11月3日(金・祝)から5日(日)にかけて東京都文京区・小石川植物園内を中心とした近隣地域を舞台に開催される<小石川植物祭2023>のキービジュアルが公開。また今年度のテーマ「“命名”—なぜ人は植物に名を授けるのか」を軸に90組を超える公募があり、選出された20組の出展プロジェクトが発表された。

「“命名”―なぜ人は植物に名を授けるのか」がテーマ|<小石川植物祭2023>の詳細が発表

街が植物園へやってきて、植物園が街へ広がっていく」をコンセプトに、コヴァレヴァ・アレクサンドラ+佐藤敬による建築家ユニットKASA(東京都文京区白山)が総合ディレクターを務め、植物学の研究・教育を目的とする東京大学の施設、東京大学大学院理学系研究科附属植物園(東京都文京区白山、通称「小石川植物園」)と共同で、昨年秋に初開催されたプロジェクトの<小石川植物祭>。

小石川植物園は徳川幕府が設けた「小石川御薬園」を前身に持ち、2023年前期NHK連続テレビ小説第108作 『らんまん』のモデルでもあり、日本の植物学の父・牧野富太郎が活躍したことでも知られる世界でも有数の歴史を持つ植物園の一つだ。1万人にせまる来場者を記録した昨年に続き、年間を通じて「植物」を軸にまちについて思考し、実践する場づくりを目的とした循環型のプロジェクトとして、小石川植物園内を中心とした近隣地域を舞台に11月3日から5日の3日間にかけて開催される。

建築家ユニット・KASAによる<小石川植物祭2023>、キービジュアルが公開|藤原辰史がキュレーション、約90組の公募から選ばれた20組の出展プロジェクトが発表 lifefashion231024-koishikawabotanicalfestival1

第2回となる今回は『植物考』の著者でもあり京都大学人文科学研究所准教授・藤原辰史をゲストキュレーターに迎え「“命名”―なぜ人は植物に名を授けるのか」をテーマに公募を実施。90組を超える公募があり、「対話する・EXPERIMENT/味わう・TASTE/ふれる・CRAFT/たどる・STORY/つながる・LINK」という5つの体験から構成される20組の出展プロジェクトが選出、発表された。「“命名”―なぜ人は植物に名を授けるのか」をあらわすキービジュアルはめぐるデザインの高田康代が手掛ける。「小石川植物祭 2023」の詳細、出展プロジェクト詳細は小石川植物祭のウェブページと公式instagramにて発信されている。ぜひチェックしていただきたい。

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EVENT INFORMATION

小石川植物祭2023

建築家ユニット・KASAによる<小石川植物祭2023>、キービジュアルが公開|藤原辰史がキュレーション、約90組の公募から選ばれた20組の出展プロジェクトが発表 lifefashion231024-koishikawabotanicalfestival2
建築家ユニット・KASAによる<小石川植物祭2023>、キービジュアルが公開|藤原辰史がキュレーション、約90組の公募から選ばれた20組の出展プロジェクトが発表 lifefashion231024-koishikawabotanicalfestival3

2023年11月3日(金)〜11月5日(日)

小石川植物園と近隣地域

主催:小石川植物祭実行委員会

協力:東京大学大学院理学系研究科附属植物園小石川植物園

助成:文京区社会福祉協議会Bチャレ(提案公募型協働事業)

小石川植物祭 2023 出展者公募現地説明会

2023年5月13日(土)

9:00-12:00

会場:小石川植物園(東京都文京区白山3-7-1)

集合場所:小石川植物園正門前

公式HPInstagram