ルイ・ヴィトン2022春夏メンズ・コレクションの先行発売アイテムとして、ルイ・ヴィトン、ナイキ、そしてサザビーズが「エアフォース 1 」byヴァージル・アブローのチャリティ・オークションを開催する。今回のオークションは、Sothebys.comにて、1月26日（水）から2月8日（火）の期間限定で開催される。
オークションの収益はヴァージル・アブロー「ポスト・モダン」奨学金基金へ寄付
ルイ・ヴィトンはオークションハウス・サザビーズとのコラボにより、メゾンのパイロットケースに収められたルイ・ヴィトンとナイキの「エアフォース 1」 by ヴァージル・アブロー スペシャルエディションスニーカー200足をオークションに出品する。
本オークションは、ルイ・ヴィトンが2022年1月より1年間にわたって開催を予定している一連のイベントのキックオフとなるもの。オークションの収益は、ヴァージル・アブロー「ポスト・モダン」奨学金基金（The Virgil Abloh™ “Post-Modern” Scholarship Fund）に送られる。また同基金は、ファッション奨学金基金（Fashion Scholarship Fund）とのパートナーシップのもと、黒人、アフリカ系アメリカ人、またはアフリカの血を引く学業優秀な学生の教育を支援している。
ヴァージル・アブローが生前手がけたスニーカー
本オークションで登場する「エア フォース 1」 by ヴァージル・アブローは、ルイ・ヴィトンとナイキのコラボレーションにより、ヴァージル・アブローが2022春夏コレクションのために手がけたスニーカーだ。ヴァージルは2021年11月28日に亡くなる前、ルイ・ヴィトンのメンズアーティスティック・ディレクターとして、今回のオークションやその関連イベントの立ち上げに携わっていた。同オークションは、ヴァージルの遺族と共同で開催されるものです。
200足のスペシャルエディションスニーカーは、 5-18（日本サイズ：24.5-31cm）までの幅広いサイズ展開で出品され、 最低入札価格は2,000ドルからとなる予定。貴重なカーフレザーを全面的に使用して製作されたスニーカーは、メゾンを象徴するモノグラムやダミエ・パターンが施され、天然の牛革のパイピングがアクセントになっている。
オークション限定のパイロットケースが登場
本製品は、トリヨン・モノグラムレザーを纏ったルイ・ヴィトン特製のパイロットケースに収めて販売予定だ。パイロットケースは、ルイ・ヴィトン2022春夏コレクションにも登場したアイテムで、メゾンのアーカイブをアイコニックなオレンジのカラーリングで再解釈したデザインに仕上がっている。
ホワイトメタルで仕上げられたルイ・ヴィトンのクラシックなSロックがフィーチャーされ、さらにナイキのロゴマーク「スウォッシュ」を模ったラゲージタグが付属。内部のクッション・システムにより、あらゆるサイズのシューズをぴったりと収められるこのパイロットケースは、今回のオークション限定品だ。
最低入札価格に準じた価格で店頭販売
さらにルイ・ヴィトンは、2022春夏メンズ・コレクションに登場したオリジナルスニーカー47足をフィーチャーしたエキシビションを開催。ルイ・ヴィトンとナイキの「エアフォース 1」一般発売の先行イベントとして開催される同エキシビションの詳細は、後日発表予定となっている。
また、数量限定となるスニーカーは、ルイ・ヴィトンのストアネットワークを通じて独占販売されることに。一般発売では、1月にオークションに出品されるものとは異なるカラーリングが登場し、最低入札価格に準じた価格で販売される予定だ。メモリアルな本アイテムのほか、さまざまなアプローチを試みている本オークションをぜひチェックしてほしい。
“Air Force 1”
Beaverton, OR USA
c. 1982
