マサチューセッツ州ボストンを本拠地とするニューバランス・アスレチック・インコーポレイテッドが、アメリカ国内にある5つの工場のうち、マサチューセッツ州ローレンス工場と、メイン州ノーリッジウォッグ工場で、医療用のフェイスマスクの開発、製造をスタートした。
PPE(個人用防護具)の製造開発も
今回ニューバランス米国工場では、アメリカ国内でPPE(Personal protective equipment/個人用保護具)に対して緊急に需要が高まり続けているため、マスクの生産拡大に取り組むことに。
地元の医療機関や研究開発機関と協議しながら、フェイスマスクのプロトタイプを1週間で製造し、4月中旬までに、ローレンス工場とノーリッジウォック工場を合わせて、週に最大100,000ユニットを製造することを目標としている。
FDA(Food and Drug Administration/アメリカ食品医薬品局)の要件を満たし、この基準を必要とする最前線の医療スタッフが自信を持って使用できる製品を実現するために、現在フェイスマスクの設計と材料仕様も同時に改良を続けているようだ。
マスクの供給はアメリカ国内のみの予定で、並行して、ガウンやフットカバーなどほかのPPEの要求にも、R&Dチームと対応している。マスクが新たに供給されるまでもう少し。