ヒュンメル(hummel)より、アメリカ中西部ウィスコンシン州マディソン市をホームタウンとし、現在アメリカ合衆国のサッカー3部リーグに相当するUSLリーグ1所属のフォワード・マディソン(Forward Madison FC/以下FMFC)のサードユニフォームが登場。
hummelから、アメリカのサッカーチーム フォワード・マディソンのユニフォームが登場
FMFCはオーナメントとして人気があり、マディソン市民の鳥であるプラスチックフラミンゴがエンブレムにデザインされていることから、「Flamingos」との愛称で市民に親しまれている。2019年のサードユニフォームが海外でも評判を呼び、一部サッカーファンには知られる存在になった。
そんなFMFCがリリースした2020年のサードユニフォームは、デジタルではなく、キャンバスに描いたアートワークからスタート。「今年の新ユニフォームにあたっては、『去年のものは越えられないだろう』、という声を何度も聞いた」と、デザイナーのCassidy Sepnieskiは語る。
「私たちは、普段から着てもらえるようなユニフォームを目指し、去年のものよりもクールで、ストリートカルチャーに根差したものにしたいと考えました」と語る彼女は、2週間悩んだ末、新しいコンセプトとともに、水に塗料を混ぜてキャンバスに塗るハイドロディプと呼ばれる手法でアートワークを作成し、その作品を使用してユニフォームを完成させた。
チームエンブレムのブルーとピンクの濃淡で表現したユニフォームには、3色のブルーと2色のピンクがシャツ全体に波紋のように広がり、泡立ったデザインに。シンクロしながらも、違和感のある相反した印象が残る一枚に仕上がっている。
新型コロナウイルスの影響でリーグ戦はまだスタートしていないが、FMFCでは5月末に2ヶ月ぶりに合同練習がスタートしている。チームのエンブレムカラーを施したこちらのユニフォームに、袖を通してみてはいかが?