メゾン ヴァレンティノ(MAISON VALENTINO)が日本時間7月6日(木)、フランスのシャンティイ城で、2023-24年秋冬オートクチュールコレクション ‘アン シャトー(UN CHÂTEAU)’を発表した。
MAISON VALENTINO、シャンティイ城でオートクチュールコレクションFW2023/2024「UN CHÂTEAU」発表
舞台は、アイデア、表現、メタファーとしての場所。ザ シャトー(特定の城)ではなく ‘アン シャトー(ある城)’。特定の地域にも時代にも属さない場所でありながらも、人生観の表現であり、分析され、疑問を投げかけられ、再定義されるべき象徴としてショーのステージは開かれた。かつてはエリート主義や地位の象徴であったシャトーは、今日、その歴史を否定し、新たな意味合いを持ってそこに存在する。名前のない普遍的なシャトーはどこにでも、だれのためにでも存在するができ、新しい平等という、美や個性、自由を称える公共の場として表されている。
ショーには、俳優のフローレンス・ピューやソン・イェジンら、各界で活躍する数々のセレブリティが来場した。
エコファーや流れ落ちるようなクリスタルジュエリー、トロンプ・ルイユの気が遠くなりそうなビーズワークが施された新しいデニム構造。日常から非日常へ彩るような、その機能と意匠から情熱と哲学を感じさせるアイテムが並んだ本コレクションをぜひチェックしてほしい。