フットウェアブランド、パラディウム(PALLADIUM)は、1920年にフランスで創業。キャンバス地と加硫ゴムを組み合わせた耐久性に優れた製法を開発。アッパーにコットンキャンバス、ソールにラバーを採用したブーツを開発し、「Pampa(パンパ)」シリーズはブランドのアイコン的存在となっている。近代的な作り、高品質な素材、そして、最先端のデザインは独特のアイデンティティを持つブランドとして、今日も世界中の人々から愛されている。
ネイバーフット(NEIGHBORHOOD)は、デザイナーの滝沢伸介氏によって1994年に原宿でスタート。ブランドコンセプトは「モーターサイクル、ミリタリー、アウトドア、トラッド等の要素を独自の解釈で昇華したベーシックな服作り、またそのライフスタイルの提案」。これがネイバーフットの提案するプロダクトやプロジェクトすべてのベースになっている。ライフスタイルを幅広い分野に渡り提案し、数々のブランドとのコラボや映画作品等と連動したアイテムも展開。直営店だけでなく日本国内や海外にある各セレクトショップでもネイバーフットのアイテムが取り扱われている原宿発の人気ブランドだ。
そして今回、パラディウムとネイバーフットのコラボレーションが実現にあたり、ネイバーフットのデザイナー・滝沢伸介氏がきっかけや、ディティール・コーディネートについてなどを語ってくれている。
Interview:滝沢伸介
ーーコラボレーションすることになったきっかけ。
今回のNEIGHBORHOODのコレクション内のミリタリーカテゴリーにPampa Hiがマッチすると思われたので、NEIGHBORHOOD側からコンタクトを取らせて頂きました。
ーーコラボレーションする前のパラディウムのイメージ。
長い歴史の中で完成されたアイテムをきちんと作り続けているブランド。
ーーこのモデルを選んだ理由とコラボレーションモデルのテーマ。
Pampa Hiは実際に軍で使用されてきた歴史もあり、パラディウムを象徴するモデルだと感じたため。
ーーこのカラーリングにした理由。
同素材でウェアも作っているが、ミリタリーアイテムでよく使用されるOLIVE DRAB、NAVYの両色がPampa HiIにも上手くマッチしたと思います。
ーーお勧めコーディネイト。
ミリタリーアイテムと合わせて頂いても良いし、BASICなアイテムにも違和感なく合わせることが出来ると思います。
ーーこのモデルをどんな人たちに履いてもらいたいか。
今回のアイテムは、Pampa Hiのオーセンティックな型を踏襲しつつファブリックからパーツ類、他仕様まで変更を加えているので細かな違いの分かる人に履いて頂きたいですね。
今回のコラボモデルは、パラディウムの定番モデル「Pampa Hi」をベースに、アッパー素材にネイバーフットがセレクトしたファブリックを使用。シューホールの数を通常の6個から7個に増やし、一番上のハトメはオリジナルの刻印入り。今コラボのために製作したロゴをシュータンのネームに採用。またアッパー内側にプリントし、こだわりの詰まった1足だ。国内限定200足(各色100足)で、ネイバーフット直営店・オンラインショップ、及び、国内のネイバーフッド取扱店にて販売される。
PRODUCT INFORMATION
NHPD.PAMPA HI/C-SHOES
4月上旬発売
¥17,000(+tax)
SIZE:26.0~29.0cm
COLOR:NAVY/OLIVE DRAB
edit by Mako Masaya