「読んで」とばかりにずらりと並ぶタイトルたち。静かに響く足音。紙とインクの匂い。本屋に行くとなぜあんなに落ち着き、そして同時にワクワクするのだろうか。こんな思いに共感するブックショップラバーなら是非訪れたいスポットが、ロサンゼルス・ダウンタウンにある。

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『The Last Book Store』

かつて20年近くに渡りインターネットで車や洋服など様々なものを売っていた、オーナーのジョッシュ・スペンサー氏。中でも古本の販売が人気で、2005年にダウンタウンの小さなロフトでブックストアをオープン。たちまち評判となり、2011年には10万スクエアフィートにもなる現在のビルディングに移転した。『ザ・ラスト・ブックストア』という店名は、その名の通り「最後の本屋」という意味。何でもオンラインで手に入り、実際に本を持たずともスクリーン上で小説も読めてしまうこの時代。あえてそれに逆らって古本屋を続けていくことに、皮肉を込めてつけた名前だとか。

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★本だけでなくレコードの掘り出し物にも出会えるかも?!

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