Innovators Session #1 “Next Leaders”
登壇者
パナソニック株式会社 濱松誠さん
東日本旅客鉄道株式会社（JR東日本） 村上悠さん
富士ゼロックス株式会社 大川陽介さん
TBWA HAKUHODO QUANTUM アクセラレーター事業責任者 井上裕太さん
1stセッションでは、＜しんびじ＞の顔ともいえる、次の時代を担うリーダーの皆さんが勢揃い。ひとつの組織のなかで起こすイノベーション、その苦労話から内緒の話までといった「ここだけでしか話せない裏話」がお題。ネクスト・リーダー勢による「ナイショ話」、気になりますね〜〜！ 会場限定でのナイショ話になるのであしからず、ここのレポートでは、皆さんが起こしている興味深い活動にフォーカスしていきますっ。
最初に登場したのは、パナソニック株式会社の濱松誠さん。今回も大阪からの参戦です！ セッションでは、まず、濱松さんが2012年に立ち上げた有志の会One Panasonicを紹介。「人・組織・風土」の活性化や、社内外を巻き込んだオープンイノベーションに取り組んでいます。そして、濱松さんのポリシーである「やるか、絶対やるか」のメッセージは、オーディエンスの皆さんの心に深く残すものがありました！
お次の登壇者は「遊ぶように働き、働くように遊ぶ」という社会人の生き方、働き方を提案するteam Fantasy-sta.を主宰しているJR東日本の村上悠さん。JRが誇る駅＝ステーションで、自分たちのやりたいこと＝Fantasyを実現しようというのが、このチーム名の由来。例えば地方にいる「想いのあるヒト」と一緒にイベントを起こしたり、自社のことを研究する勉強会を開いて、新たなプロジェクトを生み出したり。
大きな組織のなかでも「とにかく始めてしまう」がモットーである村上さんだからこそ、地域の人びとを巻き込んで、誰もが思わず参加したくなるようなファンタスティックな企画を起こすことができるんですね！
3番目には、富士ゼロックス株式会社大川陽介さんのプレゼンテーション。実はただいま育児休業中の、4歳と３週間の娘さんのパパという一面も持っていらっしゃいます！ 仕事も人生も楽しむための有志ゆるネットワーク・秘密結社わるだ組を立ち上げ、社内外の壁を超えた活動して4年になります。立ち上げ当初は「数年後には会社を変える、会社を動かすことができる信頼できる仲間が欲しかった」というのが本音だったそうです。会社内の対話会を開催して「ぶっちゃけ話」をする機会を作ることからスタート。そうしてできた社内の繋がりが最大の収穫だったとか。社外での活動には、先ほどの濱松さんも参加するという＜しんびじ＞外の繋がりが……仲良いんすね！！
最後はTBWA HAKUHODO QUANTUMアクセラレーター事業責任者の井上裕太さん！ ＜しんびじ＞には毎回メガネ着用で出席。今回は気合を入れるために蝶ネクタイまで稼働、気合の入り方が凄いです（笑）。「スタートアップベンチャーの革新的なアイディア」と「大企業のパワー」を合わせて、新事業を生み出すー事業を立ち上げ活躍中です。なんと！ 現在某電機メーカーと進行中の貴重な「秘密の話」も、この場で初公開していただきました（ヒ・ミ・ツ）！
そして自らのプレゼンテーション途中に、他の3人に「事業立ち上げについての秘訣、難しさは？」 と、まるでモデレーターかのように質問をぶつけまくり、会場を盛り上げていました。これぞ＜しんびじ＞！！
次ページ：Innovators Session #2 “New Work Styles”
