バックカントリースキーに、ベースキャンプに、雪上キャンプ……。特に寒暖差の激しい山間部では、テントの存在が命綱となりますので、耐久性はもちろん軽量性、組み立てやすさなども意識したいところですよね。そこで今回は、タフなシチュエーションにも耐えうる海外ブランドを中心に、最新の機能派テント&タープを8点をピックアップしてみました。
組み立てラクラク! キューベンファイバー素材を採用したピラミッド型テント
Hyperlite Mountain Gear『UltaMid 4-Person』
過去に“ベストウルトラライトパック”も受賞したHMGのテントは、「CF8」と呼ばれるキューベンファイバー素材を採用して590gの超軽量&防水性を実現。ワンポールのピラミッド型だから組み立てがラクラクで、短編側が出入口に設定されていることから複数人の利用時に表側・裏側を区別する必要がなく、内部への出入りもスムーズです。バックカントリーはもちろん、野外フェスやキャンプでも活躍間違いなし!
INFO:Hyperlite Mountain Gear
すべての機能を網羅した、ハイエンドなドーム型自立式タープ!
Henolix『ノナドーム 4.0』
以前ご紹介したチェアが野外フェスで大人気となっているヘリノックスから、なんとドーム型自立式タープが登場!チェアと同様に高性能ポールで知られるDAC社の次世代テントポールを採用し、7.5kgという軽さと耐久性を実現しています。快適な室内空間や組み立ての容易さは言うまでもなく、9角形にデザインされた形状は、どの方向からの風にも耐えるタフさで荒天もへっちゃら。欲しい機能をすべて網羅したハイエンド・モデルです。
INFO:モンベル
20人規模のベースキャンプを想定した、超強度のシェルター
SLING FIN『BFD』
サッカーボールのようなデザインが目を引く、超巨大ドーム型テント。20人規模のベースキャンプを想定したサイジングで、二酸化チタンでコーティングされた生地は、なんとエベレストでの使用に10年も耐えるんだとか。15本のポールで組み上げる骨格は突風が吹いてもビクともせず、災害時にも活躍必至。これはもう、テントではなく“シェルター”と呼んでしまって良いかもしれません。