カニエ・ウェスト(Kanye West)の妻で、モデルとしても活躍しているキム・カーダシアン・ウェストが自身の矯正下着ブランドに「Kimono」というブランド名を名付け、アメリカで商標登録しようとしたことから、日本の伝統的な晴着としても知られる「着物」を盗用しているとして日本人を中心に数多くの批判が集まっている件について、自身の見解を発表している。
キム・カーダシアン・ウェスト「ブランド名を変える気はない」
取材に応えた彼女は今回のバッシングについて理解を示している、と話している。また「私が設立した矯正下着ブランドは包括性と多様性に基づいています。これから起こることにとても誇らしく思っています」とブランド設立の経緯を語っている。
「Kimono」を商標登録しようとしていることについては「商標登録するのは、ブランド名としてその言葉を使う許可を得るために識別するためのものであって、単にブランドを公表するためですが、今回の場合でいえば、「Kimono」の下着を生産することや伝統的な衣服を参考にして着物という言葉を利用することで、だれかの邪魔をしたり、制限したりするつもりはありません」と説明しながらも、ブランド名を変えるつもりはないと明言している。
オンライン上ではブランド名変更を訴える請願書も
この一連の騒動を受け、オンライン上で請願書を作成できるサイトChange.orgでは現在、ブランド名変更を訴える請願書が作成されており、すでに15,000人を超える署名が集まっているようだ。「Kimono」は来月ローンチを迎える予定となっている。
日本でも過熱しているこの問題は一体どこへ向かうのだろうか? 続報を待ちたい。
KIMONO Official Website