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PALLADIUMのパドルプラスとパラボスプラス、仕事に履いていくならどっち？快適さとファッション性を徹底比較

Life&Fashion ｜ 2020.07.16 Thu

ファッション感度の高い人々のあいだで一目置かれるフランス発祥のブーツブランド・PALLADIUM（パラディウム）。1920年に航空機専用のタイヤメーカーとして創業。フランス軍のオファーを受け、それまでのノウハウを活かしたラバーソールブーツの製造を1947年よりスタート。以来、ルーツと歴史に裏打ちされた高い機能性、そして時代を問わず愛される普遍的なデザインを併せ持つ同ブランドのブーツは、世界中のあらゆるフィールドで挑戦する人々に寄り添い続けています。

フレンチミリタリー仕込みのタフで洗練された一足は、パフォーマンスを発揮する場を選びません。特にブランドを象徴する重厚なアウトソールは、苛酷なアウトドアシーンではもちろん、ストレスフルな雨の都市、あるいはアクティブに過ごしたいホリデーシーズンで、安定した履き心地を実感することでしょう。

今回はPALLADIUMの代名詞ともいえる防水ブーツ『PAMPA PUDDLE LITE WP +（以下、パドルプラス）』と『PALLABOSSE WP+（以下、パラボスプラス）』の2シリーズをフィーチャー。

パドルプラスとパラボスプラスとは

パドルプラス
2019年春、防水ブーツ「パドルライト」がPAMPA PUDDLE LITE WP +（パドルプラス）としてリニューアル。フェスシーンでも都市でも履けるデザイン性はそのままに、透湿・グリップ力・安定性機能を追加した、雨天時のタウンユースはもちろんアウトドアシーンでもより快適に履ける機能を備えた超軽量のハイスペックモデル。ガセット使用やメンブレンを袋状に覆ったブーティー構造で雨を防ぎます。

パラボスプラス
ビジネスシーン〜デイリーカジュアルまで幅広いファッションに対応してくれる『パラボス』シリーズは、パラディウムの特徴であるアウトソールにフランス発祥ブランドらしい品性を掛け合わせた絶妙なバランスと汎用性の高さが人気の理由。軍御用達というルーツを感じさせながらも、より日常にフィットしてくれる一足。

どちらも機能性に優れ、実際に履くならどっちがいいのか悩む方も多いのではないでしょうか？本記事では、「ファッション」と「シチュエーション」の両軸からそれぞれの特徴を比較してレコメンド！自分にぴったりのPALLADIUMを見つけるためのヒントをお届けします。

比較その1：ビジカジファッション、オフィス街に合うのはどっち？

A：ビジカジにはパラボスプラスがおすすめ！

オフィスへの通勤や外での打ち合わせ、仕事後の約束－－と、とにかく忙しい都市での生活には「パラボス」がおすすめ！特にビジネスシーンで人気が高いのが、トゥーキャップのないすっきりとした印象のパラボスシリーズをベースにしたウォータープルーフシューズPALLABOSSE WP+（パラボスウォータープルーフプラス）。

本国フランスへのリクエストで実現したNEWモデルは、ブラックベースでカジュアルはもちろん、ビジネスシーンにも活躍する一足。シュータンのブランドネームは暗闇で光るリフレクター仕様。こだわりが詰まったシルエットとカラーで、ビジネスにもカジュアルにも履きこなせるデザインになっています。非吸収水性糸を採用し、防水性能がパドルプラスよりさらに向上。透湿機能も備え、内側から蒸気を放出。タウンユースはもちろん、本格的なアウトドアシーンでも活躍してくれる実用性の高いシリーズです。

比較その2：街中で履くならどっち？

A：さまざまなファッションに合わせやすいパドルプラスがおすすめ！

実用性もさることながら、ファッションとの親和性をより重視するのであれば、「パドルプラス」がおすすめ！圧倒的な存在感がありながら、どんなスタイルにもフィット。都市でも履けるデザイン性はそのままに高い機能性をキープ。70年前、フランスの外国人部隊が着用したアウトソールに防水機能が加えた、パラディウムを代表するモデルです。

