと、4度のW杯に出場。1992年に出場した、ユーロ1992スウェーデン大会では優勝もしているが、デンマークの調査機関、Catinétの2010年のアンケートによると「1986年のチームがベストだ」と、65%ものデンマーク人が回答している。

そんな、デンマーク人はもとより、世界で愛されたチームには、ミカエル・ラウドルップやプレーベン・エルケーア、モアテン・オルセンらが名を連ねており、西ドイツ、ウルグアイ、スコットランドとの死の組と言われたグループリーグを1位で突破。また、その勢いの反面、決勝トーナメントの初戦ではスペインに1-5で敗れるなど、プロに徹し切れない戦い方もまた、愛された理由であろう。

ヒュンメルは12年の空白期間を経て、2016年8月より再びデンマーク代表と契約。2016年ブラジル・リオデジャネイロオリンピックで戦う、デンマークU-21代表チームがヒュンメルのユニフォームに袖を通す。そして、それに先駆けた今春、定番のキャンバススニーカー「SLIMMER STADIL LOW」に、1986年メキシコワールドカップを戦ったユニフォームをモチーフにしたモデルが新登場する。ボディー全体のストライプが一際目をひくデザインで、デンマークらしい仕上がとなっている。

1986年サッカーデンマーク代表に捧げるスニーカー hummel2_780

「SLIMMER STADIL LOW」は北欧のスニーカーらしく薄底&細身のシルエットが特徴的で、コーディネイトに上品な印象をプラス。今回のストライプモデルはボトムを選ばず、様々なコーディネイトにマッチする一足。シンプルで無難になりがちなスニーカースタイルも、ストライプ柄が足元にあるだけでさりげないアクセントになり、足元を軽やかに演出してくれる今シーズン一押しのアイテムとなるだろう。

1986年サッカーデンマーク代表に捧げるスニーカー hummel4_780

1986年サッカーデンマーク代表に捧げるスニーカー hummel5_780

PRODUCT INFORMATION

SLIMMER STADIL 86 LOW

今春
¥6,000(+tax)
COLOR:RIBBON RED、DRESS BLUE
サイズ:36~43 + UNISEX SIZE

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edit by Mako Masaya