ユニセックス・ブランドとしてスタートしたSTOFが、20周年という節目を迎えるに当たり、原点回帰ともいえる＜Rakuten Fashion Week TOKYO＞にて、映像というフォーマットを通して最新コレクションを発表。
祭りの前の高揚感を表現、民謡クルセイダーズ参加のSTOF 2024SSコレクション公開
今回のテーマは「VOORPLET!」。翻訳しにくいことで知られるオランダ語で「楽しいことが行われる前のワクワク感」を意味している。デザイナー・谷田浩は、「ファッションに必要なのは“ユーモア”と“高揚感”だ」と考えており、祭りの前の高揚感をテーマとした全28ルックを制作した。日本民謡とラテン音楽を融合させ、現代版に再構築させたグループ・民謡クルセイダーズとタッグを組んだ映像作品は、最新ルックに身を包んだモデルたちが踊り、獅子舞も披露される。
ビデオディレクターには、振付師としても活躍するホナガヨウコ、スタイリングはあいみょんなどを手掛けるスタイリストの二宮ちえが担当する。「人種、性別や年齢を超えて、無駄を愛する余裕とユーモアを持った人たちに届けたい」という思いのもと、長年に渡り服作 りを行ってきたSTOF。亜細亜的混沌とユーモアのバランスが混じり合うミクスチャーの世界、単なるショービデオとは一線を画したSTOF独自の世界観を目撃してほしい。
