酒とタバコはクズのたしなみ
クズでなくても好きな人が多い、酒とタバコ。二日酔いにならないよう飲む量を加減するなど明日の心配をしたり、世間の嫌煙ブームに押されて肩身の狭い思いをしたりしている方も多いかと思います。
「恥」、「幸」、「夢」……。酒と聞いて思い浮かべるもの。酒には無限の可能性があります。
自分の欲求に対して素直なクズはガマンなんてしません。むしろ逆風をポジティブにとらえます。
例えば……
・金がかかる⇒好きなことに金を使うのは素敵なこと。それにお金は借りられるもの! 借りた金で飲む酒はとてもオイシイです。
・体型が悪くなる⇒なんでもすぐに酒のせいにするのは悪い癖。
気持ちの持ち方ひとつで、いくらでも前向きにとらえるのがクズの精神です。だからこそ多少のアクシデントが起きても大丈夫。
講義中のスライドの一コマ。よく見てみると……
メリット(天秤の軽い方)
・人間関係が広がる ・楽しい ・ストレス解消 ・食欲が増える
デメリット(天秤の重い方)
・アルコール依存症 ・お金がなくなる ・体型がわるくなる
「酒のデメリットも実は愛すべきメリットだ」と力説していた最中、まさかの事故。……逆だ、パワポの“メリットとデメリット”の位置が逆だ。
大丈夫、まずは一杯飲んで落ち着くんだ。(ビールぐびり)
もし会社のプレゼンで資料を逆にしてしまったら、悪夢以外の何物でもありません。しかし酒を飲んだ先輩クズは、絶体絶命の状況を笑いに変えてしまいました。酒にはクズの秘められたポテンシャルを引き出す力もあるようです。
きちんとした(?)お酒についての説明がある一方で、当たり前のようにビールの空き缶が置いてある机もあります。講義中に飲酒とは、クズの中のクズ!! さすがです。
現場の図解
クズにとって大切なもうひとつの嗜好品、タバコ。コロンブスが新大陸発見をした際、原住民から友好の証としてタバコをもらいヨーロッパに持ち帰ったと言われています。まさか<クズ養成講座>でコロンブスの肖像画を見るとは思いませんでした。コロンブスも新大陸発見から500年以上たって<クズ養成講座>で、自分の顔が出るとは思ってもみなかったことでしょう。
味や香りの好みはそれぞれ違うので、ダバコの銘柄や味・印象についての意見交換会が行われました。
感想が“おいしい”って、主観的すぎませんか……?
・ラッキーストライク(アメリカ製のタバコなのでにおいもヘビーで癖があるが、その分おいしい)
・マイルドセブン(自販機やコンビニなど日本中どこでも買えるから)
・セブンスター(重めで味はおいしい)
・キャスター(一番入りやすい入門編)
・クールブースト(メントール入りのブーストがついているので二度おいしい)
・フィリップモリス(それほど癖がなく吸いやすいが販売中止になった)
筆者はタバコを吸わないのでこの話題はよく分からなかったのですが、会場の雰囲気をみる限りでは、皆がそれぞれにこだわりを持って銘柄を選んでいるようです。吸う人には違う銘柄への橋渡しを、吸わない人へは未知の世界への扉の鍵を。クズは決して押し付けることはしません。もし吸う機会があれば、と紹介してくれました。
オススメ銘柄やタバコの歴史などを熱く語る場面も