白熱! トークセッション!
まずは各界の著名イノベーターらによるトークセッションがスタート。
photo by Kohichi Ogasahara
左から、伊藤氏、吉田氏、北川氏
左から、伊藤氏、吉田氏、北川氏
最初のセッションには北川竜也氏(株式会社三越伊勢丹ホールディングス 秘書室 特命担当 部長)、吉田雄人氏(横須賀市 市長)、伊藤羊一氏(ヤフー株式会社 ピープル・デベロップメント統括本部 Y!アカデミア本部 本部長)の三氏が登壇! 型破りな、しかしながら強く惹かれるプレゼン等には脱帽!
伊藤羊一氏はトークセッションの来場者に向けて「何でもクオリティを先に考えるのではなく、量が質を生むと考える。やみくもに人と会う、そうすれば人は集まる。イノベーションは人からしか生まれない。」と主張。
それを受けて、吉田雄人氏は「量的な変化が質的な変化に変わる瞬間がある。努力の量や人と出会う量はいつしか質的な変化に繋がる」と賛同。
北川竜也氏も、「ゼロから1を作る人が報われる社会を作って、新しい者を具現化できるフィジカルな場所を作りたい」と自身の意気込みを語りつつ、「いかに失敗を重ね、それに耐えられるか」と来場者を激励。
北川氏
photo by Kohichi Ogasahara
左から、伊藤氏、吉田氏、北川氏
左から、伊藤氏、吉田氏、沼田氏、北川氏
「“俺の”イノベーション」をテーマに各氏の取り組んでいることへの思いの強さに圧倒されました。
次のディスカッションには石川明氏(新規事業インキュベータ 石川明事務所代表)、佐宗邦威氏(イノベーションプロデューサー、biotope代表取締役)、秦充洋氏(株式会社ミレニアムパートナーズ 代表取締役)が登場。
photo by Kohichi Ogasahara
左から、秦氏、佐宗氏、石川氏
今回のテーマは①イノベーションのための心構え、②イノベーションを起こす上で欠かせないモノという、「イノベーションの起こし方」でした。イノベーションのプロの方が語るこのセッション、来場者の方も共感・納得の表情で、真剣な姿勢で聴きこんでいました。
石川明氏は「イノベーションは不の解消」と定義し、「誰かの持っている不を解消することが事業を行うこと」と展開しました。
秦充洋氏も、「お客さん目線の『不』を見つけられる人がイノベーションを起こしやすい」と賛同し、そのためには、「こうなったら良いよねっていう、あるべき姿、を自分の中に持つことがこつである」と力説。
また、佐宗邦威氏も「ニーズや疑問に対して、自分がどう思っているのか、本当にそれをどうにかしたいのか、というモヤモヤ感を大事にすべき。このモヤモヤ感を受け止めて処理できればパワーが生まれる」と語られました。
佐宗氏
photo by Kohichi Ogasahara
左から、秦氏、佐宗氏、石川氏
左から、秦氏、佐宗氏、沼田氏、石川氏
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