海外では、継続した平和への祈りや、過去や世界中で現在も起こっている未曽有の出来ごとに対し、哀悼の意を、スポーツを通じて表すことは少なくない。昨年、未曾有の惨事から70年を迎え、hummel(以下、ヒュンメル)は、平和を祈り続けてきたV・長崎と平和を祈念したユニフォームをV・ファーレン長崎(以下、V・長崎)と共に作成。

昨年の平和祈念ユニフォームは、CNNや、INDEPENDENTなど、フットボール専門メディアならず、数多くの欧米メディアでも紹介され、「子どもと一緒に平和について考えるきっかけになった」、「戦争について考える日が1日増えた」という前向きな声が多く上がり、スポーツが平和に対してできることとして、国内でもひとつのあり方を示した。

被爆71年。V・ファーレン長崎が今年もユニフォームで平和を祈る v_varen_hummel_heiwakinen_banner780

今年もヒュンメルはV・長崎と哀悼の意を込めて、平和祈念ユニフォームの作成を発表。V・長崎イレブンは、7月末から8月のホームゲームに平和祈念ユニフォームを着用することで、例年よりも少し長く、家族や友人と平和について立ち止まり考える時間を作ってもらえればと考えていると発表している。

また、現役時代にサンフレッチェ広島でプレーした高木琢也監督は、「昨年に引き続き、ホームゲームにおいて『平和祈念ユニフォーム』を着用することとなりました。今年は長崎を人類最後の被爆地とする“ナガサキ誓いの火”が灯された『ナガサキ誓いの火・灯火台』をモチーフとし、昨年に引き続き長崎の平和のシンボルである『平和祈念像』がデザインされています。同ユニフォームを着用してプレーする姿を見て、1人でも多くの皆さまに平和への思いを深めていただき、これからの世代へ平和の尊さを伝えていくことができればと思います」と語った。

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今回の平和祈念ユニフォームのデザインモチーフは、長崎の平和を象徴する「平和祈念像」と長崎を人類最後の被爆地にという願いを込めた「ナガサキ誓いの火・灯火台」。シャツの前面には、平和祈念像をプリント。原爆の脅威を表す右手を中心に据え、天を指す指先に陰影をつけて強調したデザインとなっており、左右の異なるカラーを切り裂くように下から上へと昇るような光を、指先に合わせることで、過去から未来へと平和の光を照らし続けていくことができるようにという願いを込められているという。

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フィールドプレイヤーのユニフォームカラーは、この聖火をイメージしたオレンジとイエロー。ゴールキーパーの緑と黄緑は、焦土と化した長崎の地から再生した緑の木々。両肩に配置したシェブロンラインのカラーは、灯火台にデザインされた大地から芽生える9色をグラデーションで表現。

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長崎の象徴とも言える平和祈念像と、スポーツと長崎の人々の平和を願う気持ちがひとつになったナガサキ誓いの火・灯火台をデザインした被爆71年目の平和祈念ユニフォーム。スポーツを楽しむことのできる平和な社会に暮らしている今を振り返り、平和の尊さを忘れずにいるための想いが、この1枚のユニフォームシャツに込められている。

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EVENT INFORMATION

2016明治安田生命J2リーグ第26節 vs FC町田ゼルビア

2016.07.31(日)
KICK OFF 18:00

2016.08.14(日)
KICK OFF 18:00

2016.08.21(日)
KICK OFF 18:00

※平和祈念ユニフォームの着用は、V・長崎が7-8月に開催する3回のホーム、長崎県立総合運動公園陸上競技場での試合限定。

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PRODUCT INFORMATION

平和祈念ユニフォーム

2016.07.31(日)
¥14,040(tax incl.)
受注予約販売 2016年6月4日(土)15:00~6月8日(水)21:00まで

※一般販売フィールドプレイヤー用、ゴールキーパー用、それぞれ各サイズ・枚数限定
※一般発売は着用ゲームの第一試合目7月31日の町田戦のスタジアムより。

クラブオフィシャルオンラインショップ
V・ファーレン長崎 ココウォークサテライト 三菱電機スタジアム
長崎市茂里町1-55みらい長崎ココウォーク5階エンターテインメントフロア内

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edit by Mako Masaya