定番のアウトドアMIXスタイルはもちろん、ダメージデニムやレザーといった2020年春夏トレンドとして注目される「ロック」テイストの主張が強いアイテムにも負けない存在感がパドルプラスの魅力。さらに、ワンピースやキレイ目のシャツコーデに合わせるとハズしとしていい仕事をしてくれます。ファッションを足元から格上げ。

豊富なカラー展開と併せてハイカットとローカットの 2タイプから自分らしい足元を演出、ファッションの幅を広げてくれるのも選ばれる理由のひとつです。

比較その3：アウトドアで履くならどっち？

A：たくさん動くならパドルプラス、ファッション重視ならパラボスプラス！

PALLADIUMのブーツがあらゆるシーンに適しているのは言うまでもありませんが、河原での釣りやトレッキングなど、足元が安定しない環境でのアクティビティには「パラボスプラス」、キャンプやアスレチックなど気軽に楽しめるシチュエーションではライトな履き心地の「パドルプラス」が、それぞれのポテンシャルを存分に発揮します。

「パドルプラス」最大のポイントは、軽量かつ耐久性とクッション性に優れた「LITE TECH+」採用のアウトソール。どんな環境でも長時間歩けるよう、土踏まずの下に体重を支える“シャンク（安定性）機能”を新搭載。防水構造を改良し、シャンクを加えながらも軽量感もキープしています。グリップ力も高く、デコボコ道や濡れた水辺でも安定感のある歩行を実感できるはず。足首までホールドしてくれるハイカットモデルなら、より足元をしっかりと守ってくれます。

一方、タウンユースにも適した「パラボスプラス」最大のポイントは、その軽やかな履き心地と高い防水性。非吸収水性糸を採用したことで、パドルプラスを凌ぐ防水性能を発揮。内側から湿気を放出してくれるので、シューズを履いた状態で長時間過ごすキャンプなどでも快適さを保ったまま過ごすことができます。ローカットデザインは、着脱がラクという利点も。カジュアルに合わせやすいデザインなので、リラックス感のあるアウトドアスタイルに取り入れたい一足です。

比較その4：防水性、快適性、デザイン性

ここまでは、シチュエーション別に「パドルプラス」＆「パラボス」の比較をしてきましたが、ここで改めて同2モデルの「防水性・快適性・デザイン性」について紹介します。

①防水性

パドルプラス/パラボスプラス
どちらもメンブレン（防水膜）で袋状に覆ったブーティー構造やサイドからの水の浸入を防ぐガセットタン仕様。縫い目をテープ処理することで浸水を防ぎ、防水性能をさらにアップ。流れ込んだ雨水も防ぎます。天候が変わりやすい山や水辺でのアウトドアに。

②快適性

パドルプラス
撥水性のあるアッパー生地の内側に透湿機能を備えた新メンブレン（防水膜）を採用。雨水の浸入は防ぎながら、ブーツ内部に発生した蒸気を放出。シューズ内部を快適に保ちます。

パラボスプラス
非吸収水性糸を採用し、防水性能UP。撥水に加え、透湿機能で快適な履き心地を可能にします。雨の日だけでなく、湿気や熱気がこもりやすい季節にも取り入れたいアイテム。

③デザイン性

パドルプラス
多彩なカラー展開も魅力のひとつ。組み合わせ次第でコーディネートを楽しめるので、重たくなりがちな冬コーデにも、夏のアースカラーやリラックス感のあるコーディネートにも最適です。ハイカット/ローカットの2デザインから、お好みで選べるところも◎。

パラボスプラス
スニーカータイプのデザインで、タウンユースにぴったり。ブラックベースのNEWモデルは、ビジネスシーンでも活躍する一足。ひと目でPALLADIUMとわかるアイコニックなアウトソールとシンプルなデザインの絶妙なバランス感がファッションにアクセントをプラスします。

自分にあったPALLADIUMでファッションも仕事も遊びも楽しもう！

ビジネス・カジュアルには「パラボス」、よりファッションを楽しみたいなら「パドルプラス」！もちろん、防水性はフレンチミリタリーのお墨付き。機能性の高さ、デザインディテールにも老舗ブランドとしてのこだわりと誇りが詰まっています。365日、オンもオフも自分らしく楽しむ人へ、PALLADIUMのブーツをおすすめします。

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Text by Misaki Nonaka

PAMPA PUDDLE LITE WP +
パンパパドルライトウォータープルーフプラス
Unisex ¥14,904（税込）